このコーナーでは，近刊 あるいは 追加の文献を紹介します
- 久米島ホタレンジャー・久米島ホタル館 (2018) 2017年久米島ホタレンジャーの活動記録．久米島博物館紀要 18: 79-95 ＜2018年7月掲載＞
- John Alcock (2018) Male fireflies (Photinus pyralis (Linnaeus) and Photinus sabulosus Green) are at special risk of capture by spider predators and are then stolen by Kleptoparasitic fireflies in the genus Photuris Dejean (Coleoptera: Lampyridae). The Coleopterists Bulletin 72(2,): 347-350; https://doi.org/10.1649/0010-065X-72.2.347 ＜2018年7月掲載＞
- Channarong Sartsanga, Akarapong Swatdipong and Ajaraporn Sriboonlert (2018) Distribution of the firefly genus Pteroptyx Olivier and a new record of Pteroptyx asymmetria Ballantyne (Coleoptera: Lampyridae: Luciolinae) in Thailand. The Coleopterists Bulletin 72(1): 171-183; https://doi.org/10.1649/0010-065X-72.1.171 ＜2018年7月掲載＞
- Channarong Sartsanga, Pornchanan Chanchay, Sunadda Chaovalit, Lesley A. Ballantyne, Akarapong Swatdipong, and Ajaraporn Sriboonlert (2017) Australoluciola thailandica Sriboonlert, Swatdipong, and Sartsanga, new species (Coleoptera: Lampyridae: Luciolinae) from Thailand: First record of the genus Australoluciola Ballantyne from Southeast Asia. The Coleopterists Bulletin 71(4): 727-732. 2017; https://doi.org/10.1649/0010-065X-71.4.727 ＜2018年7月掲載＞
- 滋賀県米原市・滋賀県米原市教育委員会・鴨と蛍の里づくりグループ (2018) 2017(平成29)年度 研究紀要（第29集）「鴨と蛍とさぎ草のまち」44 pp. ＜2018年7月掲載＞
- 槇原寛 (2017) 石垣島中央部森林地帯で２月下旬に採集されたイリオモテボタル（短報）．さやばね ニューシリーズ 27: 16. 日本甲虫学会．【マレーズトラップにより同種雄を採集】 ＜2018年7月掲載＞
- 保科英人 (2017) 近現代文化蛍学．さやばね ニューシリーズ 26: 38-46. 日本甲虫学会．【現代(戦後昭和〜平成)サブカルチャーにおける事例，新聞記事を主要資料とした近代(明治〜大正期)の事例を文化蛍学の話題として紹介】 ＜2018年7月掲載＞
- 高見明宏 (2013) 日本産河川棲カワニナ属3種の核型．Venus 71(1-2): 97-103．日本貝類学会．【クロダカワニナ Semisulcospira kurodai（兵庫県篠山市産），ハベカワニナ S. habei（滋賀県大津市産），ナンゴウカワニナ S. fluvialis（京都府宇治市産）について，エアドライ法による染色体数及び核型の検討を行った結果を報告】 ＜2018年7月掲載＞
- 高田兼太 (2011) 甲虫と人類の文化−ホタル科の文化昆虫学概説．さやばね ニューシリーズ 2: 25-31. 日本甲虫学会．【世界と日本における人間文化に対するホタルの役割について概説】 ＜2018年7月掲載＞
- 馬谷原武之 (2010) 日本大学生物資源科学部周辺域におけるホタル類モニタリング．日本大学生物資源科学部博物館報 19: 151-155 (2010年3月)．【要旨（本文に要旨がないため著者が作成）：神奈川県藤沢市日本大学生物資源科学部周辺域のT谷戸およびI谷戸においてゲンジボタルの生息状況,定点におけるカウント調査を行なうと共に，ホタル幼 虫の食性推定の可能性について検討を行なった。両谷戸とも6月上旬から中旬にかけて確認個体数のピークを迎える傾向を示し，調査時間内での19:40-45に発光個体数のピークが見られた。生息環境によってさまざまな物を餌としている可能性があるホタル幼虫の食性について，T谷戸のゲンジホタル成虫とカワニナ,落葉や底質の炭素,窒素同位 体比の値を求め，今後の安定同位体比分析によるホタル幼虫の食性推定の可能性について検討をおこなった。】＜2018年7月掲載＞
- 今井英夫 (1956) ホタルはなぜ光る−ホタル発光と種々の発光現象との関係−. 遺伝 10(7): 51-53. 裳華房．＜2018年7月掲載＞