全国ホタル研究会情報交換34 ホタル情報館

ホタル情報館　（ホタル情報交換　35：24-26，2013年）

2013年5月17日掲載

◇ ホタル関連文献目録追加

【ホタル関連文献：科学系】

後藤好正（2012）神奈川県横浜市におけるゲンジボタル在来個体群と移入個体群の同時明滅周期について．豊田ホタルミュージアム研究報告書,（4）: 19-26.
川野敬介（2012）ゲンジボタルの交尾行動と光以外の配偶者選択に関与する要素．豊田ホタルミュージアム研究報告書,（4）: 7-18.
川野敬介（2012）野外生息地におけるクロクシヒゲボタル♀成虫の発見と交尾状況の観察．豊田ホタルミュージアム研究報告書,（4）: 65-66.
川野敬介（2012）発光部位が多いゲンジボタルの♀成虫．豊田ホタルミュージアム研究報告書,（4）: 69-70.
川野敬介（2012）近年目撃されたホタル合戦２例．豊田ホタルミュージアム研究報告書,（3）: 111-112.
KAWASIMA，Itsuro（2012）Female of Cyphonocerus watarii Sato, 1991 （Coleoptera, Lampyridae，Cyphonocerinae） from the western Honshu, Japan. Bull. Firefly Museum of Toyota Town, （4）: 1-6.
大場信義（2012）こころも育つ図解ホタルの飼い方と観察．ハート出版. 　［2004年に出版された『図解・親子で楽しむホタルの飼い方と観察』の改訂新版］
山岡　誠（2010）ゲンジボタル，ヘイケボタルとクロマルハナバチの関係．わたしたちの自然史,（111）: 11. 北九州市立自然史・歴史博物館.

【ホタル関連文献：保護・再生ほか】

久米島ホタレンジャー（2011）2010年久米島にホタルを呼びもどすためのこどもホタレンジャー調査活動　クメジマボタルとサワヘビがすむ森や川・湿地の保護を知らせたい・守り隊．久米島自然文化センター紀要,（11）: 47-63.
久米島ホタレンジャー（2012）2011クメジマボタル復活，新たな試練とホタレンジャーの挑戦．久米島自然文化センター紀要,（12）: 25-34.
守れホタル・ジュニアーズ（2010）2009年久米島にホタルを呼びもどすためのこどもホタレンジャー調査活動．久米島自然文化センター紀要,（10）: 61-72.
大場信義（2011）小中学校地域連携のホタルの里づくり. New Entomol., 60（3,4）: 59-64. 信州昆虫学会．
大場信義（2012）横須賀市における小中学校地域連携のホタルの里づくり一馬堀中学校と走水小学校の事例－．昆虫と自然, 47（2）: 4-9. ニューサイエンス社．
大場信義（2012）都市河川の再生とホタル．新横須賀市史（通史編）．横須賀市．
矢島　稔（2012）目本の昆虫館－戦前と戦後のあゆみ．東海大学出版.　［七章ホタルヘの挑戦と夜の皇居］
矢島　稔（2012）ゲンジボタルの生態系復元に関する研究－皇居に蛍を定着させた経緯－（1）.昆虫と自然, 47（13）: 4-9. ニューサイエンス社.

【ホタル関連文献：団体出版物】

【ホタル関連文献：民俗】

【ホタル関連文献：文学誌】

鈴木健一編（2012）鳥獣虫魚の文学史日本古典の自然観３．三弥井書房. 　［「王朝物語が描いた蛍（大井田晴彦）」が収録されている他、「『枕草子』「虫は」段を読む（西山秀人）」「五百崎虫の評判（吉丸雄哉）」でホタルがふれられている］
鈴木健一（1998）江戸詩歌の空間．森話社. 　［前述「鳥獣虫魚の文学史」に関連した「蛍能の文学史」が収録されている］

【ホタル関連文献：文学】

芦辺　拓（2006）黒死病館の蛍．探偵と怪人のいるホテル．実業之日本社. 　［大阪の町中でホタルを見た私が宿の女将にその話をすると、女将はかつてそこは黒死病患者の隔離されていた島であったこと、その島で起こった事件を語り始めるという幻想文学作品］
司　凍季（2010）地獄螢．小野高速印刷. 　［フィリピンに入植した祖父とそこへ嫁いだ祖母の体験を元に、日本人入植者の視点から戦前から戦中の避難行を描いた戦争文学．作中にホタルの木が描かれている］

【ホタル関連文献：文学（ミステリー）】

（全国ホタル研究会　編集委員長）