ホタル関連文献目録:和文編 ネット上要旨集(2014年版 ver.2)

近年,雑誌によって閲覧可能な論文の増加や機関レポジストリの整備等により自由に見れる文献も増えてきました.
研究・勉学の至便のため,インターネット上で所在が確認できたホタル関連の和文文献について,多くのものにその要旨を再録し,本文へのリンクを付しました.
ここでは,Google Scholar により,検索されたもので表示された記述の一部も抜粋して掲載しています.

Google Scholar により検索した語: 「ボタル」「ボタル」「ほたる」「ほたる」「蛍」「カワニナ」
なお,検索されたものから,「ルシフェリン・ルシフェラーゼ関係(化学)」「アルゴリズム」「ホタルカミキリ」「植物」,および書籍関係を除きました.
また,講演要旨の多くのものを除いた.

文献の著作権: 各文献の閲覧や利用にあたっては,その著作権等に留意ください.
 
アクセス制限: ご利用のPCの設置場所によってはアクセスできない場合もありますので,予めご了解ください.
 
文献の分類: ここでは内容のカテゴリーを以下の7項目に分別して並べています.
 ◇ 生態・・・保全・飼育技術,カワニナ,ミミズ,薬害,環境影響評価,気候
 ◇ 遺伝・形態・分類 
 ◇ 分布 
 ◇ 発光・・・ルシフェリン・ルシフェラーゼ
 ◇ 教育・・・学校ビオトープ,環境学習,文化
 ◇ 保全活動・・・地域活動,社会活動,政策,移植指針
 ◇ 効用,その他・・・言語,文法
これらの項目にまたがるものもあります.
 
表示内容: 文献は,年代の新しいものから古いものへ並べてあります.
文献のタイトル,著者,出典,要旨(Abstract),キーワード,および本文のリンクを掲載しています.
また,内容の一部を,Google Scholarにおいて検索された文字列を参考に【】内に示しています.
著者名・要旨などにはPDFファイルをテキスト化したものもあり,文字化けしている場合もあります.
 
文献の検索: 著者名,タイトルや要旨内の語句の検索には,ブラウザの検索機能を利用ください.
 
その他: 要旨が英文の場合もあります.
文献の利用・引用にあたっては,かならず本文を参照ください.
各サイトの安全性については,利用者自身の責任において確認ください.
 
主な更新履歴  2014 Jul 掲載件数: 2014年7月18日現在 321件.
2014 Nov ver.2,全国ホタル研究会誌掲載のもの(タイトルのみ)を本リストに加え,掲載件数=849件.
 
この頁について  制作者 : 遊磨正秀(龍谷大学理工学部環境ソリューション工学科)
公開日 : 2014年11月 吉日
この頁に関する質問,要望は <こちら> まで    ==> 全国ホタル研究会





< 生 態>
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他

[2014年] 水の環境学 河村則行 (2014) ==> [講義資料PDF]
[本資料は、名古屋大学の教員河村則行によって作成され、名大の授業Webサイトに掲載された「水の環境学」(2013)から講義資料のみを登録したもの]
【...施設の指針 ○遊水地の整備 水辺環境 自然にホタルが飛び、在来種が繁殖する親しみやすい水辺の創出 岡崎在来の豊かな自然とふれあえるまちをつくる ○ホタルの保護・飼育活動 ○多自然川づくり ○魚の遡上 を阻害する構造物の改修 ○水辺の竹外駆除 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2014年] ゲンジボタル成虫の野外での生残率と気候 遊磨正秀 全国ホタル研究会誌 47: 7-10 (2014)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2014年] 志賀高原石の湯ゲンジボタルの生態 - その4 成虫の活動温度 - 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 47: 18-25 (2014)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年]
学会員外
有料
千葉県北東部の谷津田における水生ホタル類の生息環境要素の抽出 棗田孝晴,松田武也,遊磨正秀 保全生態学研究 (日本生態学会) 18(1): 91-99 (2013-05-30) ==> [本文PDF]
要旨:千葉県北東部の谷津田の水辺域17地点において、2010年6月〜9月にかけて、水生ホタル類(ゲンジボタルとヘイケボタル)の生息の有無と生息環境要因の調査を行った。調査を行った16の環境要因のうち、カワニナ個体数と水路壁の勾配の2変数でホタル生息地-非生息地間で有意差が見られた。重回帰分析の結果から、堆積物の深さと溶存酸素の2変数がカワニナ個体数に正の影響を及ぼす説明変数として選択された。主成分分析で選定された13項目の変数候補を基にしたロジスティック回帰分析から、水生ホタル類の生息の有無を分ける環境要因として、溶存酸素と水路壁の勾配の2変数が抽出された。水生ホタル類の幼虫期の生息環境を整備する上で、溶存酸素の供給が期待できる低い堰板の挿入や、終齢幼虫の上陸と潜土を可能にする緩勾配の土壁護岸への改善が有効と考えられた。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 水循環型小規模ビオトープでのゲンジボタルの成虫化に関する実証的研究 高橋政稔,大越翔平,片岡輝之 名城大学理工学部研究報告 (名城大学理工学部) 53: 83-89 (2013) ==> [本文PDF]
Abstract: In the urban area we developed seeking convenience and comfort since rapid economic growth of the late 1930s. As a result, environmental problems are serious now. Biotope is one of the ways of nature restoration. In particular, to take interest in the biotope of Luciola cruciata. However, wehavenodate for creating biotope of Luciola cruciata now. Therefore, we want to make date for creating biotope by performing Laboratory experiments.As a preliminary step, examined the possibility of the emergence of Luciola cruciata in the Lab. I created two types of biotope and planted 37 larvae of Luciola cruciata. After that, I was able to identify 9 imagines during the April 23 April 11. However, this is about a month faster than general emergence period. Result of examination, pupal period of lab's Luciola cruciata was about a month faster than general pupal period. Therefore, it is considered that Luciola cruciata was faster emergence.
Key words: indoor biotope, Luciola cruciata, Semisulcospira, pupal period
【...本研究は,都市および近郊で失われた水辺の生物多様性を回復することを目的とする.先ず名城大学内に試験的に施工(写真―2)した水循環型小規模ビオトープにおいて,自然環境に敏感に反応し易いゲンジボタルの育成と,水循環型小規模ビオトープでも生物環境への維持と可能性を追究した.また室内での小型水槽でホタル育成の実証的な追求を行った.その結果を基に屋内外におけるゲンジボタル,またそれを取巻くその他の生物の成育環境に適した条件を探求し,屋外でのビオトープの復元創作・維持・管理等々に寄与させるため,その一部の研究成果をまとめた....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] ゲンジボタルの地域変異について3 第3報 2012年に採集されたヒガシゲンジボタル7地点の計測結果と今までのまとめ 今坂正一 陸生ホタル研 (陸生ホタル生態研究会) 48: 1-29 (2013) ==> [本文PDF]
【...前2回で、ゲンジボタル Luciola cruciata Motschulsky の♂交尾器の変異について、鹿児島県〜群馬県までの23地点の変異の計測結果を報告しました。その結果ゲンジボタルには、閨東を境に東北日本と西日本で性格の異なった2つの個体群が存在することが解り、仮に前者をヒガシゲンジボタル、後者をニシゲンジボタルとして区別しました。今回は、さらに、計測データの少ないヒガシゲンジボタルについて、地元の研究者.同好者に御願いしてサンプルを提供して頂き、福島県〜青森県の7地点において採集されたゲンジボタル成虫54個体を計測しました。前回同様早については、体長と体幅以外の計測ができませんので、今回も早を除く 54♂について、体長やd交尾器の各部分などを計測し、その変異を調べてみました。...全体としては、クメジマボタルの実測を行うまでは正確な判断は出来ませんが、現状での私の感触としては原記載付図の概形も含めてニシゲンジの方により近い感じがします。また、クメジマボタルが独立種と判断されるならば、ヒガシゲンジのd交尾器の変異はそれ以上に違っている部分が多々あり、別種と判断すべきと思います。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 松本市庄内ホタル水路におけるヘイケボタルの保全; 水路中・下流域でホタル幼虫密度が低い原因の解析 奥村知祥,藤山静雄 信州大学環境科学年報 35: 76-84 (2013) ==> [本文PDF]
摘要:松本市庄内ホタル水路での2009年の調査では,水質環境はヘイケ幼虫の生存に十分に良いものであった.上流域にはヘイケ幼虫がかなり見られたが,中.下流域では見られなかった.この原因を解明し,中•下流域でヘイケ幼虫の生息密度を上昇させる目的で研究を行った.
 各地点で動物相調査を行ったところ,表1に示した動物がみられた.中•下流域ではヘイケ幼虫は低密度で,シマは高密度,コモチは低密度で生息していた.中•下流域の幼虫の餌となる巻貝の生息密度が低かった原因を解明するため,マルタニシを中.下流域に放流した.その際,一部を捕食防止網内に入れて放流し,直接放流したものと生存率の比較をした.その結果,網内のマルタニシの生存率は高かったが,直接放流したものは,ほとんどが捕食され死亡した.
 また,2009年から2012年の動物相調査の結果を詳しく分析したところシマとヘイケ幼虫の生息密度には強い負の相関が見られたため,巻貝のカワニナ,コモチを餌としヘイケ幼虫とシマを同一容器に入れて競争状態を見る捕食実験を行った.両者はともに貝を積極的に捕食した.しかし,その際,互いに他種を捕食することはなかった.これより両種とも巻貝の重要な捕食者であり,競争関係にあることが示された.
 2009年には,上流域では餌のコモチが多く,捕食者のシマは比較的少なかったのでヘイケ幼虫の発生が見られたが,中•下流域ではコモチが少なく,シマが多かったのでヘイケ幼虫は生息できなかった.その後,上流域でコモチとヘイケ幼虫の生息密度が上昇した.これに伴い,中.下流域へのコモチの流下とその後の増殖により徐々にヘイケ幼虫の餌が増加した.これと同時に上流域からヘイケも流下し,2010年,2011年と徐々に増加した.2011年後半から上•中流域でコモチ,ヘイケ幼虫が多発した.これにより,ヘイケ幼虫とシマの生息密度のバランスが変わり,ヘイケ幼虫がシマの生息密度を上回り,結果としてシマが激減したと推定された.
キーワード:ヘイケボタル幼虫,水生動物群集,ホタル保全,ヒル,コモチカワツボ
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] ヒメボタル幼虫の空間分布と活動性に影響を与える環境要因: 高い土壌水分量による活性化 梯公平,倉西良一,鎌田直人 保全生態学研究 (日本生態学会) 18(1): 45-54 (2013) ==> [本文PDF]
要旨:陸生ホタルの一種であるヒメボタル幼虫の空間分布と活動性に影響する環境要因を調べるため、千葉県鴨川市内浦のスギ社寺林においてベイトトラップによる調査を行った。空間分布は、林床に設けた35m×50mの調査区内に間隔を変えて(5m、50cm)トラップを配置して調べた。まず、全調査期間の累積捕獲数から、複数の空間スケール(5m、1m、50cm)における分布の集中度を推定した。次に、この累積捕獲数を応答変数とし、捕獲場所の環境要因(地温、土壌水分量、下層植生の被度、日射量)を説明変数とする一般化線形モデル、一般化線形混合モデルを空間スケール別に構築し、モデル選択によって幼虫の空間分布に影響を及ぼす環境要因を解析した。幼虫は5mスケールでは集中分布を示し、累積捕獲数に対して地温と被度が統計的に有意に正の影響を示した。1mスケールではランダム分布を示し、日射量が統計的に有意に負の影響を示した。一方、50cmスケールでは集中分布を示したが、統計的に有意に関係している環境要因は検出されなかった。活動性は、同じ調査区において5m間隔でトラップを配置した各調査日の総捕獲数を応答変数とし、環境条件(地温、土壌水分量、前日降雨の有無)を説明変数、調査期間をランダム要因とする一般化線形混合モデルを構築し、モデル選択によって影響する環境要因を解析した。幼虫の捕獲数に対し、土壌水分量が有意に正の影響を示した。また、調査期間のランダム効果は、産卵期直後に当たる期間(7〜8月)から蛹化前の期間(5月)へと増加する傾向を示した。以上の結果から、5mスケールにおいて、幼虫の選好する環境の存在はモザイク的で、分布様式は集中分布となるため、環境の改変がなされる際には、本種の空間分布を把握しておかなければ個体群の個体数を大きく損ないかねないと推測した。また、分布の効率的な把握には、散水などで人工的に幼虫の活動性を高めた上で、ベイトトラップによる調査を行うことが有効となる可能性が示唆された。
キーワード:空間スケール、スギ林、生息地、ベイトトラップ、陸生ホタル
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 赤島川でのゲンジボタルを調査して 川上雄大 全国ホタル研究会誌 46: 7-12 (2013)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 中島川のゲンジボタル上陸・飛翔10年間の観察から見えてきたこと 今村高良 全国ホタル研究会誌 46: 13-18 (2013)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 志賀高原・石の湯におけるゲンジボタル成虫の出現パターン 井口豊 全国ホタル研究会誌 46: 26-28 (2013)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 銚子市内におけるゲンジボタル生息域と水質に関する研究 小濱剛,林美幸 千葉科学大学紀要 5: 29-34 (2012) ==> [本文PDF]
要旨:近年、銚子市内に生息するゲンジボタルは生息環境等の悪化に伴って減少しつつある。本研究では、現在も生息が確認されている銚子市八木町と、過去に生息が確認されていた銚子市小畑川およびその水源の水質環境を比較し、ゲンジボタルの生息に必要とされる環境条件について調査することを目的とした。 東京ゲンジボタル研究所によるゲンジボタル生息地の水質は、溶存酸素量が6.8〜11.8mg/L、アンモニア態窒素濃度が0.03〜0.12 ppm、硝酸態窒素濃度が0.43〜0.45 ppm と報告されている。この値を参考値とすると、小畑川においては溶存酸素濃度が2.28〜6.71 mg/L 、アンモニア態窒素濃度が2.29ppm(9月)を示したことから、小畑町周辺水域ではホタルの生存に必要な溶存酸素量が少なく、生物にとって毒性の強いアンモニア態窒素の濃度が高いことがわかり、現在の小畑川の水質はゲンジボタルの生息に適さないことが示唆された。また、小畑川は護岸整備も行われていることから、これらの要因が複合してゲンジボタルが消滅したと考えられた。一方、銚子市八木町周辺においては、硝酸態窒素濃度がこれまでに報告されている生息範囲を大幅に超える値が観測されたにも関わらず、ゲンジボタルの生息が確認された。この結果から、硝酸態窒素については従来の報告よりゲンジボタルの適正範囲が広いことが示唆された。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 大型底生動物を用いた河川環境評価 -日本版平均スコア法の再検討と展開- 野崎隆夫 水環境学会誌 (日本水環境学会) 35(4): 118-121 (2012) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...ホタル科 Lampyridae 6 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 外来種コモチカワツボがヘイケボタルの成長と発光に及ぼす影響 長谷亮,藤山静雄,上條慶子 信州大学環境科学年報 34: 106-109 (2012) ==> [本文PDF]
摘要:コモチカワツボを餌とした場合ゲンジボタルで知られるような悪影響が生じるかどうかを,ヘイケボタル幼虫について実験した。カワニナ餌との比較では,幼虫時の生存率,体重増加と発光強度には差がみられず,悪影響は生じなかったと結論された。
キーワード:ヘイケボタル,コモチカワツボ,発光,成長
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 矢上川流域における絶滅危惧種ホトケドジョウの域外保全地ネットワーク形成の試み 岸由二,伊藤隆広 慶應義塾大学日吉紀要 自然科学 52: 89-98 (2012) ==> 本文PD[F]
概要:開発圧の卓越する都市域において,絶滅危惧生物を保全してゆくためには,生息地域の開発•利用や生態系特性をふまえた柔軟な工夫が必要とされる場面が多い。本稿は,市街地率97%をこえる都市河川•矢上川流域において本来の生息地を喪失した絶滅危惧魚類ホトケドジョウの地域(亜流域)個体群を保全するために,流域の重層的な入れ子構造(nested watershed)の枠組みを活かして実施されてきた域外保全地ネットワーク形成(*)の歴史を,慶應義塾大学日吉キャンパスまむし谷における実践を焦点として概観し,今後の課題を提示するものである。
【...予定されていた1号公園計画(15500u)造成にかかわる全般がテーマとなり,ホタル生息の場,ホトケドジョウ生息・繁殖の場となる地下水の活用を伴う半自然型の水路の計画が確定された。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] ゲンジボタルの水路にカンレイシャを使用してみて 大村俊朗・幸野昌廣 全国ホタル研究会誌 45: 15-18 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 資料,文献にみるヘイケボタルの化性とゲンジボタル 大内紘三 全国ホタル研究会誌 45: 28-32 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 大分市賀来中尾地区における水生動物相. I.-普通に見られる種と絶滅危惧種 高濱秀樹,大倉鉄也,黒木美里 大分大学教育福祉科学部研究紀要 33(1): 51-58 (2011) ==> 本文PD[F]
要旨:大分市郊外にある賀来中尾地区を流れる中島川で、2009年と2010年にゲンジボタル(Luciola cruciata)を中心に水生動物相を調査した。ゲンジボタルについては3つの調査区域を、カワニナ(Semisulcospira libertina)とその他の動物については5つの調査地点を設定した。ゲンジボタル成虫の出現密度が高い調査区域では、他よりも餌となるカワニナの密度が高く、繁殖に必要とされる飛翔空間と防風のための高い樹林が存在するなど、生息に適した要因が見られた。この川で扇形動物1種、淡水産貝類7種、節足動物甲殻類5種、水生昆虫類11種、脊椎動物淡水魚7種、両生類4種の生息が確認された。これらは日本の里地・里山に普通に見られる身近な種であるが、中には他の地域で絶滅が危惧されている希少種が4種含まれていた。こうして、中尾地区には里地・里山が存在し、大分市市街地の近くで貴重な自然が残されている場所であると位置づけられた。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] ヘイケボタル幼虫の生存と発育に及ぼす生息密度の影響 藤山静雄,日向愛美,上條慶子 環境科学年報 (信州大学環境科学研究会) 33: 79-84 (2011-03-31) ==> [本文PDF]
摘要:ヘイケボタル幼虫では,単独飼育は集団飼育に比べ発育が遅れ,ばらつくことが知られている。この現象が飼育密度とどのように関係しているのかを明らかにするために,容器あたりの密度を1,2,5,10頭に変えて飼育を行い,その生存率,成長への影響を調べた。
 生存率は全区で80%以上と比較的高かったが,密度1,2頭の低密度区では生存率,体重増加率ともに比較的低かった。生存率は生息密度が高いほど高くなるわけではなく,10頭区は5頭区よりもやや低く,最適密度は5頭区と考えられた。一方発育期間で見た場合には,低密度区では発育遅延が生じたが,それは齢が進むにつれ増大し,1頭区では5齡に達しない個体が半数だった。発育の速さは,10頭区は5頭区とほぼ同等であり,半数の個体が75日で5齢に達した。5齡幼虫に達した個体は70日以上もそのままの齢で経過し発育遅延が生じていると考えられたため,休眠に入っていると判断された。
 以上より,本種の幼虫発育には集合効果が見られるが,その違いは1,2頭区で大きかった。集合の単位は大きいほど良いわけではなく 5頭区程度が最適密度であると考えられた。集合効果の作用機構については集団捕食によるプラス効果などが考えられるが,実態は明らかでない。 キーワード:ヘイケボタル,集合効果,密度効果,発育期間,生存率
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 大分市賀来中尾地区における水生動物相.I.-普通に見られる種と絶滅危惧種 高濱秀樹,大倉鉄也,黒木美里 大分大学教育福祉科学部研究紀要 51-58 (2011) ==> [本文PDF]
要旨:大分市郊外にある賀来中尾地区を流れる中島川で、2009年と2010年にゲンジボタル(Luciola cruciata)を中心に水生動物相を調査した。ゲンジボタルについては3つの調査区域を、カワニナ(Semisulcospira libertina)とその他の動物については5つの調査地点を設定した。ゲンジボタル成虫の出現密度が高い調査区域では、他よりも餌となるカワニナの密度が高く、繁殖に必要とされる飛翔空間と防風のための高い樹林が存在するなど、生息に適した要因が見られた。この川で扇形動物1種、淡水産貝類7種、節足動物甲殻類5種、水生昆虫類11種、脊椎動物淡水魚7種、両生類4種の生息が確認された。これらは日本の里地・里山に普通に見られる身近な種であるが、中には他の地域で絶滅が危惧されている希少種が4種含まれていた。こうして、中尾地区には里地・里山が存在し、大分市市街地の近くで貴重な自然が残されている場所であると位置づけられた。
キーワード:水生動物相,ゲンジボタル,普通に見られる種,絶滅危惧種,市街地に近い里地・里山
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] ゲンジボタルの羽化不全について 井口豊 全国ホタル研究会誌 44: 1-3 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 志賀高原石ノ湯ゲンジボタルの生態−その3 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 44: 4-12 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] ゲンジボタルの地域変異について 第1報 鹿児島県〜群馬県までの12地点の変異の計測結果 今坂正一 陸生ホタル研 (陸生ホタル生態研究会) 24: 1-19 (2010) ==> [本文PDF]
【...以上、ニシゲンジボタルはさまざまな形質で、西から東に向けてのクラインが存在するようです。しかしながら、関東各地では、過去の他地域からの移入により、さまざまな形質が入り交じって存在するようで、そのことを検証するためにも、余所から遺伝子が混入していない多くの地域のサンプルを計測する必要がありそうです。ヒガシゲンジボタルは、今回は2地点だけの計測でしたので、地域変異が存在するかどうか、明らかではありません。今後調査・計測していく必要があるでしょう。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 松本市庄内ホタル水路の動物相,微環境とヘイケボタル幼虫の生息密度との関係 奥村知祥,藤山静雄,上條慶子 信州大学環境科学年報 32: 103-111 (2010) ==> [本文PDF]
摘要: 松本市庄内ホタル水路は2007年に多様な生物が棲めるように配慮されて復元された。しかし、ヘイケボタルの発生数は一部箇所を除いて少ない。この原因を調べ、ホタルの保全に役立てるため、ここの微小生息環境とヘイケボタル幼虫の生息密度との閨係を調べた。環境の違いを基に水路を地点1から5に分け、そこの動物相と6の環境要因、水温、流速、溶存酸素量、電気伝導度、泥の深さ、水路底硬度を調べた。
 ヘイケボタル幼虫は地点1に10.2匹/0.25 m2と他地点よりも多かった。ホタルの餌となるコモチ力ワツボも地点1に782.6匹/0.25 m2と多く、地点2、3と順に減少し地点4、5では0だった。動物相は15グループが見られた。本水路には、コモチカワツボ、ユスリカ科の一種、シマイシビル、イトミミズ科の一種が多い傾向があった。地点别の傾向でみると上流に多いグループはヘイケボタル以外に5グループ、中流に多かったものは4グループ、特に下流には多いものはなかった。全域にほぼ一様に生息していたのは3グループであった。流速は全体として緩やかだが、地点1が50cm/sで最も速かった。電気伝導度、水温、溶存酸素量は普通程度で、地点間では差はなかった。泥は地点1では見られず地点3、4では非常に多かった。川底の硬度は地点1が高く、他は低かった。ヘイケボタル幼虫の密度は、コモチカワツボ、カゲロウ目の一種の密度、流速、水路底の硬度と正の、泥の深さと負の相関があった。重回帰分析の結果、ホタルの生息密度に最も大きく影響しているものはコモチカワツボであった。
 ホタルは地点1に多かったが、そこは普通のへイケボタル幼虫の生息地とはやや異なっていた。これは餌のコモチカワツボの生息と閨係していると考えられた。
 本水路内でヘイケボタル幼虫の生息密度を高める方策について提案した。
キーワード:ヘイケボタル,生物保全,復元水路,動物相,水質環境
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 駿河台大学キャンパス内におけるビオトープの創生とヘイケボタル導入 土方幹夫,伊藤雅道 経済研究所所報 (駿河台大学) 14: 71-82 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【 駿河台大学キャンパスには裏手の丘陵地(加治丘陵)から自然の流水が流れており、これを利用して水辺ビオトープを比較的容易に創生できるという条件に恵まれている。また、こうしたビオトープを媒介として学生の環境教育や地域社会との連携などの多様な活動の展開が期待できる。そこで著者らは、本学学生課、NPOなどと協力し、2008年よりビオトープの創生と有効な利用を目指し、活動を行っている。本報告はその概要を報告するものである。】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 名古屋大学構内におけるヒメボタル幼虫の分布調査 松田学,大場由美子,小西哲郎 名古屋大学博物館報告 26: 153-163 (2010) ==> [本文PDF]
Abstract: The larval habitat of the terrestrial firefly,Luciola parvula,was investigated at five points in the campus of Nagoya University in 2007,2008,and 2010.By using bait trap,the specimens were captured at the northern area of Ichi-no-tani and the east side of Toyoda Auditorium,but not at Ni-no-tani area,near paddy field,and the area around Building B of the Graduate school of Science.The result suggests that L.parvula inhabits in the area around Ichi-no-tani and Toyoda Auditorium.To identify the precise distributions,further studies are necessary.
【...ホタル科が全国的にも環境指標生物として注目されていることに着目し,キャンパスミュージアム構想の基礎資料としてヒメボタルの生息地調査を行うこと ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 多自然川づくりにおける物理環境の変化と底生動物の関係〜高知県土生川を対象として〜 谷大介 高知工科大学工学研究科 フロンティア工学コース 修士論文,53 pp.(2010) ==> [本文PDF]
要旨:平成2年から、全国の多くの河川整備において、治水と河川生態系に配慮した“多自然川づくり”が実施されている。平成17年に多自然型川づくりレビュー委員会(河川工学・生態学等の学識者で構成)が多自然川づくりの約90%の事例が不適切であると評価し、多くの事例でハビタット(水生生物の生息空間)は、保全・復元できていないことが明らかになった。河川の物理環境(流速、水深など)はハビタットを形成する上で、重要な役割を果たす。また、ハビタットに生息する底生動物相は物理環境の影響を大きく受けることが知られている。しかし、多自然川づくりにおいて物理環境の変化と底生動物相の関係に関する研究は乏しい。
 そこで、本研究の目的は、多自然川づくりにおける物理環境の変化と底生動物相の関係を明らかにし、今後の多自然川づくりの技術力向上のための基礎的な知見を提案する。
 研究対象地として、高知県土佐山田町の土生川を選定した。調査の方法は、多自然川づくり区とコンクリート二面張り区の瀬(ハビタットの一つ)において物理環境(流速、水深)と底生動物相調査を行い、物理環境と底生動物相の関係について相関分析を行った。
 その結果、流速の多様化と底生動物の個体数の間に正の相関が見られた。一方、流速の多様化と底生動物の種数の間にはあまり相関は見られなかった。また、水深の多様化と底生動物の個体数と種数の間に正の相関が見られた。以上のことから、多自然川づくりにおいて、底生動物の個体数と種数を増加させるためには、多様な物理環境(流速、水深)を創出することが重要であると考えられる。例えば、河道に置き石をすることで物理環境に変化を与えることは、有効な方法である
キーワード:多自然川づくり、物理環境、ハビタット、流速、水深、河川生態系、瀬、底生動物相、土生川
【...空隙の植生の影地→小動物、ホタル 等の住処となっている...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 特集 公開シンポジウム「斜面緑化の過去・現在そして未来」 生物多様性時代における緑地の評価手法 今井祥之 日本緑化工学会誌 36(4): 467-470 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...アセスメント実施の有無といった初期情報に加えて,事後調査の有無,現在の維持管理内容・コスト,問題点等の事後情報を入手する。現地調査は,植物のコドラート調査,動物の捕獲や定点観測などの詳細調査は行わないこととした。ビオトープの場合は動植物相や水質等の調査,ホタルを保全 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] ゲンジボタルが発生する川と発生しない川の一考察 越川長治 全国ホタル研究会誌 43: 7-12 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 長野県芋川用水の河川改修とゲンジボタル発光確認数の変化 中村祐貴・中村尚史・中村敦子・中村由克 全国ホタル研究会誌 43: 13-16 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 志賀高原石の湯ゲンジボタルの生態−その2 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 43: 17-22 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 「冬のホタル」は飛ぶか 大内紘三 全国ホタル研究会誌 43: 33-39 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 中国雲南省のホタルと自然 大場信義 全国ホタル研究会誌 43: 40-45 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] オバボタルの配偶行動の一観察例 後藤好正 全国ホタル研究会誌 43: 51-52 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] ゲンジボタルの羽化時の性比 守屋節男,山内健生,中越信和 陸水学雑誌 (日本陸水学会) 69(3): 255-258 (2009) ==> [本文PDF]
摘要:2006年および2007年の4-5月に,広島県呉市にて上陸中のゲンジボタル幼虫を採集し,17,20,23℃に設定した恒温器内で全暗状態にて飼育し,羽化成虫の性比(雄比)を調査した。その結果,羽化時の性比は,2006年が60.3%,および2007年が64.7%で,両年とも有意に雄に偏っていた。また,すべての温度区で雄が有意に多く羽化し,温度条件による性比の変動はみられなかった。
キーワード:羽化成虫,上陸幼虫,飼育温度
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 信濃町古間地区におけるゲンジボタルの観察記録 (2004〜2007) 中村祐貴,中村尚史 野尻湖ナウマンゾウ博物館研究報告 17:, 59-72 (2009) ==> [本文PDF]
Abstract: Adult populations of fireflies, Luciola cruciata and L. lateralis, were studied by observing and counting the flashes at Tokusa and Asahimachi, Huruma, Shinano Town from 1999 to 2007. Adults of L. cruciata usually appeared from late June to mid July and those of L. lateralis, from late June to August. The estimated number of emergence at Tokusa, the lower part of the Imogawa Water for irrigation, was about 5100*3 in 2000. A decline of L. cruciata population was suggested in 2001-2004 due to construction of channel where glowworms lived in. The latest record of estimated number of emergence at Tokusa, the lower part of the Imogawa Water for irrigation, was 210*4 in 2007. This report discusses the recovery from damage by the construction based on the record of 2004-2007.
【...本稿では,2004年から2007年までの4年間の信濃町古間地区におけるゲンジボタルの発光確認数および生息環境の調査結果を報告する....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] ゲンジボタル・ヘイケボタル幼虫に対するLED照明の影響 宮下衛 土木学会論文集 G 65(1): 1-7 (2009) ==> [本文PDF]
要旨:LED照明のゲンジボタルおよびヘイケボタルの幼虫の行動に対する光源の色と明るさの影響を調べた.試験は,プラスチック製の容器を光源のある側とない側の2つに区切り,幼虫を光源のある側に入れ,その後の幼虫の移動について調べた.その結果,白・青・緑色のLED照明については,両種の幼虫は,0.1lxの明るさの光を忌避することが認められた.黄色のLEDについてはヘイケボタル幼虫は5lx以上,ゲンジボタル幼虫は30∼40lx以上,また,赤色のLEDについては,ヘイケボタル幼虫は40lx以上,ゲンジボタル幼虫は60lx以上の照明を忌避することが認められた.以上の結果から,街灯や民家,車などの照明は,ホタルの幼虫の行動に影響を与えることが明らかにされた.
Key Words: LED lighting,firefly,Luciola cruciataLuciola lateralis,phototactic response
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] ゲンジボタルの交尾器について−東京都八王子産と長崎県島原産の違い− .今坂正一 陸生ホタル生態研究会調査月報 14: 1-4. (2009) ==> [本文PDF]
【...今まで、それぞれの成虫の形態の差についてはあまり言及されていませんが、上記のように、体形や♂交尾器についても、上記2個体群は、一定の差があると考えて良いのではないかと思います。今後、多くの個体、特に、境界付近の個体について、♂交尾器を含む形態の比較検討を必要としますが、上記、2個体群は亜種、あるいは、一歩進めて、別種と考えても良いかもしれません。】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] シマミミズを餌にしたヘイケボタルの飼育の試み 藤山静雄 環境科学年報 (信州大学環境科学研究会) 31: 129-132 (2009) ==> [本文PDF]
要約:ヘイケボタルの幼虫の簡便な飼育法を開発するために、ヘイケボタルの2齢幼虫を釣りえ用のシマミミズを5ミリ程度に刻んだものを餌として与える飼育実験を行った。対照区として、サカマキガイ、ミズムシを餌としたものを用い、生存率、体重増加について比較した。
 シマミミズを餌とした場合も幼虫の生存率は対照区と差はなくて高く75%であった。一方体重の増加で見た場合、シマミミズを餌とした場合の成長は通常の餌である対照区のサカマキガイに比べ著しく遅れていた。また、ミズムシを餌にした場合に比べてもかなり遅れた。しかし、シマミミズを餌とした場合も、ゆっくりではあるが脱皮成長もし、生存率も高かったので、成長速度を問題にしなければ、餌として十分使用ができると考えられた。特に野外の餌を利用する室内飼育においては、冬季などには餌不足に陥ることがしばしばあるが、代用餌としては十分利用できる。
 シマミミズを餌とした場合に、成長が遅れる原因について、シマミミズとヘイケボタルの生態の違いの点などから考察した。
キーワード:ヘイケボタル,飼育実験,餌,シマミミズ,幼虫発育
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年]
本文未公開
広域農道整備とヒメボタルの保護対策 太田健介 水土の知:農業農村工学会誌 77(7): 572-573 (2009-07-01) ==> [要旨PDF]
要旨:神奈川県西部地域において実施している広域営農団地農道整備事業小田原湯河原地区の整備において,希少生物(ヒメボタル)の保護対策を行った。本報では,対策の立案と保護に至るまでの経緯と対応方法について紹介する。当初実施した環境影響調査においては,計画路線上には希少生物の存在が認められなかったが,整備途中に計画路線上にヒメボタルの生息範囲があることが確認された。路線線形を見直し生息範囲の一部を保全するとともに,切り土法面についても,生息範囲への影響を考慮した緑化対策を施した。最終的な生息範囲への影響は今後確認する必要があるが,現段階においては生息範囲に対する影響は抑えられている。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 矢作川とその河畔林に生息する貝類 川瀬基弘 矢作川研究 (豊田市矢作川研究所) No.13:113-117 (2009) ==> [本文PDF]
要約:平成 18 年度から19年度にかけて矢作川流域の5地点において河川と河畔林の貝類生息状況を調査した.その結果,淡水産貝類8種,陸産貝類13種(亜種を含む.以下同じ.)の合計21種類を確認することが出来た.各地点の貝類の種類数や個体数は比較的少なく,環境の改変が貝類相の変動に大きく影響すると考えられた.
キーワード::陸産貝類,淡水産貝類,非海産貝類,貝類,矢作川河畔林
【...他の生物との関係では,カワニナ類は水棲ホタル,陸産貝類は陸棲ホタルのそれぞれ貴重な餌資源となっていることから,カワニナ類の個体数増減はこれらを餌とする生物の個体数にも影響すると考えられる....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 小笠原諸島における外来種ヌノメカワニナと固有種オガサワラカワニナの分布,特に河川改修工事が与える影響について 佐々木哲朗,佐竹潔,土屋光太郎 陸水學雜誌 (日本陸水學会) 70(1): 31-38 2009) ==> [本文PDF]
摘要:オガサワラカワニナは小笠原諸島の陸水に生息する腹足類の固有種である。本種および近縁の外来種ヌノメカワニナの分布を調べる目的で、2005年から2008年にかけて聟島・父島・母島をはじめとする8島39水系で調査を行った。その結果、オガサワラカワニナは聟島・弟島・兄島・父島・母島の5島33水系に、ヌノメカワニナは父島の5水系に分布していた。オガサワラカワニナは淡水域の護岸域と非護岸域に、ヌノメカワニナは感潮域と淡水域の護岸域で確認された。2006年の河川改修工事の前後に調査を行った父島の八瀬川では、工事前には工事区間内で両種は混生していたが、工事3ヶ月後と9ヶ月後にはヌノメカワニナのみが高い密度で生息していた。また、ヌノメカワニナは工事3ヶ月後および9ヶ月後に工事区間の上流で新たな分布が確認された。このように河川改修工事などの環境撹乱は在来種と外来種の置き換わりを招いてしまう可能性があると考えられた。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] ゲンジボタル幼虫のミミズによる飼育の経過報告 大内紘三 全国ホタル研究会誌 42: 39-42 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
[2009年] 志賀高原石の湯ゲンジボタルの生態−その1 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 42: 43-48 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 飼育下のヘイケボタル幼虫にみられた創傷について 阿部道生・宮本永浩・阿部竜一・石川匠・佐々木史江 全国ホタル研究会誌 42: 49-51 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] ホタル幼虫の生態に関する一知見〜豆科学者の研究から〜 根本邦宏 全国ホタル研究会誌 42: 56-61 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 善光寺用水の改修に併せたゲンジボタルの保護策について 甲斐貴光 水土の知:農業農村工学会誌 76(8): 713-715 (2008-08-01) ==> [本文PDF]
要旨:善光寺用水は,長野市街地を流れる裾花川と犀川を取水源とする用水路であり,第四紀層の長野盆地に位置する犀川左岸の水田約989haを潤している。裾花川水系の現在の水路網は,昭和9年〜12年に築造された施設のままであり,護岸の洗掘や亀裂により漏水が激しく下流の用水不足が生じている。また空石護岸の背面が吸い出されて,護岸の安全性の問題や周辺宅地への影響が懸念されている。そのため善光寺平地区の県営かんがい排水事業により安定した用水確保を目的に,これを幹線導水路として改修することになった。そこで現地調査を進めたところ,用水路にゲンジボタル(Luciola cruciata)が生息していることが確認された。本報では,ゲンジボタルを中心とする自然生態系を把握し,生態系の影響や保護策を講じ,自然環境に配慮した善光寺用水の改修工事の取組み事例を紹介する。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 北海道東部当幌川湿原における水生無脊椎動物相 宮口英夫,勝浦雅士,山本龍太,平林貴志,伴修平 陸水学雑誌 (日本陸水学会) 69(2): 143-153 (2008) ==> [本文PDF]
【摘要 略】
【...国外外来種であるコモチカワツボ Potamopyrgus antipodarum (Gray)及び国内外来種であるヘイケボタル Luciola lateralis Motschulsky の2種が確認された。コモチカワツボは,これまで北海道東部では記録されていなかったが,本調査地で泥炭採掘跡地(地点3)から確認された(Table2 and 3)。国内での分散ルートとしては,初期の発見地の多くが養魚施設近辺であったことから,マスやウナギなどの養殖魚類を移動させる際の随伴が第一に考えられる(浦部,2007)。本調査地では,当幌川(地点9)付近にサケ・マス増殖施設が存在するが,泥炭採掘跡地(地点3)から当幌川(地点9)の間で本種の分布は確認されなかった(Table2)。そのため,本調査地では,淡水魚に付随して侵入した可能性が低い。また,本種は,カワニナの代替試料としてゲンジボタルの飼育の際に用いられることがある(浦部,2007)。したがって,本調査地では,ヘイケボタルの飼料として人為的に放流された可能性がある。一方,ヘイケボタルは,北海道東部で記録されており,本調査地では泥炭採掘跡地(地点4)に生息していた(Table2 and 3)。したがって,本種は,周辺地域から飛来侵入したと考えられる。両種は泥炭採掘跡地のみで確認されたことから...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 伊丹のヒメボタル 村上敦子 共生のひろば (兵庫県立 人と自然の博物館) 3: 46-51 (2008) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...身近な自然が失われたかのように思われていたが、オニバスやデンジソウが生育しているなど、かつての自然環境がごくわずかではあるが残されている。ヒメボタルもそのような生物のひとつであると考えられる。ヒメボタルは、日本固有種の陸生のホタルで、兵庫県版レッドデータブックでは ...2007年11月30から12月6日にかけて国土交通省猪名川河川事務所によって、当地においてトラップによる幼虫調査が実施され、...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 環境アセスメントにおける日本初のHEP適用事例 田中章,大澤啓志,吉沢麻衣子 ランドスケープ研究 (日本造園学会) 71(5): 543-548 (2008) ==> [本文PDF]
Abstract: Japan's Environmental Impact Assessment Law was enacted in 1997.However,there are still many problems in Japan's ecological impact assessments.Among these problems,we turned our attention to problems stemming from l.The system of Japan's EIA; 2.The team of EIAs; and 3.Technical methodologies.We applied the Habitat Evaluation Procedure for the first time to an EIA in Japan.Through this experience,we reviewed effectiveness of HEP as a solution to the above proolems in Japan's EIAs.The proposed project was a residential development in Yokohama.The site was located in one of the largest remaining natural suburban areas in the city,consisting of densely vegetated hills and creeks which provide quality habitats to wildlife including fireflies and brown frogs,selected as evaluation species in this HEP.Some modifications of original HEP were introduced,including technical revision for the fragmented natural area which has a peculiar land use in Japan.As a result,HEP contributed to formation of substantial mitigation measures for habitats conservation through analyses and discussions among HEP team members.
キーワード:ミティゲ一シヨン,ア力ガエル,HEP,生態系アセスメント,合意形成
【...HEPの適用は,ホタル保全のためにHEP実施を要望する市民からの方法書に対する意見書と専門家の助言がきっかけである。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 多自然川づくりに向けた新たな取り組み 大沼克弘,萱場祐一 建設の施工企画(日本建設機械化協会) 2008年2月号(No.696): 18-23 (2008) ==> [本文PDF]
要旨:平成2年に「『多自然型川づくり』実施要領」が出されて以降,多自然型川づくりが定着しつつあるが,課題が残る川づくりもまだ多く見られる。平成18年には「多自然川づくり基本方針」が出され,「型」を取り,すべての川づくりの基本を多自然川づくりとした。本稿では,まずこれまでの多自然型川づくりの現状と課題を俯瞰するとともに,適切な多自然川づくりの推進のための最近の取り組みと,留意点.着眼点について事例を交えながら紹介する。
キ一ワ一ド:多自然川づくり,レビュー委員会提言,基本方針,ポイントブック,アドバイザー制度
【...河道内には巨石が点在し,Aa 型から Aa-Bb移行帯の瀬・淵構造を 形成している。ホタルが群生する豊かな自然と美しい ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 希少水生動物種の生息地になりやすい樋門周辺水場の調査と保全対策 (予報) 小林朋道 鳥取環境大学紀要 6: 31-38 (2008.3) ==> [本文PDF]
要旨:近年日本で絶滅が危惧されている生物の中には、以前は、いわゆる里地とよばれる居住地周辺の半自然的環境で多く見られた動物がかなり含まれている。人家近くの河川や岸に生息していた魚類や両生類の中にもその例は多く見出せる。筆者らの、鳥取県東部を中心とした河川の予備調査を通して、樋門の周辺の水場にスナヤツメ、アカハライモリ、メダカといった希少動物が生息する可能性が示唆されたため、 今回、(1)樋門周辺部にこれらの動物が発見される頻度、(2)水質も含めた樋門周辺部の環境状況とこれらの動物の生息との相関関係、(3)樋門周辺部で確認された集団を保護する上での問題点等を念頭において調査およびそれに基づいた保全活動を行った。調査の結果および保全活動の内容は以下の通りであった。(1)スナヤツメ、アカハライモリ、メダカは、護岸が自然土や石垣で被われた樋門で高い確率で見つけられた。(2)スナヤツメ、アカハライモリ、メダカは、溶存酸素量(DO)や透明度が高い樋門水場のほうが、それらが低い値を示す樋門水場より、高い確率で見つけられた。(3)ある樋門水場のアカハライモリの個体群では、生息地の孤立化による遺伝的多様性の低下が生じている可能性が示された。当面の保全対策として、同河川の他の集団からのイモリの導入を行った。 (4)希少動物が多く生息していたある樋門水場では、堰の改修工事に伴って生息地が埋め立てられた。保全対策として、1年間かけて近隣地に生息場所を復元し、保護していた個体を導入した。
キーワード:絶滅危惧種、スナヤツメ、アカハライモリ、樋門、復元地
【...千代川支流の袋川のある樋門周辺部には、草木が茂り、スナヤツメやアカハライモリ、メダカ、クロゲンゴロウ、ツチガエル、サワガニ、ゲンジボタル、その他、多種の魚類等が生息する水場(約8m×2m)が存在していた。しかし、2006年1月からの堰の改修工事に伴い、その水場が工事場所への重機の搬路として埋め立てられることになった。その情報を数ヵ月前に入手した著者は、工事の方法などについて担当者と折衝したが変更が困難であるとの結論に至り、やむなく、隣接する場所に生息地を復元させる計画を立てた。復元地として、...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] ゲンジボタルの個体数変動に与える降雨の影響および降雨量からの次世代発生数予測 遊磨正秀 全国ホタル研究会誌 41: 24-28 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] ゲンジボタル飼育幼虫の成育の差異に関する一考察 大内紘三 全国ホタル研究会誌 41: 29-32 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] Weight of the Climbing Larva of the Firefly Luciola cruciata (Coleoptera: Lampyridae) and its Relationship to Size,Weight,and Sex of the Adult (ゲンジボタル上陸幼虫の重量と体サイズ及び成虫の雌雄ととの関連について) 守屋節男,山内健生,中越信和 The entomological review of Japan (昆蟲學評論) 62(1),127-134 (2007-06-30) ==> [本文PDF]
要約: 1.2006年,広島県呉市において,ゲンジボタルの上陸幼虫を野外で捕獲し,その重量を測定した.これらの幼虫を飼育して,羽化した成虫の性別・重量・体長等を測定した.
 2.上陸幼虫の重量が0.250g以上の幼虫からは雌成虫が羽化し,0.l50g以下の幼虫からは雄成虫が羽化した.これらの重量によって上陸幼虫の雌雄を区別することができた.
 3.上陸幼虫の重量は雌雄ともに,季節が進むにつれてより軽くなる傾向があった.
 4.上陸幼虫の重量と羽化成虫の重量の間には強い正の相関関係がみられ,この過程で重量は約1/2に減少した.
 5.雌成虫の平均体長は,雄成虫の平均体長の約1.2倍であった.
 6.成虫の体長の季節変化は上陸幼虫の重量の季節変化を反映して,季節の経過とともに次第に小さくなる傾向があった
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 生息場評価手法を用いたホタル水路の建設 関根雅彦,後藤益滋,伊藤信行3,田中浩ニ,金尾充浩,井上倫道 応用生態工学(応用生態工学会) 10(2): 103-116 (2007-12-10) ==> [本文PDF]
Abstract:: Firefly (Luciola cruciata) is a popular and historically important insect in Yamaguchi prefecture.In the midstream of Fushino river,we could see a lot of fireflies four or five decades ago but now we cannot see not only the fireflies but also marsh snails (Semisulcospira libertina),the only feed for the firefly.Although the local government is planning to restore the firefly habitat in Fushino River,there are a lot of difficulties to accomplish the plan because they need to consider various firefly habitat requirements which spread from stream,ground and even to the sky together with snail habitat requirements which have not known well enough.To boost the efficiency of the restoration work,we build habitat suitability criteria (HSC) of surrounding environments (distance to paddy field,woods,slopes and city zones) and instream environments (velocity,depth and channel index) for the firefly and the snail.A physical habitat model with the HSC reveals that the midstream of Fusnino River is not a good habitat for the firefly in current situation.Based on this information,an artincial stream for firefly is designed along the river and the instream habitat condition ol the stream is evaluated using PHABsiM (Physical Habitat Simulation) software.Based on the calculated result,minor stream improvement works and effective flow management procedure are proposed.Post construction monitoring shows the firefly larva landing points show good accordance with the good habitat zones predicted by PHABSIM.
Key words: firefly,habitat evaluation,IFIM,Luciola craciata,marsh snail,PHABSIM,Semisulcospira libertina
【...特に潜土が多く見られた水路上流部で水没により羽化を確認できなかったことや,潜土を確認した以上にヘイケボタルの羽化が見られた地点が存在したことなどから,上陸調査で確認された幼虫のゲンジボタルとヘイケ ボタルの比率を ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 兵庫県におけるヒメボタルの分布 八木剛 人と自然 (兵庫県立人と自然の博物館) 18: 163-172 (2007) ==> [本文PDF]
要旨:兵庫県におけるヒメボタルの生息情報を整理し,254産地を記録した.ヒメボタルは,東播磨地域を除き,県内各地域に産地が記録された.兵庫県におけるヒメボタルの確実な記録は1957年に県立柏原高校生物班によってもたらされたもので,1990年代半ば以降に,市民参加型プロジェクトの実施や,それに端を発する自然愛好家,ボランティアらの調查によって,多くの情報が蓄積された.
キーワード:ヒメボタル,分布,市民参加,兵庫県
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 数値地図情報ならびに水文モデルデータを用いたHSIモデルによる生物生息域の推定 風間聡,松本哲,沢本正樹 土木学会論文集B 63(4): 323-337 (2007) ==> [本文PDF]
要旨:水文モデルの水情報を考慮した生息分布推定手法を提案した.分布型水文流出モデルにより流速,水深の分布および年間変動を求め,同時に数値地理情報を元に,土地被覆,市街化率や勾配などのデータセットを作成した.名取市における既知の生息地図を用いて評価対象生物の存在確率からSIモデルを構築し,SI値から影響因子を定量的に把握した.これらのSIの合算により,生物毎の生息適性値HSIモデルを構築した.このモデルを用いて名取川流域全域のHSI分布図を作成し,既往の観測結果と比較した結果,カエル類,流水性トンボ,止水性トンボ,ヘイケボタル,ゲンジボタルの5種で正答率90%を上回り,概ね妥当な結果を得ることができた.水生生物の生息域推定には,水文データが重要な因子であることが理解された.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 河川における土木工学と生態学の共通性と異質性〜生息場所再考〜 谷田一三 応用生態工学 (応用生態工学会) 10(1): 35-40 (2007) ==> [本文PDF]
Abstract: Several topics on commonality and dissimilarity between ecology and civil engineering in rivers and streams of Japan were provided.Both contain the fields of spatial sciences.Thus,habitat becomes a principle importance for both sciences.In river and stream ecosystems,habitat produces species richness,which enhances the biodiversity within river ecosystem.I also revised a check-sheet of microhabitats which is conformed by three spatial layers: channel center and margin,riffle-pool sequence,and habitat elements.
【...自然河川での重要な生息場 所要素である.コケが密集したモス(蘚苔)マット moss- matは,水中だけでなく,湿潤区や水辺など,いろいろな場所に見られる.ここにも,特有のベントス群集が見られる.陸上に形成されている場合にも,水生昆虫の産卵場所(ホタルが著名),採餌場所 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] カワニナの生息環境に配慮した水路改修手法の事例 豊坂光弘,阿部節男 東北農業研究 (東北農業試験研究協議会) 60: 41-42 (2007) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...旧宮守村(現遠野市)M地区では、県営中山間総合整備事業の実施により、ホタルが生息できる環境水路の整備が行われ、整備後はゲンジボタルを意識してその餌となるカワニナの放流が行われたが、ほとんどが死滅している状況にある。本研究は、ホタル水路にゲンジボタルが生息できるよ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 外来淡水産底生無脊椎動物の現状と課題 本邦におけるコモチカワツボの現状と課題 浦部美佐子 陸水学雑誌 (日本陸水学会) 68(3): 491-496 (2007) ==> [本文PDF]
摘要:ニュージーランド原産の小型巻貝コモチカワツボは,2007年11月現在,北海道・本州・九州の1道1府13県から記録されている。本種が在来生物に与える影響は明らかになっていないが,その増殖力のため,今後も注意深いモニタリングが必要であろう。本種は主として養殖魚類・貝類・水草等の移動に随伴して分散すると推定されるが,ゲンジボタルの餌として意図的に放流される可能性もある。また,人に付着するなどの偶発的分散もすでに起こっていると推定され,長靴等の器具を本種の侵入域で使用した後には乾燥・凍結・熱湯や薬剤による処理を行い,器具からコモチカワツボを完全に除去することが推奨される。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 農業水路の生息場評価に向けたタモロコの環境選好性の定式化 奥島修二,田中雄一,小出水規行,竹村武士 農村工学研究所技報 206: 175-186 (2007) ==> [本文PDF]
結言:タモロコの稚魚,成魚について,水深因子,流速因子,遮蔽因子,植生因子をとりあげU迷路型水路を用いた単一因子実験と複合因子実験を行った。関根ら(1994)の選好強度パターンと正規化因子ウェイトを用いた修正乗法形選好強度式から選好強度式の定式化を行い,以下の知見を得た。・・・
【...農業の生産性や農業者の生活水準は大きく向上した。その一方で,水田周りの水路環境は大きく様相をかえ,水路素材のコンクリート化による生息環境の悪化や水路間の落差工による魚類の移動経路の分断などにより水田やその周辺で普通にありふれていたホタル,メダカ,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] カワニナに寄居したユビナガホンヤドカリの野外採集例 伊藤寿茂 Cancer:会員連絡誌 (日本甲殻類学会) 16: 37-38 (2007-05-01) ==> [本文PDF]
【要旨なし】 【...ユビナガホンヤドカリは日本各地の沿岸域,特に干潟や転石地帯に多く生息する甲長約10mmの小型のヤド力リであるが,野外における淡水貝類の利用例は稀有と思われたので報告する...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 幾つかの飼料によるゲンジボタル幼虫の飼育 大内紘三 全国ホタル研究会誌 40: 22-24 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] ホタル成虫にタケ、マルハナバチ蜜投与の影響 山岡誠・阿部宣男 全国ホタル研究会誌 40: 28-31 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] ゲンジボタルとヘイケボタルにレンシュの法則は当てはまるか? 井口豊 全国ホタル研究会誌 40: 32-34 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] クロマドボタルの擬死行動 大場信義 全国ホタル研究会誌 40: 44-47 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 広島県呉市におけるゲンジボタル幼虫の上陸行動 守屋節男,山内健生,中越信和 昆蟲 ニューシリーズ (日本昆虫学会) 9(3): 59-68 (2006-09-25) ==> [本文PDF]
まとめ:広島県呉市のゲンジボタル個体群における,幼虫の上陸行動を調査し,以下の結果が得られた.
 1) 幼虫の上陸は,既存の報告のとおり,降雨時あるいは降雨後の夜間にみられ,西日本の特徴である一斉上陸行動も観察された.また,幼虫の上陸は降雨の開始直後ではなく,降り始めからの総雨量が0.4 mm以上になってから開始されていた.降雨開始から上陸が始まるまでの時間は上陸地の形状によって異なっていた.
 2) 幼虫の上陸時の気温と水温は,すでに報告されている数値とほぼ一致しており,気温および水温ともに10°C以上で,それらの温度差は2°C以内であった.
 3) 地上1m地点の湿度が低い場合でも多数の上陸が確認されたことから,空気中の湿度は上陸には直接関係しないと考えられた.
 4)上陸を抑制する光の照度については,現在まで具体的な数値が明らかにされていなかったが,上陸地表面において0.04lux以上の月光でゲンジボ夕ル幼虫の上陸が抑制されることを確認した.
 5) 幼虫が気圧の低下を感知して上陸する可能性が示唆された.ただし,本結果の根拠となる気圧は現地での正確な数值ではなく,調査個体数も少ないため,これらの検征については今後,さらに詳細な検討を行う必要がある.
 6) 竹薮護岸では多くの上陸がみられたが,コンクリート護岸ではほとんどみられなかった.しかし,コンクリ一ト護岸でも河川に寄州が発達している場所は,上陸地として数多くの幼虫に利用されていた.このことは,コンクリ一トブロックによる河川改修の際にも,寄州を設置することで,ゲンジボ夕ルの保護や復活ができる可能性を示している.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] ゲンジボタルの分布に影響する環境要因の地域比較 冨田満,伊藤浩二,加藤和弘 ランドスケープ研究 69(5): 557-560 (2006) ==> [本文PDF]
Abstract: Genji-firefly Luciola cruciata, a symbolic species in Japanese traditional agricultural landscapes, has recently been decreased. Therefore, conservation practices of this species have been tried in various parts of Japan. It was reported that the factors influencing the distribution of this species in eastern Japan differed from those in western Japan, and that the difference corresponded to topographical difference between the two regions. There are, however, few studies in which the difference is analyzed quantitatively. To compare factors influencing firefly distribution in eastern Japan with those in western Japan, we constructed regression models using firefly abundance as dependent variable and environmental measurement values as independent variables. Data were obtained from two areas: one was Ichikai Town, which is located in a hilly district in eastern Japan, and the other was Hagi City, which is located in a piedmont region in western Japan. The results showed that the dominance of gravel deposition covering riverbed and the abundance of freshwater snails Semisulcospira libertina were significant factors influencing firefly abundance in the both study areas, while such factors as the channel width, current velocity, dissolved oxygen and bank height did not performed as environmental factors constantly. We confirmed that we should be careful in applying an inductive model obtained in a study area to the other areas. It appears that regional comparison of environmental factors influencing abundance of target organisms to find the reasons that causes regional difference in environmental factors may be a way to construct models with higher universality.
キーワード:ゲンジボタル,生息地要求性,地形タイプ,保全,水質,植生
【...小規模な水路と,より流路幅の広い河川という2つの水域タイプの間では,流路幅以外にも流量や河床勾配といった水文学的条件が大きく異なる。従って,本種の生息を規定する生物的•物理的•化学的要因にも違いが認められる可能性がある。そこで,本研究では東日本と西日本のそれぞれにおける特徴的な生息地タイプ(丘陵地•台地•段丘タイプおよび山地•山麓地タイプ)で,成虫個体数を規定する主要な生息環境条件を個別に特定し,調査地域間で結果を比較することにより,本種の生息に影響する環境 要因の地域間の変動可能性について検討を試みた。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 中部大学キャンパス内の茶室池と LISA 水田におけるゲンジボタルの飛翔に関する実証的研究 牧野裕史,持地信雄,谷山鉄郎,寺井久慈,南基泰 生物機能開発研究所紀要 (中部大学生物機能開発研究所) 6: 9-32 (2006-03) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...本研究では,里山を代表する生物であり現在その生息域,生息数が減少しつつあるゲンジボタルを,中部大学構内にある茶室池,およびLISA水田において飛期させることを目的とする.計画にあたり,単にゲンジボタルを飛期させるだけでなく,大学を取り巻く雑木林,構内に存在する水源(茶室池, LISA水田,周辺の湧き水)を保全し,里山とその生物多様性を保全していくことを前提に,ゲンジボタルのライフサイクルを対象としたビオトープとしての空間を想定した計画を行うことを目標とする...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 岩堂沢ダム建設工事に係るヘイケボタル保全対策 菅野敏仁 農業土木学会誌 74(12): 1117-1118 (2006-12-01) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...圃場整備工事によって,南原地区の水田に従前から生息しているヘイケボ夕ルの生息環境が,一時的に改変されることから,ホタル水路や一時避難場所の造成,ヘイケボタルの人工飼育と放流およびモニタリング調査等の保全対策を平成8年から実施している。ここでは,その内容および現時点での検証結果について報告する。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] ヘイケボタル Luciola lateralis Motschulsky (Coleoptera: Lampyridae) の孵化時刻 新井哲夫,松下吏亜 山口県立大学生活科学部研究報告 31, 1-6, 2006-03-25 ==> [本文PDF]
Abstract: The time of egg hatch in firefly, Luciola lateralis Motschulsky (Coleoptera: Lampyridae) was observed under LD 12:12 (12h light: 12h dark) at 30, 25, 20 and 15℃. Most eggs hatched at every temperature during the dark period. The peak of egg hatching appeared within 2h after light-off signal at 20 and 15℃ and was delayed by higher temperature. The variation in egg hatching became large at 15℃. Egg hatching time was studied under thermoperiod (warm phase and cool phase, each 12h) in continuous light (LL) and continuous darkness (DD). Egg hatching was appeared during cool phase under LL and DD. Under thermoperiod (25:20℃, each 12h), the peak of egg hatching in LL was delayed for DD.
【...今回は、ヘイケボタル Luciola lateralis の孵化時刻について、いくつかの光周期と温度周期条件下で実験し、孵化時刻の決定に対する測時機構の関与や成虫の活動時刻と関連性させた適応的な意味などについて考察した。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 北海道のホタル ─アンケート調査から─ 佐々木均,遠藤螢 -酪農学園大学紀要 31(1): 21-24 (2006) ==> [本文PDF]
Summary: The questionnaire was performed to obtain the present situation of fireflies inhabiting in Hokkaido. As the results of the questionnaire, 87 communes (48%) out of 180 reported to be the habitat of the insects. L. cruciata, the alien species of Hokkaido, had been introduced to 6 communes. The dwindling of fireflies habitats was also confirmed. It was also cleared that only a few communes recognize the fact that the release of fireflies is directly connected with the gene disturbance of the insect and the environment.
【...生息していると回答のあったホタルの種類はヘイケボタルのみが一番多く62市町村(71%)で,次いでヘイケボタルとその他のホタル(ベニボタル科のホタルを含む)が6市町村(7%)だった。それ以外のものは少数にとどまった。また,本来は北海道に生息していないゲンジボタルが生息し ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 中小都市河川の汚濁特性(IV) -沖館橋におけるBODの長期トレンドと沖館川一西滝川水系における水質・底質の汚濁特性- 三上ー,対馬典子,野津直史,工藤香織,成田俊,松尾章 青森県環境保健センター研究報告 16: 41-47 (2006) ==> [本文PDF]
要旨:青森市西部を流れる沖館川は県内有数の水質汚濁が進行した2級河川であったが,近年,水質の改善傾向が認められている。ここでは,1972年以降,沖館橋において公共用水測定計画により行われているBODの測定結果及び下水道の普及率から水質の長期トレンドについて解析した.その効果,近年の水質浄化は下水道の普及率によることが大きいと考えられた。また,2003〜2004年度に行った沖館川一西滝川水系6地点を対象とした水質調査では,西滝橋において水質悪化が著しいことから沖館川の水質改善には西滝橋流域での削減対策が必要である。
Key words: urban river,water,sediment,long-term trend,pollution
【...沖館川の最下流の沖館橋では1972年から公共用水測定計画により水質測定が行われ,1999年にC類型(BOD;5mg/L以下)に指定された。沖館川はホタルが生息し...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 道路改良工事に伴うゲンジボタルの経年的な生息状況モニタリング調査 藤井宏之・山原康嗣・須藤智典 全国ホタル研究会誌 39: 13-18 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] ゲンジボタル成虫にヤナギ、ドクダミ投与の影響 山岡誠・阿部宣男 全国ホタル研究会誌 39: 40-42 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] ヘイケボタル成虫にヤナギ、ドクダミ投与の影響 山岡誠・阿部宣男 全国ホタル研究会誌 39: 48-50 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] クロクシヒゲボタル Cyphonocerus watarii の生息環境および近縁種との形態的差異 川野敬介 全国ホタル研究会誌 39: 51-55 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 都市域の谷戸におけるヘイケボタル・クロマドボタルの生息環境について 大澤啓志,勝野武彦,世良和浩 日本緑化工学会誌 31(1): 187-189 (2005) ==> [本文PDF]
摘要:川名清水谷戸(神奈川県藤沢市)においてホタル2種の生息環境を調査した。ヘイケボタル成虫はピーク時に400個体計測されたが,発生部位は谷戸内で季節的に推移した。枝谷戸・本谷戸で多様な水辺環境が存在していることが,都市内谷戸で高い個体群を維持している要因と推察された。クロマドボタル幼虫は谷戸内で局所的に分布し,斜面樹林と休耕湿地に接するアズマネザサ群落で多く観察された。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ホタル護岸の有効性に関する研究 後藤益滋,関根雅彦,金尾充浩,宮本和雄,樋ロ隆哉,今井剛,浮田正夫 上木学会論文集 804/VII 37: 11-22 (2005) ==> [本文PDF]
要旨:高水敷と天端の植栽を持つ一の坂川,高水敷はあるが植栽のない吉敷川,高水敷も植栽もない沢波川のホタル護岸について,幼虫上陸調査,羽化トラップ調査,産卵調査等により,ホタルの護岸利用度を検証した.その結果,一の坂川では高水敷と護岸,吉敷川では高水敷,沢波川では護岸下部が主要な蛹化場所であった.一の坂川の高水敷は水没するため,羽化は少なかった.産卵は日中•夜間とも照度の低い水際部と水面上で観察された.これらの結果に基づき,蛹化場所には適度な湿気のある土壌を水没しない高さに確保することが重要であること.また,植栽は護岸の温度を下げ,蛹化場所としての護岸の価値を高めるほか,産卵場の創出にも有効であることを示した.
Key Words: firefly,Climbing Larvae,Emergence Trap,riverbank protection for tiretly
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 都市域の谷戸におけるヘイケボタル・クロマドボタルの生息環境について([特集]第36回大会) 大澤啓志,勝野武彦,世良和浩 日本緑化工学会誌 31(1): 187-189 (2005) ==> [本文PDF]
摘要:川名清水谷戸(神奈川県藤沢市)においてホタル2種の生息環境を調査した。ヘイケボタル成虫はピーク時に400個体計測されたが,発生部位は谷戸内で季節的に推移した。枝谷戸•本谷戸で多様な水辺環境が存在していることが,都市内谷戸で高い個体群を維持している要因と推察された。クロマドボタル幼虫は谷戸内で局所的に分布し,斜面樹林と休耕湿地に接するアズマネザサ群落で多く観察された。
キ一ワ一ド:ヘイケボタル,クロマドボタル,谷戸
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 鎌倉市鎌倉中央公園におけるマシジミの分布 西栄二郎 Actinia(横浜国立大学教育人間科学部附属理科教育実習施設研究報告),16: 21-24 (March 2005) ==> [本文PDF]
Abstract: The freshwater clam Corbicula liana was collected in small creak in Kamakura Chuo Kouen,Kanagawa Prefecture.The distribution of the species was compared to the one of introduced species C.fluminea in Kanto area.Then the former indigenous species is probably rare in Kanagawa,and the latter invaded species very common along the Kanto area.
【...もその一つである.このような自然体験の場としての公園には,蛍を見るために様々な取り組みが行われることがある.蛍の幼虫の餌とな ...慎重を期す必要がある.蛍の生育のためにカワニナの放流を行ってい る戸塚区の小雀公園内の水路等では,カワニナ が多く見られ,シジミ類は発見されなかった...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 松本市圧内の都市計画に伴うヘイケボタル水路移転の試み 上條慶子,関口伸一,藤山静雄,山本雅道 環境科学年報 (信州大学環境科学研究会) 27: 74-81 (2005) ==> [本文PDF]
摘要:1) 2002年に約30haの水田の開発工事が始まったが、この地域内に小さなヘイケボタル生息地があることが分かった。急な移転計画が持ち上がり、その対応が求められた結果、そこから北東約500mの公園予定地にホタルを移転させることになった。
 2) 小規梼なホタル生息地であったので、移転はその数の減少を防ぐため、生息地の土を草ごと移すことにした。この試みを成功させるために、移転先の植生・水環境などの環境調査を行った。移植したホタルについては、成虫の発生状況を観察した。
 3) 移転先の植生では2004年12月までに44種を確認した。水質はやや富栄養であるが、へイケボタルの生息には適当な範囲こあった。水温については、1月の平均水温が約12℃と、冬季としては非常に高かった。
 4) 成虫は6月9日から8月10日まで2ヶ月余り発生し、通常の当地の発生期間よりもやや長かった。発生延べ数は166個体となった。オスは前半に多く見られ、メスは後半に多く見られた。
 5) 成虫の発生期聞が長い原因について考察され、冬季の水温が12℃前後と高く、そうした冬季の低温期間の不足が長い発生期間をもたらしたと推定された。2004年の冬季水温を下げるように調整されたので、2005年の成虫発生が正常に戻るかが注目される。
Key words: "Heikebotaru" firefly; Biotope; Coservation 、ヘイケボタル、都市公園水路、ピオトープ、生物保全
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 相模川水系におけるタイワンシジミの侵入状況とシジミ亜科分類の変遷 園原哲司 Actinia(横浜国立大学教育人間科学部附属理科教育実習施設研究報告),16: 11-19 (March 2005) ==> [本文PDF]
Abstract: We collected and observed Corbicula samples in the Sagami river system and Kaname river system to determine whether invasion of exotic Corbicula fluminea has occurred.C.fluminea has invaded and indigenous C.leana has disappeared from both the river systems.We could not find C.leana in either the Sagami river system or Kaname river system.The present study suggests that the invasion of exotic C.fluminea may result in the extinction of the indigenous C.leana.
【...したり,負,他の貝,水草などの生物に付着し て持ち込まれるなど,いずれにしても人為的な原因であろう。この点は,次の項目で議論する。 (3)ホタル保護活動によるタイワンシジミ分布拡大左岸用水路内にはタイワンシジミとカワニナ ...図2.座間市入谷の龍源水ホタルの公園水路 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 大気汚染修復活動の最前線からのレポート 山岸善忠,大澤重義 環境バイオテクノロジー学会誌 4(2): 127-130 (2005) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
キーワード:大気汚染,ヒマラヤザクラ,環境浄化
【...このように農業者により歴史時代を通じ営々とよく管理維持されてきた林野が,明治時代以降の自然主義作家の目に留まり,文学作品の中の自然として現代人の心の中に強く焼き付いているのである。言い換えれば,アカトンボ,ホタル,メダカやドジョウの生息する自然は,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 環境学習のための小河川における調査事例 植山麻美,柴田真里,水上紗央里,渡辺万利子 名古屋女子大学紀要 51(家・自): 137-145 (2005) ==> [本文PDF]
【Summary 略】
【...水質汚濁に関する水質調査の中で生物指標種とされる...Sta.4ではゲンジボタルの幼虫が春の調査時に確認された.ゲンジボタルの成虫は,6月頃流域全体で飛翔しているのが確認されたが,Sta.3からSta.4にかけて個体数は多かった.また,Sta.4ではサワガニやゲンジボタルの餌であるカワニナも確認された....各地点の水生昆虫およびそのほかの底生動物相から水質階級を判断すると,Sta.1,Sta.2およびSta.3では水質階級Iのきれいな水,Sta.4は水質階級IIの少し汚い水,Sta.5は水質階級IIIの汚い水からIV大変汚い水であった....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ゲンジボタル幼虫はどんな食餌に魅かれるか(第1報)−飼育のための代替餌料確保への一考察− 大内紘三 全国ホタル研究会誌 38: 25-29 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ゲンジボタル幼虫はどんな食餌に魅かれるか(第2報)−餌材の水抽出液の糖質及びアミノ酸について 大内紘三 全国ホタル研究会誌 38: 30-33 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ゲンジ・ヘイケボタルの「飼育・生態観察装置」及び「カワニナ稚貝収集器」の工夫と飼育の実践 中村光男 全国ホタル研究会誌 38: 34-37 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ヘイケボタル成虫にカエデ,ヨモギ投与の影響 山岡誠・阿部宣男 全国ホタル研究会誌 38: 38-40 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 中国大陸の水生ホタル2種の生態概要 大場信義 全国ホタル研究会誌 38: 41-43 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 農村地域の谷津におけるゲンジボタル成虫の個体数と土地被覆との関係 澤田大介,加藤和弘,樋口広芳,百瀬浩,藤原宣夫 ランドスケープ研究 (日本造園学会誌) 67: 523−526 (2004-03-31) ==> [本文PDF]
Abstract: The Genji-firefly (Luciola cruciata) is an endemic insect of high conservational interest. We discussed relations between the abundance of the adult L. cruciata and land covers in agricultural landscape in southeastern Tochigi prefecture, Japan. The abundance survey was conducted during the adult period of June at 35 observation points where aquatic and stream edge conditions were mostly homogeneous. Land covers adjoining streams were surveyed by interpretation of aerial photograph and by using GIS. A multiple linear regression analysis and a regression tree analysis were performed for the L. cruciata abundance with surveyed land covers on the bottomland and the valley wall. In the multiple linear regression model obtained, the abundance of the L. cruciata was influenced by the ratio of areas of paddy fields, idle fields and artificial area on the bottomland and woodland on the valley wall. The regression tree obtained suggested that the microhabitat where high rate of areas of paddy fields on the bottomland and woodland on the valley wall, and a low rate of artificial areas on the bottomland had much abundance of the L. cruciata. We concluded that the abundance of the L. cruciata was influenced by land uses around the microhabitat where aquatic and stream edge conditions were mostly homogeneous.
キーワード:ゲンジボタル,微生息場所,土地被覆,谷津,GIS,多変量解析
【...そこで本研究では,過去に例がほとんどない水系周辺の土地被覆とゲンジボタル成虫の個体数との間の関係の定量的な分析を試みた。水系周辺の土地被覆は,成虫の空間利用に関わる植生や人為的影響などを規定しており,成虫の生息環境の評価に適した要因であると考えられる。また,土地被覆に関する情報は面的に収集可能であり,このような分析から得られた知見は土地利用計画や生息適地椎定に応用しやすいと考えられる。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年]
学会員外
有料
ゲンジボタルの生態分布から見た水域環境の類型:九州地方の一級河川を例として(都市計画) 山下伸也,廣田篤彦 日本建築学会研究報告 九州支部 3 計画系 43: 377-380 (2004-03-01) ==> [本文PDF]  >==> 文献情報サイト
【要旨なし】
【...本研究では、ゲンジボタルの幼虫が主要食物とするカワニナに特に着目し、水域環境とカワニナの生態分布の閨連性を明らかにすることにより、ゲンジボタル生態分布の特性の観点から、環境再生への可能性について検討するものである。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 宇治川でのゲンジボタルの出現 吉岡英二 神戸山手大学紀要 6: 139-144 (2004) ==> [本文PDF]
キーワード:宇治川,ゲンジボタル,河川環境
【...5月下旬には学生の記録に連日「乱舞」との記述が連なった。その後は徐々に収束して6月ー7日のー個体を最後に観察されなくなった。また、この年にゲンジボタルの飼育を目的に、交尾・産卵させるためのいわゆる「種ボタル」を採集して、飼育水槽でカワニナを与えて飼育を開始した。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] クロマドボタル幼虫と捕食者の相互関係 大谷雅昭,小池啓一 群馬大学教育学部紀要 自然科学編 52: 61-71 (2004) ==> [本文PDF]
要約:日本に50種近く知られているホタル科の多くは、一生を陸上で生活する陸生ボタルである。また、幼虫は全種発光することが知られているが、捕食者に対する警告信号などと言われているものの、具体的な発光理由については不明である。本研究では、近畿以東の人里から山地林縁に広く生息するクロマドボタルの幼虫を用いて、捕食者との関係について解明を試みた。クロマドボタルの幼虫は良く発光するが、その発光は観察や実験結果から捕食者から身を守るためには有効とは言えなかった。一方、幼虫を刺激すると、腹部末端や体節間膜より液体を分泌したり、体節の側面から肉角を突出させることがわかった。幼虫を捕食者と対峙させた実験では、捕食者が忌避反応を示し、1匹の幼虫も捕食されなかった。このことから、幼虫の液体分泌や肉角突出は、捕食者に対する忌避物質の分泌であると考えられた。また、この忌避物質は、は虫類のほかに学習能力の低いとされる肉食性昆虫類に対しても有効な防御手段であると考えられた。さらに、外部刺激による幼虫の擬死行動も、特定の捕食者に対して有効な防御手段となりうる可能性がある。以上のことから、クロマドポタル幼虫は、捕食者に対する巧妙な防御システムを備えていると考えられた。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 愛知県・岐阜県における近自然河川工法の施工事例にみる問題点 三浦永美子,内田臣一 愛知工業大学研究紀要 39-B: 77-84 (2004) ==> [本文PDF]
Abstract: In Japan many attempts have been undertaken in the last decade to restore rivers to natural ones,which are called "Kinshizen-kasenkoho" (nature-oriented river construction,derived from the German word "Naturnaher Wasserbau").We analyzed reports on the problems in the practices of such river restoration in Aichi and Gifu prefectures,Honshu,Japan.Some practices were evaluated in this study,and were added to the analysis.Many problems are found in the cover soil on concrete blocks,gabions,etc.The soil was sometimes washed out by flood.Many problems are also found in concrete blocks and gabions themselves.They are frequently inadequate to serve the substrata for plants,in case the river bank was revetted too massively,even if the blocks were hollowed out for the establishment of vegetation.Boulders for the habitat of fishes and other animals were sometimes washed away by flood.Contrary,hollows of concrete blocks for fish habitat were stuffed by sediment after flood in many cases.These cases suggest that wrong material was often adopted for the river restoration in this region.The hydraulic stress during flood had probably been underestimated in case the soil and boulders were washed out,or,on the other hand,overestimated when the revetment was inadequate for vegetation and the sediment deposited into the hollowed blocks.Material and other details of river restoration should be adopted after careful observation of geomorphology with appropriate estimate of hydraulic stress.
【...本研究では、用語を次のようにまとめた。 石:石積、石張、捨石、置石、寄石 環境保全型ブロック・植生ブロック、連節ブロック、 ホタルブロック、魚巣ブロック、ポット型ブロック ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 圃場整備にみる環境配慮の現状と展望 奥島修二,長利洋 農業土木学会全国大会講演要旨集: (S)118-119 (2004) ==> [講演要旨PDF]
要旨土地改良法の改正により全ての農業農村整備事業が自然と共生する田園環境の創造に貢献する事業内容に転換され、環境との調和が具体的取り組みとして求められることとなった。そこで、農業農村整備事業で環境との関連の深い面工事を主とする圃場整備を軸として、農業土木と生態とのかかわりと展開方向を模索する。
Keyword: 農業土木,圃場整備,水田生態工学
【...わが国の農業は、高度土地利用・高生産性農業を追求してきた。圃場整備や機械化などの農業の近代化により、農業者を重労働から解放するとともに、土地生産性や労働生産性は大きく向上した。その一方で、水田やその周辺で普通にありふれていたホタル、メダカ、フナ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年]
(内容未確認,)
小動物を指標とする目標生態性の達成度評価 武井幸久,大川拓哉,坂田正宏,向川泰弘,村上雄秀 福井工業高等専門学校研究紀要 自然科学・工学 (2004) ==> [出典内容]  ==> [本文PDF](会員制)
要旨:The new subject of civil engineering is to realize the normalizaition and sustainability of eco-system.Then,the vision of bios cleave network is proposed for emergence of eco-system on banks of river and slopes of road.The authors have researched the methodology for the emerge of local biospheres to develop into bios cleave network by greening.And they find that there is no concrete method to assume the objective biosphere for greening,and to evaluate its achievement degrees at the fields greened.The purpose of this research is to make these methods clean.At first,in this paper,they propose the work-shops with mental maps surveys as the process for assumption of objective biospheres.Next,based on the practices,they shows that indices of soil animals and oribatid mites is efficient to evaluate achievement degrees of biospheres.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 我が国の道路周辺に造成されたビオトープの実態分析とHEPによる環境評価に関する研究 伊東英幸 第29回土木計画学研究発表会・講演集,土木学会 (2004) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...東名高速道路 大井松田IC 2 横須賀PA 3 釜利谷ホタル水路 4釜利谷高架下 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 第23回農薬製剤・施用法シンポジウム 橋田充,西村洋,本山直樹,宮原佳彦,松田光夫 日本農薬学会誌 29: 75-76 (2004) ==> [本文PDF]
【...報告いただいた.また,一般社会が指摘するメダカやホタルといった自然棲息生物が少なくなった原因は農薬によるものでなく,水路設備・埋め立て宅地化・生活排水等によるとの指摘がなされた...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 初期水稲農薬が水田に生息する非防除対象節足動物に与える影響 嶋田知英,小川和雄,三輪誠,斎藤茂雄 関東東山病害虫研究会報 51: 167-170 (2004) ==> [本文PDF]
摘要:水田に生息する非防除対象節足動物であるアキアカネSympetrum frequens幼虫に対する,初期水田農薬数種の殺虫活性を調査した。その結果,イミダクロプリド100mg/l,フィプロニル100mg/l,10mg/lで殺虫活性が確認された。また,殺虫剤6剤,殺菌剤3剤,除草剤3剤について基準使用量による殺虫活性を調査したところ,殺虫剤のうち,カルタップ塩酸塩,カルボスルファン,ベンフラカルブ,イミダクロプリド,フィプロニルはいずれも高い死虫率を示したが,ピメトロジンの殺虫活性は認められなかった。また,除草剤,殺菌剤の殺虫活性は認められなかった。さらに,模擬水田における,田面水のイミダクロプリド及びフィプロニルの動態を調査したところ,施用38日後に,イミダクロプリドは,検出出来なかったが,フィプロニルは,高い濃度を維持した。
【... 農薬の水田に生息する非防除対象節足動物に与える 影響評価は,ゲンジボタルや(・奈ら,1991),コミズムシなど(西内,1981)で行われているが,全般に,水田に生息する野生生物に与える農薬のリスクに関する情報は断片的である。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 山口の酸性雨 III 大前貴之,井澤弘,多湖元昭 山口県立大学生活科学部研究報告 30: 1-6 (2004) ==> [本文PDF]
要旨:2003年度に山口市で採取した雨水を分析した結果、平均pH:4.35、初期降水平均pH:3.97、平均EC:26.4μS/cm、初期降水平均EC:64.7 pt S/cm、の値を得た。また、初期降水の群群イオン濃度(pt eq/1)を分析した結果、NH、+:36.13、 K+:90.69、 Na+:87.33、 Mg2+:19.17、 Ca2+:48.19、 Cl一:99.63、 NO,一:51.50、 SO42一:100.30、の値を得た。この結果は、山口市の雨水の品質が日本の清浄地域における雨水の品質に匹敵するものであることを示唆している。
【...山口市およびその近隣市町村における都市開発に際して、適切で効果的な環境保全対策がとられたことの現れであるとも考えられる。今後も、一の坂川ホタル護岸に象...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] ゲンジボタルの交尾における体の大きさの影響について 井口豊 全国ホタル研究会誌 37: 17-18 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 村上市田園環境整備マスタープランにおけるホタルの保護と育成 中村則彦 農業土木学会誌 71(11): 967-972 (2003-11-01) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...県営ほ場整備事業区域内のゲンジボタルの移動と,育成による保護を進めるにあたっては,次のような理由から難度が高いと予想された。すなわち,ホタルの生息環境に適合した水路を整備し,これが飛翔するまでの生育環境を整備するには,土木・土質・水理・生物・気象・光など様々な専門的分野が生態・生育環境に係っているからである。このため,ホ夕ルの生態等について前もって独自に調査・研究を行い,次のように,手順と具体的な整備構想を整理して育成に取組んだ。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 生態ネットワークの形成と道路環境 亀山章 国際交通安全学会誌 28(3): 229-235 (2003) ==> [本文PDF]
要旨:今日、生物多様性の保全や生きものとの共生など、自然環境の保全に対する社会的関心が著しく高まっている。生物多様性の保全は、種における遺伝子の多様性、生態系における種の多様性、地域における生態系の多様性など、生物社会のそれぞれの段階で求められるものである。生きものの種を消失させたり、その生息環境に影響を及ぼさないように努めることは、あらゆる開発行為において求められており、道路整備においても生物多様性の保全を目的として、生きものを主とした自然環境の保全に強い関心が向けられている。本稿では、最近の道路整備と自然環境保全に関わる行政の動向をみながら、生態ネットワークに配慮した道路整備のあり方について考察する。
【...近年、夜間照明が生きものの生活に大きく影響を及ぼすことから、新たな公害とされた光害(ひかりがい)もその一つである。夜間照明が成虫のホタル にとって、最も大きな生息阻害要因となっていることは、近年、知られてきていることである。野生動物の多くが夜行性であることを考えると ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年]
(内容未確認)
武生市内の小河川流域におけるユスリカ抑制対策に関する研究 奥村充司,荒木俊幸 福井工業高等専門学校研究紀要 自然科学・工学 ??: ???-??? (2003) ==> [出典内容]
要旨:The small stream polluted in organic substance is looked at in urban river.Then,there is an outbreak of the chironomid every year.The nitrogen rate of industrial liquid waste is high for the upstream in Osyozugawa River that flows in respect of the Takefu City,and the reproduction of algae becomes popular.It is very difficult to improve the water quality contaminated by this drainage,even if it is viewed from the economical plane.The purpose of this paper is to identify the species of the chironomid that inhabits this river and to investigate the mechanism in which this chironomid breeds in large quantities and time of the generation.The result of practice activity in this paper with regional inhabitant is reported.As a result of the identification by the microscope,Chironomus Meigen yoshimatsui was judged as mainly inhabited in this river.In upstream and downstream,the peak of the generation observes 6 times in the period of the end of October from May.And,the organic substance is included for 10%〜25% (year average 13.5%) for the soil of river bottom throughout the annual,and in addition,30%〜70% (year average 45.3%) is an organic substance on the mud which adheres to algae.The organic substance is used as a material of the nest,when it becomes a bait of the chironomid.In such situation,it is an effective method to remove algae before the chironomid breeds in large quantities.There was the increase of the consciousness of the regional inhabitant to the river water quality improvement through this activity.It is important that the system to which tackle the problem/seoolving is established,as regional inhabitant,administration and the neighborhood enterprise will become a one body in future.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 昆虫に性ホルモンはあるか 嶋誠悟,山元大輔 日本比較内分泌学会ニュース 111: 11-31 (2003.12) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...ホ夕ルの一種(Lampyris noctiluca)ではアラ夕体から分泌される神経分泌顆粒の分泌量や時期に性差があることが分かっている。その結果、雄では頂端組織が十分発達しぺプチド性の雄性化ホルモンを分泌するが、雌ではこの組織の発達が悪く、雄性化ホルモンが造られることはない。そして、その雄性化ホルモンの影響を受けて、雄の生殖腺は精巣へと分化し、次の脱皮で第二雄性性徴を示すようになる。一方、雌では雄性化ホルモンに曝されることが無いため、生殖腺は卵巣へと分化し第二雌性性徴を示すようになる。このペプチド性ホルモンが雄性化能を持つことは並体結合実験で実証された。すなわち4齢幼虫の雄と雌を並体結合によって繫ぎ、血リンパが相互に自由に流れるようにすると、成虫変態後、雌の個体は精巣を持ち外観も雄様となったのである。これは、哺乳動物と同様Lampyris noctilucaにおいては性の基底状態が雌で、ホルモンにより雄性化が起こることを示している。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] クメジマボタルの研究 《久米島の宝物》 本間丸鈴 全国ホタル研究会誌 36: 1-3 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] オキナワスジボタルの発光数と気象との関係について 平良親和・宮城拓磨・内間平・山川源太・山城栄介 全国ホタル研究会誌 36: 7-9 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] ヘイケボタルの二化性について 山岡誠 全国ホタル研究会誌 36: 15-17 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] クメジマボタルの生息地とキクザトサワヘビが発見された場所との関連性について 佐藤文保 全国ホタル研究会誌 36: 18-26 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] クメジマボタルの発生変動の要因について 佐藤文保 全国ホタル研究会誌 36: 27-31 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 金沢市における大規模開発に伴うゲンジボタルの減少について 西原昇吾,永坂正夫,白井伸和,高橋久 河北潟総合研究 (NPO法人 河北潟湖沼研究所) 5: 25-31 (2002) ==> [本文PDF]
要約:金沢市田上本町周辺はゲンジボタルの大量発生地であり,1997年度の調査では3000匹弱の個体数が確認された.その後,1988年より始まった宅地造成と外環道路整備計画にともなう生息地の改変が進行したために個体数が減少し,2001年度の調査では確認された個体数は200匹ほどであった.田上本町における開発の問題点および今後の生息地保全について提言を行なった.
キーワード:ゲンジボタル,地域個体群,農村環境,保全,環境アセスメント
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] The Influence of Temperature on Flash Interval in the Genji-firefly Luciola cruciata (CoIeoptera: Lampyridae(ゲンジボタルの明滅周期に与える気温の影響,英文) 井口豊 The entomological review of Japan(昆蟲學評論,日本甲虫学会) 57(2): 119-122 (2002) ==> [本文PDF]
要旨:長野県岡谷市駒沢と辰野町松尾峡で,ゲンジボタルの明滅周期と気温の関係を2年間調べた.その結果,明減周期と気温は明瞭な負の相関を示した.この関係には,年による顕著な差はないが地域間の顕著な差は存在することがわかった.従来の研究では,明減周期に基づいて,ゲンジボタルは短周期型(周期3秒未満) ,中間型(周期3 -4秒) ,長周期型(周期4秒以上)の3タイプにわけられてきた.しかしながら,本研究の結果,ゲンジボタルの明減周期は気温に強く影響されることが判明した.ゲンジボタルの発光タイプを分類し,その地理的変異を論ずるためには,単に明減周期だけでなく,明滅周期と気温の関係を調べる必要があるだろう.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 行動生態学から見たゲンジボタル成虫の雌雄サイズの違いについて 井口豊 全国ホタル研究会誌 35: 23-26 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] ヘイケボタルの蜂蜜摂取の影響 山岡誠 全国ホタル研究会誌 35: 30-32 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] ヒメボタル成虫の発生状況と気温・降水量との関係 三矢和夫 全国ホタル研究会誌 35: 33-37 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] ゲンジボタル成虫の生息密度におよぼす照度と樹冠被度の影響 遊磨正秀 応用生態工学 4(1): 59-63 (2001) ==> [本文PDF]
摘要:ゲンジボタル成虫の生息密度に対する照度と樹冠被度の影響について,京都市琵琶湖疏水において1984年と2000年に比較調査を行った. 1984には照度のみがゲンジボタル成虫の生息密度に対して負の影響を与えていたが,疏水沿いの樹木の成長により全体的に樹冠被度が大きくなった2000年では照度よりも樹冠被度の方が生息密度に対して大きな負の影響を与えていた. ゲンジボタル成虫の高密度区と低密度区の境界は,照度0.05〜0.2lux,樹冠被度0.5〜0.6であった.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] Seasonal variation in the adult body size of the Genji-firefly, Luciola cruciata (Coleoptera: Lampyridae) (ゲンジボタルの体長の季節変化) Y Iguchi(井口豊) Entomological Review of Japan (昆虫学評論,日本甲虫学会) 56(1): 35–38 (2001) ==> [本文PDF]
要旨:野外採集したゲンジボタル成虫の体長の季節的変異を調べた. その緒果, 雄の体長は季節が進むにつれてほぽ直線的に減少したのに対し,雌の体長は放物線的に変化した. 過去の研究から, ほとんどの雄が6令幼虫で蛹化するのに対し, 雌は6令幼虫でも7令幼虫でも蛹化することがわかっている. この幼虫期間の違いが, 雌の体長の複雑な季節的変異を生んでいると推察できる. 本研究において, 雄と雌の体長は顕著な季節的変異を示した. これまで報告されたゲンジボタル成虫の体長に関するデータには, 地理的変異だけではなく, 季節的変異も含まれている可能性がある.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 地球環境問題のなかの緑化技術 小泉賢吉郎 文教大学国際学部紀要 11(2): 7-21 (2001) ==> [本文PDF]
Abstract: Historically,science and technology have tended to be viewed in two ways: 1) as something that controls the direction that society takes,as in the case of nuclear energy,space exploration,electronics,and computerization,and 2) as something that is society directed,where society controls it and uses it so as to solve specific problems,as for example,the case of pollution.This paper discusses the second type in the context of revegetation technology,which has come into prominence recently in response to rapidly encroaching man-made environments and the disappearing of natural environments.This paper examines aspects of and reveals interesting parallels between pollution-prevention technology and revegetation technology,both of which have been employed by society to address specific environmental problems-the former to solve problems of harmful industrial waste and automobile emission pollution,and the latter to solve barren land instability caused by the cutting of highway networks through vast areas of the environment.Despite the fact that the two technologies have no direct relationship to each other,both pollution-prevention technology and revegetation technology,over time,can be demonstrated to have gone through almost the same stages of evolution,which strongly implies that despite their differences society has come to view them in a similar fashion.As society becomes increasingly complex in its nature and functioning,it would be wise,therefore,to regard these two technologies not merely as independent useable tools to be applied to isolated problems,but rather as inherent social factors integrated into the very life functioning of society.They must be understood as inter-linking,as in the case of zero-waste integration of industry,that is possible only when both the problem.and the technology are viewed as being~ part of an interwoven fabric.
【...自然を守るだけでなく、失われた自然環境を自分たちで復活しようという運動もあり、その代表的な例がホタルの 里復活運動であった。復活されようとしている自然は ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 307 ゲンジボタル大量発生へ向けた多様な微生物による「せせらぎ」空間造りに関する研究:第2報 硝化細菌によるアンモニア・亜硝酸分解過程 阿部宣男,大平武久,稲垣照美,朝日昭,干場英弘,安久正紘 日本機械学会第11回環境工学総合シンポジウム2001講演論文集〔2001.7.10-12•川崎〕 324-325 (2001) ==> [本文PDF]
要旨: The decomposition process of nitric compounds in water by using various nitrous acid bacteria was experimentally investigated for successive mass breeding of Genji firefly.Controlling the balance of various nitrifying bacteria is important when breeding the firefly successively,because they play important roles in decomposing NH4+ and NO2- in a water of the aquatic environment.We have newly proposed an effective method for controlling the aquatic environment.It was revealed throughout a series of experimental investigation that the amount of soluble nitric compounds in the water for successive firefly breeding,NO2-,NO3- and NH4+,are 0.00 0.02,0.00 50.00 and 0.00 (mg/l),respectively.The method is useful in controlling the quality of water appropriately.
Key Words: Firefly,Environmental engineering,Nitrous acid bacteria,Aquatic environment
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] ヒメボタルの人工飼育法と産卵・孵化に関する若干の知見 三矢和夫 全国ホタル研究会誌 34: 23-26 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 戸隠高原におけるヒメボタル・ゲンジボタル・ヘイケボタル混飛の様相 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 34: 27-30 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] ゲンジボタル幼虫の捕食者に関する実験 守屋節男 全国ホタル研究会誌 34: 31-34 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 324 ゲンジボタル大量発生へ向けた多様な微生物による「せせらぎ」空間造りに関する研究 阿部宣男,稲垣照美,安久正紘,大平武久,干場英弘,浅井浩 日本機械学会第10回環境工学総合シンポジウム2000講演論文集〔'00.7.6,7・川崎市〕 277-278 (2000) ==> [本文PDF]
要旨: They are called the age of environmental problem and bioscience in the twenty-first century.In this study,aquatic environment utilizing various bacteria for mass generation of Genji firefly is realized,and the research on lifetime breeding of the firefly over the 11 generation is carried out by the present.This lifetime breeding is a very difficult problem,when the appropriate aquatic environment is not achieved,and here,various trials will be given for the achievement of the aquatic environment.The environments,which are optimum for the firefly,also seem to be necessary for the human life.
Key Words: Firefly,Environmental Engineering,Biological Engineering,Aquatic Environment
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 生物群集の解析手法と環境アセスメント 中村寛志 信州大学農学部紀要 36(1): 1-10 (2000) ==> [本文PDF]
要約:生物群集の構造を解析する方法は2つある。種の環境指標性を利用する定性的手法と,多様度指数や類似度指数で群集構造を解析する定量的方法である。本編ではこれらの手法を,指標生物による評価,生物群集の記載,群集の構造解析および重み付け指数による評価の形に分類し,それぞれのもつ意義をデータのもつ情報量を基準に概説する。さらにその解析手法を応用して環境評価や環境アセスメントを行う上での諸問題について述べる。またモデル群集を提示してこれらの指数の性質を比較し,重み付け指数の1つであるグループ別RI指数法をとりあげその環境評価への有効性について考察する。
キーワード:生物群集,指標生物,多様度指数,RI指数,環境アセスメント
【...この中で昭和53年度に実施された第2回緑の国勢調査では,タガメ Lethocerus deyrollei Vuilleforoyやゲンジ ボタル Luciola cruciata Motschulskyなど生息環境が悪化しつつある昆虫種が ..】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 自然物の分布様式による環境評価の試み 大野博之 土木学会論文集 664 VII-17: 119-126 (2000) ==> [本文PDF]
要旨:河川法の改正等にみられるように,近年,土木事業においても自然環境を保全.創出することが求められるようになり,自然環境に配慮した砂防事業や河川事業が実施されるようになってきた.しかしながら,実際に出来上がった施設が,周辺の自然と調和するかどうかの客観的な評価法がほとんどなく,設計者や施工者などの自然観による主観的な評価で実施されているのが現状である.
 本研究では,自然物の分布様式に見られるフラクタル性を基に,自然環境の客観的かつ定fl的な評価を試みた.その結果,フラクタル特性を基にして,自然と人工物の区別が定ft的にできる可能性を示した.また,植生分布の変化状況もフラクタル次元と分布面積でより定量的に評価できることが示された.
Key Words: environmental evaluation,fractal of natural object,Hopkins-Skellam Index,vegetation,riverbed materials
【...通常,上流の河川にみられる河床材料は,礫以上の粗い粒子が多い.こうしたことから,河川に見られる河床の石(礫以上)の分布を評価対象に取り上げた.一方,植生,特に樹木などは,その存在がホタルなどの昆虫のハビタットとなり重要となる一方,河 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 環境保全に配慮した農業農村整備の景観評価 平瑞樹,三輪晃一,若松千秋 鹿兒島大學農學部學術報告 50: 85-93 (2000) ==> [本文PDF]
要旨:南九州の農村地域には,清らかな水や自然の地形を活かした快適な親水空間が数多く存在し,美しい景観や環境保全に配慮した整備が実施されている.ところが,設計者の主観的な考えが導入される傾向が多く,実際,地域住民が整備完了後どのように感じているのか把握されていない.そこで,環境保全に配慮した農業農村整備の中でも,景観に着目し,主観的・個別的な視覚評価を客観的あるいは普遍的に捉えるアプローチを試みた.また,施工完了後のアンケートによる分析結果を計画や調査する側へフィードバックすることにより,整備計画や設計指針に寄与する目的で実施した.
 結果として,アンケート調査による事業への周知度を調べると,約5割の住民にしか事業内容が把握されていないことがわかった.またSD法を用いた多変量解析(因子分析)により,快適性,視覚的感受性,地域性,情緒性という項目が抽出された.さらに,デジタル画像による同様な分析から,親近性と自然的か人工的かという座標軸に各画像を布置できることから景観要素を考慮する場合の視覚的な評価が判断できることが明らかとなった.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 水田に生息する巻貝類3種に及ぼす殺虫剤の影響 昆野安彦 環境毒性学会誌 3(1): 11-14 (2000) ==> [本文PDF]
Abstract: Toxicities of insecticides to three kinds of fresh water snails were evaluated. The test organisms are Physa acuta, Semisulcospira libertina and Cipangopaludina chinensis. The fresh water snails are quite low susceptible to insecticides and LC50 values of organophosphates, pyrethroids, and neonicotinoids ranged from 0.84 to >100 ppm.
【...これら巻貝類が水田稲作とど のような関わりを持っているかは不明な点が多いが,サカマキガイに関しては除草能力を有することから水田雑草に対する天敵生物として扱われる場合がある.またカワニナに関しては近年各地で復活運動が行われているゲンジボタル幼虫のエサと ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 市街地にとぶホタルの謎にせまる 守山市立明富中学校科学部・守山北中学校科学部・守山中学校科学部・守山南中学校科学部 全国ホタル研究会誌 33: 1-4 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] ゲンジボタルの糖液摂取の影響 山岡誠 全国ホタル研究会誌 33: 21-22 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] ゲンジボタルの一つの飼育方法とその広がり 吉岡正信 全国ホタル研究会誌 33: 23-26 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 低温処理によるヘイケボタル Luciola lateralis の休眠打破 金三銀・金錘吉 全国ホタル研究会誌 33: 35-38 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] ヒメボタルの餌 陸貝を野菜屑で増殖 西山武 全国ホタル研究会誌 33: 39-40 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] ホタルの擬態 大場信義 全国ホタル研究会誌 33: 41-43 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] ゲンジボタル成虫の発生時期の予測 口分田政博,田中万祐,遊磨正秀 応用生態工学 2(2): 205-210 (1999-11-19) ==> [本文PDF]
摘要:ゲンジボタル成虫の発生時期を予測するために,京都市右京区清滝,京都市左京区銀閣寺,および滋賀県山東町長岡における成虫発生時期について,幼虫の上陸時期や気温との関係について検討を行った.幼虫上陸数最盛 (または初見)日と成虫発光目撃数最盛(または初見) 日(ともに1月0日からの日数で示す)の関係は,
   成虫発光目撃数最盛(初見)日 = 14.23+1.34×幼虫上陸数最盛(初見)日
として示された.蛹期(幼虫上陸から成虫羽化までの全期間)の発育ゼロ点は13.7℃,蛹期の発育を完了するための有効積算温量は162.6日度と推定された.日平均気温平年値が蛹期の発育ゼロ点を超える蛹期発育開始日平年値から20日間,30日間,ならびに40日間の発育ゼロ点以上の積算温量から,成虫現存数の最盛日は
   成虫発光目撃数最盛予測日=174.8-0.248×有効積算温量20
   成虫発光目撃数最盛予測日=180.2-0.199×有効積算温量30
   成虫発光目撃数最盛予測日=187.1-0.175×有効積算温量40
としてある程度の予測をすることができる.なおこれらの有効積算温量の添字は温量の積算に用いた日数を示し,成虫現存数最盛予測日は1月0日からの日数として表現される.また,この式は京都府と滋賀県の個体群に関するものであり,気温条件の異なる他所への適用に際しては,発育ゼロ点や有効積算温量に関するゲンジボタル地域個体群間の同異について今後の検討を要する.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 南足柄の農業用水と湧水 日比野英俊,粟屋徹,板寺一洋,横山尚秀,長瀬和雄,平野富雄 温地研報告 (神奈川県温泉地学研究所) 30: 33-40 (1999) ==> [本文PDF]
Abstract: The Sakawa River originates in Mt.Fuji,Mt.Tanzawa,Hakone Volcano and the Ashigara Mountains.It has large basin area in Kanagawa and waters in the Ashigara plain and supplies agricultural water and electric power.Here we report on the agricultural and spring waters of the Minami-ashigara area on right bank of the Sakawa River.For the agricultural waters of the Minami-ashigara area,we investigated the drawing of irrigation water from one part,the Karikawa water system,using materials on irrigation gathered in 1967.As a result we were able to determine the management and use of agricultural waters.Also,we divided the subsurface water of Ashigara plain group and Hakone group and studied the oxygen isotope ratio for agricultural (river) and spring waters.
【...D農業用水の年間通水による生活雑排水対策が、各地域から要望されている。E農業用水を活用して、鯉の水路、ホタルの里づくり、親水公園等親水空間づくりの実践がされつつある。F農業用水の経路、利用状況、管理状況の現状がおおむね把握できた。 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 扇状地河川の人工淵設置効果 松岡保正 長野工業高等専門学校紀要 33: 49-54 (1999) ==> [本文PDF]
Abstract: Generally river engineering has been developed long years to protect the land and city from flood.In recent years we are asked to reconsider such a attitude in view of amenity and ecological necessity.As rivers in the upper and middle stream part of the river basin are usually rapid due to their steep slopes,a lot of sand and gravel are carried during nigh water period.So we must restore the artificial depths after flood.The field researches on the effect of artificial depths have been carried out in the Asakawa river.Species and numbers of fishes remarkably increased after setting up of several artificial depths.
キーワード:瀬,淵,汀線,維持管理,環境教育
【...公共事業で建設する親水護岸やビオトープには維持 管理費がつかないシステム,財源難等一朝一夕には解決出来そうにない問題が複雑にからんでいる事に よる.また,せっかくホタル水路や多 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 生物季節による温暖化の影響と検出 増田啓子,吉野正敏,朴恵淑 地球環境(国際環境研究協会) 4(1/2): 91-103 (1999) ==> [本文PDF]
摘要:わが国における花暦は現代化された今も生活になお根強く残されている。花前線は海で分断されるもののヨーロッパでもアメリカでもアジア大陸でも、I南から北へ、海岸地方から内陸へ、そして低地から高山へ移動し、世界中をつないでいる。このような、開花、植物の発芽•紅葉•落葉や動物の初鳴きや初見などの動植物の季節現象に1980年に入ってから異常か目ALちはじめた。世界の平均気温も1980年頃から局温化傾向を不し始め、1986年以降13年間連続で平年値を上回り、わが国でも1997年、98年、99年と平年値を大きく上回り、地球温暖化の影響がこれまで以上に現われている。特に最低気温の上昇率は大きく、年較差や日較差が減少していることが、冬.春を暖かくして生物季節現象を変化させている。過去1300年以降の京都の桜宴の記録からみても暖かかつた平安時代に比べて、さらに1997〜1999年は開花が早く史上最高の暖かかさを示している。そこで、植物季節と温暖化のかかわりを解析した結果を述べる。
キーワード:地球温暖化、生物季節、平均気温、ソメイヨシノ、ヒートアイランド
【...気象庁ではー953年からサクラを始め、...ホタルの初見日など多種の生物季實行の ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] カワニナ飼育の実践 月夜野町立古馬牧小学校 全国ホタル研究会誌 32: 1-3 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 雪国植物園のホタルについて 中川七三郎 全国ホタル研究会誌 32: 8-9 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] ゲンジボタル発生予報の試み 口分田政博 全国ホタル研究会誌 32: 20-21 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] ゲンジボタル卵の保存 吉川貴浩・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 32: 26-27 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 初夏と秋に成虫になったヘイケボタル 山岡誠 全国ホタル研究会誌 32: 28-30 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 奥志賀高原ヒメボタル発生地における陸産貝類について 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 32: 35-37 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 水生生物調査から見た守山市を流れる川の水質−ゲンジボタルの棲める川を求めて 中島耕 全国ホタル研究会誌 32: 38-42 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 光害対策ガイドライン 環境庁,100 pp.(1998) ==> [本文(目次)PDF]
【要旨なし】
【...(1) 動植物への影響 (a) 野生動植物 @昆虫類 昆虫類には、蛾類のように光に誘引される走行性の種と、ホタルのように ...b)移動方向の決定に作用 昆虫類 ウミガメの産卵の ・漏れ光の抑制する 鳥類 障害・光度を提示する 照明使用の制限 爬虫類 ・誘引特性の小さい波長使用 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ホタルと人工照明との相関関係について II−光色とホタル明滅の関係 大木美苗・木内香織・田口万理・加藤飛香・芹沢恵美・大竹和男 全国ホタル研究会誌 31: 7-9 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ホタル保護灯について 中川七三郎・岡地真作・小林和久・松井進一・嶋悌司 全国ホタル研究会誌 31: 10-12 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ゲンジボタルの糖液嗜好性について 山岡誠 全国ホタル研究会誌 31: 13-14 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ゲンジボタルの卵の孵化と保存法に対する温度効果 深澤賢ニ・西川直希・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 31: 15-16 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 北海道北広島市のヘイケボタルの生態について2 守下憲治 全国ホタル研究会誌 31: 17-19 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ホタル飛翔予報の試みについて 緒方信一・坂田和歌子・中山歳喜 全国ホタル研究会誌 31: 31-34 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] オキナワマドボタルに発生した冬虫夏草 豊口敬 全国ホタル研究会誌 31: 40-42 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 新田と用水路に成立した魚類を中心とする小生態系と現代の農業用水路の改変によるその破壊と再生:岡山平野を例として 根木昭,根木修 長岡技術科学大学研究報告 19: 141-150 (1997) ==> [本文PDF]
Abstract: The rice crop was brought to Japan about 2,400-2,500 yeas ago.Since then,Japanese has continued to develop the farming land until recently.Especially,the reclamation had been continued on a magnificent scale by Tokugawa Schogunate and many of the feudal lords during the Edo-period (from the beginning of 17 century to the first half of 19).Consequently,wide and large-scale water front for paddy had been formed and many small living things had been offered the dwelling place.Particularly,small ecology system of fishes had been made in the area of water-way for irrigation.However,in the course of high-growth economy after 1960s,the improvement of wet-rice-field taken for modernization of agriculture was promoted.As a result,the formerly formed ecology system of small animals and plants got ruined and conservation works of the water-way for irrigation narrowed their living place.In this paper,we follow the process of the history of reclamation at Kojima Bay in Okayama prefecture since 17 century; that was the typical representative of the reclamation in japan,and we consider the pernicious influence to the ecology system of fishes by the latest improvement of water-way and the measure for restoration in reference to the protection of natural monument “Leptobotia curta” at Asahi river.
【...以後の用水路の改修に当たっては,二面コンクリート張りの回避や,護岸改修において部分的に魚巣ブロックを設置する等の措置がとられ始めた。用水路護岸に魚巣ブロックを用いる試みは,1986年に祇園用水上流部において,ホタルの保護を目的に,地元の ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 恵庭市におけるヘイケボタル生息地の環境調査 北海道ハイテクノロジー専門学校生命工学技術科環境バイオコース 全国ホタル研究会誌 30: 2 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] ホタルと人工照明との相関関係について 大木美苗・木内香織・田口万理・加藤飛香・芹沢恵美・大竹和男 全国ホタル研究会誌 30: 9-12 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 種の保存法により緊急指定されたホタル2種の生息現況と課題 大場信義 全国ホタル研究会誌 30: 13-15 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 北広島市におけるヘイケボタルの生態について 守下憲治 全国ホタル研究会誌 30: 19-22 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 志賀高原ブナ林内におけるヒメボタルの日周活動について 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 30: 23-25 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] スジグロベニボタルの越冬場所についての若干の知見 後藤好正・佐野匡 全国ホタル研究会誌 30: 26 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 「ホタルと人工照明との相関関係」についてのアンケート報告 大竹和男 全国ホタル研究会誌 30: 27-30 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 谷戸田を中心とするヘイケボタルの生息環境の解析 渋江桂子,大場信義,藤井英二郎 水環境学会誌 19(4): 323-330 (1996) ==> [本文PDF]
Abstract: The purpose of this study is to clarify the mutual relationships between the Yatoda environmental factors and the Luciola lateralis population. This research was conducted in a hilly land located at Nobi district in the Miura Peninsula. It was found that Yatoda used as paddy field have given close relationships between the human impacts and L. lateralis population density. Multiple regression analysis indicates a significant relationships between the population density of L. lateralis and the environmental factors. The factors that influenced the population density at Yato having narrow and steep geographical features are relative light intensity on the irrigation canal, depth of stream, height of the open space between the stream surface and the river bank line, width of irrigation canal, minimum flow velocity, soil moisture and length of plot. While the factors that influenced the population density at Yato having wide geographical features are relative light intensity on the irrigation canal, depth of stream, height of the open space between the stream surface and the river bank line, width of irrigation canal, ratio of the width of irrigation canal to the width of stream, flow velocity change, width of plot.
【...本研究においても,へイケボタルの個体密度は,谷戸田の放棄年数が進むにつれて,減少する傾向がみられた。水田のような人間による持続的利用により維持されてきた環境は,生産活動の放棄と共に,減少する要因となった。このことから,人間による攪乱が,水田耕作という持続的利用による適度な攪乱である場合,ヘイケポタルのような人里環境に特徴的な種にとっては,安定した生息環境を与えている可能Beが示唆された。
 ヘイケポタルの個体密度が谷戸田を構成する水田だけでなく,水田利用,斜面林s用水路も含めた農村環境の景観要素と閨連があることが明らかになったことは,谷戸田を中心とした水環境を保全する際,その指標となると考えられ,ホタルだけでない,人間の文化も含めた環境全体を保全することに結びつくと考えられる。
 また,これまでの経験的知見では,ホタルは環境破壊や水質悪化の影響を受けやすいため環境の状態を示す指標とされている反面,実に様々な環境で生息が確認されており,一律的に生息環境を決められないと述ベられてきた2”。本研究では5 2つのタイプに適応した生息環境を定量的に明らかにでき,これまで定性的に言われてきた現象を解析することができた。今後さらに,ヘイケボタルの生態と個々の生息環境要因との質的な関係を明らかにしていくことが必要だと思われる。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] ホタルにやさしい河川浚渫の歩み 口分田政博 全国ホタル研究会誌 29: 8-9 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 鹿児島県指宿市でのヘイケボタルの周年サイクルの観察 大村俊郎・上野武次 全国ホタル研究会誌 29: 12-13 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] ヘイケボタル七不思議考 遊磨正秀 全国ホタル研究会誌 29: 14-16 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] ヒメボタルの餌の陸貝について 西山武 全国ホタル研究会誌 29: 17-18 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 名古屋城外堀におけるヒメボタル雄の探雌行動の環境による変化 後藤好正・大場信義・鈴木浩文・佐藤安志 全国ホタル研究会誌 29: 19-20 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] ヤスデを捕食するイリオモテボタルの幼虫 大場信義 全国ホタル研究会誌 29: 21-22 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] ホタルを中心とした食う食われるの関係について 宮下衛 全国ホタル研究会誌 29: 23-25 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] ​​​​​三浦半島野比地区におけるゲンジボタルの成虫個体数に影響を及ぼす生息環境要因の解析 渋江桂子,大場信義,藤井英二郎 ランドスケープ研究 (日本造園学会誌) 58(5): 121-124 (1995-03-31) ==> [本文PDF]
摘要:本研究は,都市周辺地域の緑地保全計画の基礎として,横須賀市野比地区の谷戸田においてゲンジボタルを研究対象種として選定し,ゲンジボタルの成虫個体数に影響を及ぼしている生息環境要因を解析することを目的とした。マン・ホイットニ検定によりゲンジボタルの生息環境として2つの異なる地形の存在が明らかになった。地形の異なる2つのタイプについて重回帰分析を行った結果,両方の地形タイプに共通して,ゲンジボタルの個体が選択した生息環境要因は,川幅と流速と冬の水路照度であった。さらに,地形タイプに固有に,ゲンジボタルの個体が選択した生息環境要因は,夏の水路照度と谷戸田の長さと畔の高さであった。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] ホタルの餌カワニナの飼育に取り組んで 小牧市立小木小学校観察委員会 全国ホタル研究大会 28: 14-15 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] 河川でのカワニナ篭飼育の装置改良の試み 松浦晴道・倉知利之 全国ホタル研究大会 28: 16-18 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] カワニナの室内飼育・稚貝収集装置の開発 中村光男 全国ホタル研究大会 28: 19-20 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] ゲンジボタルの上陸状況についての一考察:山梨県下部一色川にて 内藤喜照・大竹和男 全国ホタル研究大会 28: 24-26 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] 水槽飼育におけるゲンジボタル幼虫の生息調査 藤井勝利 全国ホタル研究大会 28: 33 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] ヘイケボタルの寿命と総羽化数について 三石暉弥・笹井昭一 全国ホタル研究大会 28: 36-38 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] ゲンジボタル幼虫の配合餌料試験 伊牟田直輝,中村薫,平田八郎 鹿児島大学水産学部紀要 43(1): 61-67 (1994) ==> [本文PDF]
要旨:1)カワニナの代替にクルマエビ用の配合餌料を用い,ゲンジボタル幼虫の餌料飼育試験を行なった。
 2)カワニナ餌区(対照区)を1つ,配合餌料区(実験区)を3つ設定し,190日間飼育実験した。実験期間中水温は,12°Cから27°Cの範囲で変化した。
 3)平均体長±標準偏差は,対照区において190日目で17.7±6.5mm,実験1区は80日目で4.6±0.7mm,実験2区と実験3区は,各130日目で10.3±3.4mmと7.4±1.8mmであり,カワニナの方が配合餌料より早い伸びを示した。しかし生存率は逆に後者の方が良かった。
 4)平均体重±標準偏差は各齢毎の測定で,対照区;2齢3.1±0.1mg,3齢6.9±0.1mg,4齢11.6±1.0mg,5齢44.7±1.4mg,6齢74.3±17.8mg,7齢196.8±74.7mg,実験区;2齢2.1±0.3mg,3齢4.2±0.8mg,4齢6.5±0.5mg,5齢19.8±6.2mg,となり齢数が加わるにつれて増加した。同時に体重の個体差も増加が示された。
 5)配合餌料はカワニナ餌より成長効果が劣った。しかし,配合餌料でも摂餌は持続し成長も少なからず示されたこと,また生存率はカワニナ餌よりも良かったこと,等から本配合餌料は代用餌としての可能性を残す。
 6)ゲンジボタル幼虫の摂餌行動上,従来不明であった小腮の役割に関して新知見を得た。
Keywords: Firefly,Luciola picticollis,feed,growth,pellets
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] ブプロフェジンの水田における天敵および非標的昆虫に対する影響 (英文) 金岡淳,児玉洋,山口力雄,今埜隆道,梶原治 日本農薬学会誌 19(4): 309-312 (1994) ==> [本文PDF]
和文要約:ブプロフェジン(アプロードR)はウンカ,ヨコバイ類に高い活性を示す昆虫成長制御剤(IGR)である.これまで水稲分野では,カタグロミドリメクラガメ,キクズキコモリグモ等の天敵類に対し悪影響のないことが知られているが,今回さらにアメンボ,ウンカタマゴヤドリバチ等の天敵類や,ホタル等の非標的昆虫,計7種に対する影響を調べた.その結果,ブプロフェジンの上記昆虫に対する影響はほとんど認められなかった.近年問題となっている昆虫のリサージェンスの要因の一つとして殺虫剤の天敵への悪影響が挙げられているが,害虫-天敵(非標的生物)間に高い選択性の認められたブプロフェジンは,水稲の総合防除(IPM)での農業資材として有用であると考えられた.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 蛍の環境 嶋悌司 全国ホタル研究大会 27: 1 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 上越市金谷山ホタルの里の水質について 上越市立城西中学校科学部 全国ホタル研究大会 27: 4-5 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 酸性雨・雪と環境への影響 及川紀久雄 全国ホタル研究大会 27: 9 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] ゲンジボタルの幼虫と水温の関係 小野公男 全国ホタル研究大会 27: 15 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 天野川改修工事と水生生物回復の推移 口分田政博 全国ホタル研究大会 27: 16-17 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 気象の変化と上陸時の遅れ−札幌のヘイケボタル 矢野和義・宮下忠彦 全国ホタル研究大会 27: 18-22 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] ヘイケボタルの上陸幼虫の生態について 笹井昭一・三石暉弥 全国ホタル研究大会 27: 26-28 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] ゲンジボタルの生活環に影響する河川空間の動態に関する研究 境裕子,丸谷知己,伊藤哲 九州大學農學部學藝雜誌.47 (3/4),pp.213-222 (1993-03) ==> [本文PDF]
まとめ:河川地形と河川水理とによって様々な条件が形成されるが,それらの条件ごとに生息の場が成立し,流れの方向に沿って場が連繋することによって,ホタルの生活環は成立していると考えられる.砂防構造物のあり方は,生物の生活環を維持する生息の場にずれを生じさせる一方で,河川空間を一定の地形および水理条件に保つ役割があり,場の安定性を導いているとも考えられる.今後は,ホタル生活環の各段階での生息に必要な場の大きさと場が連繋する際のずれの大きさとを検討し,河川空間の中に砂防構造物を組み込むための方法論を開発するつもりである.それによって,河川動態の中での水辺生態系の維持と人間活動との共存が可能となるであろう.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 再び継代飼育と取り組んで−自殖弱勢現象の知見 村上美佐男 全国ホタル研究大会 26: 16-17 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 釧路湿原のヘイケボタル 鈴木浩文・佐藤安志・大場信義 全国ホタル研究大会 26: 19-20 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 釧路湿原におけるヘイケボタルの生息環境調査 村田省平・本多和彦・大森雄治・圓谷哲男・大場信義 全国ホタル研究大会 26: 22 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] ホタルの人工餌について 小野公男 全国ホタル研究大会 26: 24 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] 広域都市圏の緑地構造と生物相保全に関する研究 井出任,武内和彦 都市計画学会学術研究論文集 27: 535-540 (1992) ==> [本文PDF]
Abstract: This paper aims to present the desirable landscape structures in metropolitan areas for conserving urban biotope systems from the viewpoint of landscape ecology.The relatlionship between landscape patterns and distribution of fauna in the Tokyo metropolitan area are analyzed.It can be concluded that the rural landscape patterns characterized by the combination of residential areas,farmlands,and secondary forests contribute to conserve the diversity of fauna and play an important role as the source of species,the route for immigration of species,and the refuge for species.Therefore,these rural landscape patterns should be conserved systematically around urbanized areas.
【...公園緑地の整備を推進するばかりでなく,そこでいかに生物が生息できるかを検討することが重要である.もちろん,こうした課題に対応すべく,都市の中でも生物空間を創出するための運動や技法が展開されてきている.いわゆる野鳥公園,トンポ公園,ホタル護岸などである ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] 自然川に設置したカワニナの籠水槽飼育による稚貝収集器の製作 (II) 中村光男 全国ホタル研究大会 25: 4-7 (1992)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] ホタルの発生期間についての一考察(沼津のゲンジボタル・西伊豆のヘイケボタル) 大竹和男 全国ホタル研究大会 25: 8-9 (1992)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] 環境保護による植物群落の発達と生態系の構築(江津湖湧水域及び八景水谷研究水域の整備) 小林修 全国ホタル研究大会 25: 10-11 (1992)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] 北海道釧路湿原のヘイケボタル 大場信義・圓谷哲男 全国ホタル研究大会 25: 12-13 (1992)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 高梁川における水質汚濁に関する学際的研究(第3報)-生物学的水質判定の原理と方法- 恩藤芳典,山根薫子,板野道弘,加納純孝,嶋田,義弘 中国短期大学紀要 22: 81-97 (1991) ==> [本文PDF]
【...ホタルの幼虫も水生生活者である。...ホタルは鞘翅目の昆虫だが成虫は陸生である。水生生活をする...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 農薬とホタル 宮下衛 全国ホタル研究大会 24: 4-5 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 2年目幼虫の羽化雌雄比について 村上美佐男 全国ホタル研究大会 24: 9 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 市街地に発生するヒメボタルの生態と生息環境 森豊彦・永井正身 全国ホタル研究大会 24: 10 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 熊本県旭志村での水・陸生蛍の生態 小林修 全国ホタル研究大会 24: 16-17 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 都市河川の再生−横須賀市岩戸川 水系環境を考える会 全国ホタル研究大会 23: 1 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 自然川におけるホタル保護の環境づくり 西山武 全国ホタル研究大会 23: 7 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 中間型ゲンジボタルの活動習性について 大竹和男 全国ホタル研究大会 23: 8-10 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 水槽飼育におけるホタル幼虫死因の追求(III) 村上美佐男 全国ホタル研究大会 23: 11 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 自然川に設置したカワニナの篭水槽飼育による稚貝収集実験 中村光男 全国ホタル研究大会 23: 12-13 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] ホタル発生川の砂礫を用いた飼育実験(第II報) 古田忠久 全国ホタル研究大会 23: 14-15 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] ゲンジボタル幼虫上陸の実験的考察 山岡誠 全国ホタル研究大会 23: 16-17 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] ゲンジボタル幼虫の集団自滅について 小林修 全国ホタル研究大会 23: 18 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] ヘイケボタル幼虫によるスクミリンゴガイの捕食について 近藤章,田中福三郎 日本応用動物昆虫学会誌 (応動昆) 33(4): 211-216 (1989) ==> [本文PDF]
摘要:実験室内においてスクミリンゴガイを餌として与えた場合のヘイケボタル幼虫の発育と捕食能力,および寄主選択性について検討した。1)スクミリンゴガイで飼育した場合のヘイケボタルの飼育開始79日後における供試卵数に対する全幼虫数の割合は63.4%で,カワニナの場合(86.3%)よりやや劣るものの,幼虫はスクミリンゴガイで比較的良好に発育した。2)ヘイケボタル幼虫は全明・全暗条件にかかわらず,どの齢においてもスクミリンゴガイとカワニナを同程度に選択した。3)スクミリンゴガイの密度に対するヘイケボタル幼虫の捕食反応を,幼虫の齢と貝の大きさを変えて調べたところ,大部分の組合せで飽和型曲線を示した。幼虫の1頭1日当り最大捕食貝数は,ふ化数日後の貝では2齢幼虫で0.7頭,3齢で2.3頭,4齢で3.2頭であった。4)貝の大きさと4齢幼虫の最大捕食量との間には直線関係が認められ,捕食可能な貝の最大殻高は1.1cmと推定された。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] ホタル生息環境水質調査について(中間報告) 恒松和昭 全国ホタル研究大会 22: 2-3 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] ホタル発生川の砂礫を用いた飼育実験 古田忠久 全国ホタル研究大会 22: 8-9 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] コンクリート橋脚に上陸したゲンジボタル幼虫の動態 中村光男 全国ホタル研究大会 22: 10-11 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] ゲンジボタル幼虫の人工飼育装置の改良を試みて 植村司郎 全国ホタル研究大会 22: 12-13 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] 水槽飼育におけるホタル幼虫死因の追求(II) 村上美佐男 全国ホタル研究大会 22: 14-15 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] 八景水谷・江津湖におけるカワニナの日周活動 小林修 全国ホタル研究大会 22: 16-17 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] ゲンジボタル幼虫の上陸前期の加温と日長が羽化におよぼす影響(予報) 山岡誠 全国ホタル研究大会 21: 4-5 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] ヘイケボタルの捕食最低水温とスポンジ採卵について 村上美佐男 全国ホタル研究大会 21: 6 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] 幼虫の水盤飼育の改良を試みて(III) 古田忠久 全国ホタル研究大会 21: 7 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] 水槽飼育におけるホタル幼虫死因の追求 村上美佐男 全国ホタル研究大会 21: 8 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] 淡水巻貝の養殖実験 長谷川秀行 全国ホタル研究大会 21: 9 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [抄録] ヘイケボタルに対する農薬の空中散布の影響 全国ホタル研究会 全国ホタル研究大会 21: 20 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 人工水路のゲンジボタル成虫個体群 遊磨正秀 遺伝 (裳華房) 41(3): 48-52 (1987-03) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...京都市の琵琶湖疏水分線においてゲンジボタル成虫個体群について調査を行なってきた(遊磨•小野,1985).琵琶湖疏水は明治23 (1890)年に琵琶湖より京都市へ水の導入などの目的で作られた人工水路である.その分線,若王寺付近から銀閣寺付近では幅約5mの水路で,両側にはサクラがほぽ等間隔で植えられており,水路沿いに遊歩道(通称「哲学の道」)が設けられている.この約1.5kmの区間にはゲンジボタルが多く生息し,昭和59年に京都市天然記念物に登録された.ここでは琵琶湖疏水分線(以下疏水と略す)において,ゲンジボタル成虫がどのように行動し,どのような場所を利用しているかについて概略を紹介する...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] ゲンジボタルなどの胚子発生 小林比佐雄 筑波大学菅平高原実験センター研究報告(筑波大学菅平高原実験センター) 8: 141-153 (1987) ==> [本文PDF]
Synopsis: The early embryonic developments of three species of fireflies (Lanpyridae),Luciola cruciataL,lateralis ahd Hotalia parvula are described.
  Since the egg of L.cruciata completes the second maturation division before being deposited,the egg just after laid has 3 polar bodies.The developmental stage at the phase of deposition in L.cruciata is more progressed that in the other insects in which generally lay eggs at the mesophase of the first maturation division.
  In all fireflies studied,the germ rudiment formed from the blastoderm assumes global,and immerses into the yolk,to under the further development,situated deeply in the yolk,as observed in American fireflies Photuris pennsylvanica and Photinus consanguineus (WILLIAMS,1916).The developmental process of firefly embryo is unique destinctive within the Coleptera,in which,generally,the long germ undiment formed superficially undergoes the further development throughout at the surface of the egg (superficial type embryo).
  It is generally accepted that the family Lampytidae is the most primitive group within the superfamily Cantharoidea and,on the other hand the family Cantharidae is the most progressed one (CRAWSON,1960).However,the germ rudiment formation and balstokinesis in the Lampyridae are rather specialized,whereas those in the Cantharidae assume representative within coleoptera (superficial type) (FUJIWARA and KOBAYASHI 1987).It should be left pending to reconstruct the phylogeny within Cahtharoidea from the embryological standpoint until the knowledes of the other families accumulated.However,it may be notable that the Lampyridae and Cantharidae should have quite different types of the germ rudiment formation and blastokinesis each other.
【...鞘翅目昆虫の胚子発生は...それらの研究は、ハムシ科 Chrysomelidae・ゾウムシ科 Curculionidae・ツチハシミョラ科 Meloidaeなどの昆虫に集中している。一方、ホタルの胚子...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 休廃止鉱山流域での力ワニナに対する重金属の影響 石崎修造,浜田尚武 陸水学雑誌 (日本陸水学会) 48(2): 91-98 (1987) ==> [本文PDF]
Abstract: The effects of closed mine-effluent on the freshwater snail, Semisulcospira bensoni, were studied in the Sasu River in the Tsushima Islands. Concentrations of Cd, Pb, and Zn were consistently higher in soft parts of the snails from the Sasu River than in those from the Se River as a control river in the Tsushima. The same trend was observed for the concentrations in the shells. The snails collected at the lower reaches of the Se River were placed in cages at the lower reaches of the Sasu River and of the Se River itself for a month. The mortalities of the snails thus placed were significantly higher in the Sasu River than in the Se River. Though remarkaoly high concentrations of heavy metals in the attached substance mainly composed of algae were detected in the Sasu River, those in the Se River seemed to be as low as in other non-polluted rivers. The heavy metals were not detected in the water of the Se River, while a certain amount of heavy metals was found in those of the Sasu River. The Zn concentration was relatively high. These results suggest that S. bensoni is a useful monitoring organism for the assessment of heavy metals pollution, and the snails may be affected by heavy metals through the food (attached algae) as well as by the ambient water.
【...本研究ではカワニナをmonitoring organism としてステンレス製力ゴに入れた後佐須川に移し,重金属のカワニナの体内への蓄積と死亡率の比較から,カワニナの分布に対する重金属の影響を考察した。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] ゲンジボタルの出現まで 中村光男 全国ホタル研究大会 20: 4 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] ゲンジボタル幼虫1匹のカワニナ捕食数 村上美佐男 全国ホタル研究大会 20: 7 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 土中に産みつけられたゲンジボタル卵 関戸英毅 全国ホタル研究大会 20: 8 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 木屋川改修に伴う人工川について 藤井勝利 全国ホタル研究大会 20: 9 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 水槽における幼虫の住み場環境について(II)−底面の色と上陸潜土環境 村上美佐男 全国ホタル研究大会 20: 10-11 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] ヘイケボタル幼虫の水田生息実験 長谷部秀行 全国ホタル研究大会 20: 13 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 幼虫の水盤飼育の改良を試みて(II) 古田忠久 全国ホタル研究大会 20: 14 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 北九州におけるホタル護岸 古賀則光 全国ホタル研究大会 19: 1 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 小熊野川の底生動物相とその季節変動 緒方信一・中村光男 全国ホタル研究大会 19: 06-08 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] ホタル護岸川の水生生物による水質調査 山岡誠・中村光男 全国ホタル研究大会 19: 9 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 飼育水を浄化する水草 柴田清 全国ホタル研究大会 19: 10-11 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] ゲンジボタルとヘイケボタル−1 雌の産卵数について 村上美佐男 全国ホタル研究大会 19: 12 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 幼虫の水盤飼育の改良を試みて 古田忠久 全国ホタル研究大会 19: 13 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] ゲンジボタル成虫の発生消長と羽化数推定--琵琶湖疏水の場合 遊磨正秀,小野健吉 横須賀市博物館研究報告 自然科学: 33: 1-11 (1985-12) ==> [本文PDF]
まとめ:ゲンジボタル,Luciola cruciata,成虫の生息調査を発光数カウント法により京都市琵琶湖疏水分線において行った。場所により発光密度には差があり,成虫の分布は不連続である。樹木の問では成虫は無方向に飛翔していたが,橘の手前では引き返す個体が多く,地域問の成虫の交流は少ないと考えられる。羽化は1983年は5月下旬に始まり,6月上〜中旬の約2週間が個体数の最盛期,1984年は6月上句に羽化が始まり,6月中旬の4日間が最盛期であって,成虫の発生消長は降雨に影響される。Richard and Waloff法により推定した日当りの生残率は0.76-0.88,平均寿命は4〜7日である。発光目搫数とその発見率,平均寿命に基づいて推定した総羽化数は約3400匹(1983年)〜約3200匹(1984年)で流程10m当りの羽化数は1983年で7〜51匹,1984年で23〜27匹であった。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] 川を生かした都市づくりのための基礎的考察 本多義明,佐藤秀樹,村本清美 福井大学工学部研究報告 33(1): 123-145 (1985) ==> [本文PDF]
Abstract: This study is carried out to resuscitate the river in Fukui City.some surveys are implemented to study environment in the Asuwa River and to utilize the riverside.Firstly,the landscape along the Asuwa River is surveyed.Secondly,the questionnaire is carried out to the people living nearby the Asuwa River.Finally,planning area is chosen by patterning the type of the precincts in the riverside and analyzing the questionnaire.
【...景観 ーの坂川 山口市 生態系(ホタル)、植栽 宮前川 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] カワニナの日周活動について-港北NT,荒磯川における夏期調査 大野道胤 全国ホタル研究大会 18: 6-7 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] ホタル生息地の水質とカワニナに対する薬剤の影響について 圓谷哲男 全国ホタル研究大会 18: 8 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] カワニナ稚貝産出について(第3報) 古田忠久 全国ホタル研究大会 18: 9 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] カワニナの害敵とその駆除 柴田清・浅海斉三 全国ホタル研究大会 18: 10-11 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] 広瀬川から Candida albicans の分離とゲンジボタル幼虫に対する Candida 感受性テストについて(第二報) 三浦健治・浅田義邦 全国ホタル研究大会 18: 12-13 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] ゲンジボタル成虫の生息環境 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 18: 14-15 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] 水槽内における幼虫の住み場環境について 村上美佐男 全国ホタル研究大会 18: 16-17 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] [研究雑感] ゲンジとヘイケの幼虫は同居するか 村上美佐男 全国ホタル研究大会 18: 23 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] [研究雑感] 強いホタルはできないだろうか−継代飼育と取り組んで 村上美佐男 全国ホタル研究大会 18: 24-25 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] [特別講演] ゲンジボタル−大きさの違いを探る 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 17: 1-3 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] 天野川の底生生物の周年変化-ゲンジボタルの生息環境の生物学的水質判定 口分田政博 全国ホタル研究大会 17: 8-9 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] ゲンジボタル幼虫からの病原微生物 Candida albicans の分離について 三浦健治・浅田義邦 全国ホタル研究大会 17: 12-13 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] 化石水でホタルを飼う 大場信義 全国ホタル研究大会 17: 14 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] カワニナ稚貝産出について-第2報 古田忠久 全国ホタル研究大会 17: 15 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] 研究の芽:ゲンジボタルの成虫はどんな色を好んで産卵するか 村上美佐男 全国ホタル研究大会 17: 15 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] 上陸幼虫に対して羽化率はどのくらいか 村上美佐男 全国ホタル研究大会 17: 16-17 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] [研究雑感] 産卵数と管理、孵化、幼虫の細菌禍 浅田義邦 全国ホタル研究大会 17: 18 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] [研究雑感] ヘイケボタルは誠に強いものであるようだ 長谷部秀行 全国ホタル研究大会 17: 20 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] 殻の欠けたカワニナとその原因について 村上美佐男 全国ホタル研究大会 16: 4-5 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] ホタルに関する二、三の問題提起 鷲田紀彦 全国ホタル研究大会 16: 6-7 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] 研究の芽:幼虫の郵送を前提とした実験 村上美佐男 全国ホタル研究大会 16: 7 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] 飼育密度と幼虫の生存・成長について−ゲンジボタルの例 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 16: 8-9 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] カワニナの飼育について 古田忠久 全国ホタル研究大会 16: 10-11 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] ゲンジボタルの上陸幼虫 遊磨正秀 インセクタリウム (東京動物園協会) 19(5): 14-22 (1982) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...ゲンジボタルは初夏の風物詩として親しみ深し、昆虫ですが,その幼虫は親からは想像もつかないほどグロテスクな姿をしています。幼虫は川の中でヵヮニナを捕食して生活し,十分に成長した後に4月頃の雨の夜に蛹化のために川から上陸します。このような幼虫(上陸幼虫)は土手を登り,適当な場所を見つけて土中に潜り,土のうを作ってその中で蛹になります。上陸後,約2力月の土中生活を経て成虫が羽化します。ここでは,幼虫の上陸から蛹化に至る現象について,京都市右京区清滝川で観察したものと実験室で飼育した結果をくらベながら述べてみたいと思います。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] カワニナの人工飼育について(第3報)-子貝の成育 村上美佐男 全国ホタル研究大会 15: 6-7 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] 水槽飼育におけるホタル幼虫死因の一考察 村上美佐男 全国ホタル研究大会 15: 8-9 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] ホタル幼虫上陸の気象要因について(予報) 大神圭二 全国ホタル研究大会 15: 11 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] 幼虫放流についてのアンケート,まとめ 全国ホタル研究会事務局(村上美佐男) 全国ホタル研究大会 15: 12 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [通信情報] 河川環境と放流事例 近藤邦雄 全国ホタル研究大会 15: 27 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [通信情報] 蛍卵管理について(中間報告)−乾燥(採卵から孵化まで) 浅田義邦 全国ホタル研究大会 15: 28 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [通信情報] 放流増殖に成果をみた河川の環境 関谷寛隆 全国ホタル研究大会 15: 29 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] ゲンジボタル上陸幼虫の体型変異について 遊磨正秀 日本生態学会誌 31(1): 57-66 (1981-03-30) ==> [本文PDF]
摘要: 1.ゲンジボタルの上陸幼虫について,1976年〜1978年に京都市清滝川において調査を行なった.
 2.上陸幼虫では形態的な雌雄差は見られないが,肥満度(体長一体重関係) によって雌雄を決定した.なお,性比は雄:碓=3:1であった.
 3.上陸幼虫の体型は,湿重,前胞キチン板長共に,上陸の時期と共に小型化した.肥満度(RCI ) も時期と共に小きくなった.
 4.河川内の幼虫と上陸してきた幼虫について,それらの体型と肥満度について比較を行なった.上陸時期直前の4 月中旬には,河川内の幼虫の大部分は上陸するに十分な体重を得ていると思われた.体型について,河川内の幼虫のうち,まず大型幼虫から上陸を行なうと考えられた.
 5.1978年に上陸幼虫を,成虫羽化まで飼実験を行なった.羽化率は温度条件,また幼虫の上陸時期によっても変化した.上陸時期を通じて,大型幼虫は低温(16℃)にわいて,小型幼虫は高温(20℃)において比較的高い羽化率を示す傾向がみられた.一方,肥満度の大きい幼虫が必ずしも高い羽化率を示すとは限らなかった.
 6.以上の結果により, 上陸幼虫の体型変異と個体群を安定させる質的要因の1 つとしての温度に対する羽化率について論議を行なった.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 農業基盤整備とホタルの生息環境 湯浅陸雄 全国ホタル研究大会 14: 2 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 河川における幼虫放流と成虫出現動向 大神圭二 全国ホタル研究大会 14: 3 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] カワニナの増殖について 関谷寛隆 全国ホタル研究大会 14: 4 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] カワニナの人工飼育について(第2報) 村上美佐男 全国ホタル研究大会 14: 5 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] ゲンジボタルの産卵行動 遊磨正秀・堀道雄 全国ホタル研究大会 14: 6-7 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 野帖の中より:幼虫死亡の要因追求 村上美佐男 全国ホタル研究大会 14: 7 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 幼虫飼育用低温装置の自作 中村光男 全国ホタル研究大会 14: 8-9 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] ホタルの養殖装置 近藤邦雄 全国ホタル研究大会 14: 9 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 放流河川の環境保全−水生生物の生息と水質について 古田忠久 全国ホタル研究大会 14: 10 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 総説 カワニナの生活様式 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 14: 11-14 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] びわ湖南湖におけるタテヒダカワニナおよびカゴメカワニナの分布とその決定要因について 渡辺直 陸水学雑誌 (日本陸水学会) 41(4): 212-224 (1980-10) ==> [本文PDF]
Abstract: Both Semisulcospira decipiens and S. reticulata are endemic species in Lake Biwa. The density of S. decipiens was inversely related to the water depth except at a few shallow sites where this species scarcely occurred, and its relation to the grain size of the substratum was hardly observed. The density of S. reticulata was related to both the depth and grain size of substratum. This species generally occurred on any bottom deeper than about 3 m and on a muddy bottom shallower than that, while its abundance showed a distinct relation neither to the depth so long as it was greater than 3 m nor to the minute difference of grain size so long as it was muddy bottom. As a whole, S. decipiens was found on a shallower bottom, and. S. reticulata on a deeper bottom, although the distribution of the two overlapped. No change in habitat with the season or developmental stage was observed in either species studied here, unlike the case of S. libertina and S. niponica, which had been reported by other authors. The interspecific interference in a coexisting area was not recognized according to analysis by the Morisita association index (Rδ).
【...本報では,上記で概観的に把握された分布の傾向を一層明瞭にするとともに,垂直移動などによる季節的な分布の違り、および個体の大きさによる分布の違いの判定をおもな目的として行なった調査結果を述ベる.なお,便宜上区域を南湖に限ったため,前報で述べたように分布がほとんど北湖南部に限られているイボカワニナは研究の対象から除外する結果になった.しかし,タテヒダカワニナ,カゴメカワニナの両種は殻形態から比較的容易に区別できるのに対し,両種の中間的特徴を示すイボカワニナを含めると殻形態だけからは種の区別ができない個体が多くなるという同定上の困難さは逆にこれで解消したとみてよい....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] 幼虫飼育水槽内におけるカワニナの行動 村上美佐男 全国ホタル研究大会 13: 2-3 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] カワニナの人工飼育について(予報) 村上美佐男 全国ホタル研究大会 13: 4 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] ゲンジボタル幼虫の個体別飼育結果−個体変異と成長 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 13: 5 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] 幼虫を加害するカイミジンコについて 大神圭二 全国ホタル研究大会 13: 6 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] [シンポジウム] 1. ホタルとその生息地 大場信義 全国ホタル研究大会 13: 7 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] [シンポジウム] 2. 河川環境と成虫分布について 古田忠久 全国ホタル研究大会 13: 8-9 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] [シンポジウム] 3. 川とのたたかい 及川一 全国ホタル研究大会 13: 10 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] [シンポジウム] 4. 閉鎖区域環境下におけるホタルの生息について 中村光男 全国ホタル研究大会 13: 11 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] ゲンジボタルの水槽飼育の問題点 村上美佐男 全国ホタル研究大会 12: 6-7 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 河岸環境と成虫分布について 古田忠久 全国ホタル研究大会 12: 8 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 清滝川のゲンジボタル−上陸幼虫数の推定法と size variation について 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 12: 9 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] ゲンジボタルの生態観察とその気象変化について 大神圭二 全国ホタル研究大会 12: 10-11 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] [豆研究 野帳の中から] 石灰石による1〜 2齢幼虫の誘集法 村上美佐男 全国ホタル研究大会 12: 11 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] ゲンジボタルの異常発生について 中島重徳 全国ホタル研究大会 12: 12-13 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] おくれボタルと足長グモについて 湯浅陸雄 全国ホタル研究大会 12: 15 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] ゲンジボタル成虫の野外個体群 堀道雄,遊磨正秀,上田哲行,遠藤彰,伴浩治,村上興正 インセクタリウム (東京動物園協会) 15(6): 4-11 (1978) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...この虫に魅了された研究者も多く,今までに主に飼育によって生活史の概略 ,例えば卵から成虫までの生活環の各段階での習性や成虫の寿命・産卵数などが調べられています。そして最近では,各地でホタルが減少したので,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] ゲンジボタルの生活史を追って−発生と気象ならびに人工川の植生、同居こん虫について 大神圭二 全国ホタル研究大会 11: 2-3 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] ホタルの人工飼育−特に蛹化・羽化について II 中島重徳 全国ホタル研究大会 11: 8-9 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 人工蛹化場所における羽化実験(II) 中村光男 全国ホタル研究大会 11: 10-11 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 年2回成虫になったヘイケボタルについて−第2年目の経過 村上美佐男 全国ホタル研究大会 11: 12 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 人工川の水底汚物処理の試み 三枝幹男 全国ホタル研究大会 11: 13 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 養魚場下流でのゲンジボタル増殖 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 11: 16-17 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 通信欄 1.放流結果について. 2.中島重徳氏から. 3.アンケートより. 4.天気と幼虫の上陸数. 全国ホタル研究会 全国ホタル研究大会 11: 26-27 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] 京都市清滝川におけるゲンジボタルの研究状況 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 10: 2-3 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] ホタルの人工飼育−蛹化と羽化 中島重徳 全国ホタル研究大会 10: 4 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] 年2回成虫になったヘイケボタル 村上美佐男 全国ホタル研究大会 10: 5 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] ゲンジボタル養殖人工川における幼虫齢別調査 大神圭二 全国ホタル研究大会 10: 6 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:私の幼虫飼育] ゲンジボタルの小型水槽での大量養殖 羽根田弥太・大場信義 全国ホタル研究大会 10: 13-15 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:私の幼虫飼育] ゲンジボタル 古田忠久 全国ホタル研究大会 10: 16-17 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:私の幼虫飼育] 大量飼育の場合 鷲田紀彦 全国ホタル研究大会 10: 18-19 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:私の幼虫飼育] 雨水利用の場合 村上美佐男 全国ホタル研究大会 10: 20-21 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:私の幼虫飼育 西尾秋尾 全国ホタル研究大会 10: 22-23 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] 人工蛹化場所における羽化実験(予報) 中村光男 全国ホタル研究大会 9: 1 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] ヒメボタルの生活史 大場信義 全国ホタル研究大会 9: 2-3 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] 幼虫は流れにそって下がるか 村上美佐男 全国ホタル研究大会 9: 4-5 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] ゲンジボタルの室内多量飼育について 古田忠久 全国ホタル研究大会 9: 6 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 岐阜市におけるホタル河川作りの実態 中島洋晃・伊藤憲二 全国ホタル研究大会 8: 3 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 標高1000mの冷地におけるホタルの養殖 沖本芳男 全国ホタル研究大会 8: 4 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] ゲンジボタルについての一考察:クラブ活動の中から 水上哲夫 全国ホタル研究大会 8: 6 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 天然川増殖の試み 杉山享三 全国ホタル研究大会 8: 7 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 湯布院盆地におけるゲンジボタルの生態について 大神圭二 全国ホタル研究大会 8: 8 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 都市中心部に棲息するヒメボタルについて 鷲田紀彦 全国ホタル研究大会 8: 9 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] ノコクズを羽化場所としたゲンジボタルの羽化実験 中村光男 全国ホタル研究大会 8: 10-11 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 上陸幼虫の行動について(III) −人工上陸場所における造巣行動− 村上美佐男 全国ホタル研究大会 8: 12 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 卵郵送の試み(II) 村上美佐男・中山東男 全国ホタル研究大会 8: 13 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] カワニナの生態について 富岡秀 全国ホタル研究大会 8: 14 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1974年] II 狭地におけるホタル飼育箱 小野道広(p.12-13,欠損) 全国ホタル研究大会 7: 11-13 (1974)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1974年] III 直方市における螢人工養殖の一例〜蛹化と土壌との関係を中心に 藤木幸男(p.16-17,欠損) 全国ホタル研究大会 7: 14-17 (1974)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1974年] IV 上陸幼虫の行動について(II) 村上美佐男 全国ホタル研究大会 7: 18-19 (1974)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1974年] V 卵郵送の試み 村上美佐男・中山東男 全国ホタル研究大会 7: 20 (1974)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1974年] VI よみがえらせたホタル生息地 国島五作 全国ホタル研究大会 7: 21-22 (1974)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] [体験発表(保護啓蒙活動の部)] 1 私のホタル情報 松田義則 全国ホタル研究大会 6: 8 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 1 上陸幼虫の行動について 村上美佐男 全国ホタル研究大会 6: 10 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 2 自然に近い環境造り 小野道広 全国ホタル研究大会 6: 11-12 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 3 ヘイケボタルの人工飼育 磯村光一 全国ホタル研究大会 6: 13 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 5 ホタルの生態調査の一例 中村光男 全国ホタル研究大会 6: 15 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 7 天然川増殖の試み 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 6: 17-20 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1972年] [研究発表] 1.ヘイケボタルの人工飼育 磯村光一 全国ホタル研究大会 5: 12-14 (1972)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1972年] [研究発表] 3.天然川増殖の試み(続報) 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 5: 16 (1972)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1972年] [研究発表] 4.計測実験のための採卵ふ化法 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 5: 17 (1972)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1972年] [研究発表] 5.カワニナの生態と飼育について 村上美佐男 全国ホタル研究大会 5: 18-19 (1972)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [体験発表(保護啓蒙活動の部)] 1 私の螢情報 松田義則 全国ホタル研究大会 4: 10-12 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 1 致命的要素の考察と幼虫放流について 中島洋晃 全国ホタル研究大会 4: 16-18 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 2 ゲンジボタルの簡易な飼育装置と天敵としての利用研究 佐野利男・深沢永光 全国ホタル研究大会 4: 19-20 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [研究発表(飼育増殖技術の部)] 3 天然川増殖の試み 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 4: 21-24 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 1.野外養殖施設での源氏螢飼育結果 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 4: 32 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 3.ホタル飼育用水溝の概要 鷲田純彦 全国ホタル研究大会 4: 34-36 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 4.卵の冷蔵保護試験 鷲田純彦 全国ホタル研究大会 4: 37 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 5.ホタルの食性と飼育について 勝野重美 全国ホタル研究大会 4: 38-42 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 6.野外飼育による繁殖成功の一例 荻野昭 全国ホタル研究大会 4: 43 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 7.わが社のホタル飼育 村田一悦 全国ホタル研究大会 4: 44 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 9.吸虫類第1中間宿主(寄生虫)の天敵として用いたホタル幼虫の飼育実験 湯田和郎 全国ホタル研究大会 4: 47 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1970年] ブユ幼虫駆除がゲンジボタル幼虫およびカワニナに及ぼす影響 田原雄一郎,纐纈輝夫,大庭三雄,岡藤進 衞生動物 (日本衛生動物学会) 21(3): 178-181 (1970) ==> [本文PDF].
まとめ:1970年3月,山口県長門市俵山温泉一帯の水域より採集したゲンジボタル終令幼虫およびその餌であるカワニナに対して,4種の薬剤を用いて室内試験を試みた.フェニトロチオン,バイテックスおよびアベイト水和剤のこれら生物に与える影響は極めて軽微で,実用濃度での有害作用は認められなかつた.他方,5%バイテックス乳剤のホタル幼虫およびカワニナに及ぼす影響は強く,ブユ駆除時の濃度においても若干の死亡をみた.野外における実地試験では,バイテックス,フェニトロチオン水和剤はともに,ブユ幼虫駆除に必要な薬量が,ゲンジボタル幼虫およびカワニナには何らの影響も与えない結果を得た.今回の試験では供試生物,とくにホタル幼虫の採集能率が悪いため,1薬剤濃度に供試する個体数と,その反復回数が少なく,統計的に処理することができなかつた.今後,機会をみて,ホタル若令幼虫の薬剤感受性について試験を実施する予定である.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1969年] 日本の生物季節現象に関する気候学的研究 中原孫吉 千葉大学園芸学部学術報告 17: 89-113 (1969) ==> [本文PDF]
Abstract: Present paper is one part of a sevies of phenological stadies in Japan by the Author Phenological season and advance pattern of isophenes connected with the geographical advance in Japan were reported.Data used in this paper were based on recent printed matter of the Japanese Meteorological Agency published in 1966.Linear equation was used for computation of variation rate of isophenes both plants and animals.Values of constants in the mathematical expression were calculated and their results were given in the variation rate in the equation was compared to that of low temperature by five ℃.Present paper clarified the first Occurrence date of every season and adlvance pattern of isophanes as well as their variation rate in Japan.
【...わが国の動物季節の月別旬別発生状況...ホトトギス,ホタル ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1964年] ゲンジボタルの産卵と産卵床について 泰野多喜生 昆蟲 (日本昆虫学会) 32(1): 65-66 (1964-04-10) ==> [本文PDF]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1963年] ヘイケボタル1令幼虫に対する農薬の影響についての室内実験 秦野多喜生・加藤勉 九州大學農學部學藝雜誌 20(3): 265-269 (1963) ==> [本文PDF]
摘要:ホタルは年ごとに減少している.筆者らはその原因の一つに水稲に対して散布される農薬の影響があると考え,その解明の第一歩として水田水に溶解した農薬がホタル幼虫にどの様に影響するかについて1962年8月,ヘイケボタル1令幼虫を使い箇単な室内実験を試みた.ニカメイチュウ防除を対照としたParathion,BHC,イモチ病防除を対照としたCeresan石灰,田植前の除草剤PCP,田植後の除草剤2・4-Dの各農薬につき,単位面積の用水量に対する使用量から算出した薬剤濃度(ppm)を中心として供試虫に対する各農薬の影響を考察した.供試した農薬のうちPCP(10ppm)は3時間および6時間の両浸漬区において,供試虫をほとんど全滅させたことから実際上最も悪影響をおよぼす農薬と思われる.また15%Parathion水和剤(10ppm)は24時間以上の浸漬では供試虫に顕著な影響を与えたが,PCPと異なり3時間および6時間浸漬区ではほとんど影響がみられなかった.なお15%γ-BHC lindane乳剤(10ppm)は供試虫に対する致死時間がParathionよりさらに長く,実際におよぼす影響も小さいと思われる.またCeresan石灰17粉剤(100ppm),2・4-D(10ppm)は最も影響が小さかった.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1962年] ゲンジボタルとヘイケボタルの幼虫 原志免太郎 昆蟲 (日本昆虫学会) 30(4): 230-235 (1962-11-30) ==> [要旨PDF]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1939年] ヒメボタルの研究に就いて (日本昆蟲學會第3回大會講演要旨) 名和梅吉 昆蟲 (日本昆虫学会) 13(5-6): 262-263 (1939-12-3) ==> [要旨PDF]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1934年] ホタルの研究 (續):ヘイケボタルの生活史 神田左京 昆蟲 (日本昆虫学会) 8(2), 67-73: (1934-06-30) ==> [本文PDF]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1933年] ホタルの研究:(1) ゲンジボタルの生活史 神田左京 昆蟲 (日本昆虫学会) 7(5-6): 219-239 (1933-12-24) ==> [本文PDF]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1933年]
学会員外
有料
特殊な水質中に棲息するカワニナ Thiara libertina 洞澤勇 動物学雑誌 (日本動物学会) 45(531): 12-15 (1933-01-15) ==> [本文PDF]  ==> 文献情報サイト
【...カワニナ Thiara libertina の殼の先端は,自然に於て,殆んど總ベて侵蝕せられ,完全な殼を得られない事は衆知の事實で,大植氏は是を數學的に取扱ひ,尙其の外園との關係に就て述べられてゐる。筆者は,長野縣の鹽尻一小野石灰岩地方の水質と生物とに就て調査を行つてゐる際,鐵分の多い水中に,比較的良く原型を保持してゐるカワニナを觀察し得た故,その觀察結果を茲に報告する事にした。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1931年] ゲンジボタル,ヘイケボタルの和名に就いて 神田左京 動物学雑誌 (日本動物学会) 43(508・509・510), 213-215 (1931-03-15) ==> [本文PDF]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1930年] ヘイケボタルとヒメボタルの學名 神田左京 動物学雑誌 (日本動物学会) 42(496): 77-79 (1930-02-15) ==> [本文PDF]
   ==> このカテゴリのトップへ
 


< 遺 伝 ・ 形 態 ・ 分 類 >
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他

[2014年] 遺伝子からみた福井県に生息するヒメボタルの生物多様性 有里美彦・日和佳政・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 47: 13-17 (2014)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] ゲンジボタルの遺伝子解析による人為的放流か自然発生かの判別法 木村和裕・日和佳政・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 46: 29-41 (2013)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] イリオモテボタルと近縁な仲間の研究の現状 大場信義 全国ホタル研究会誌 46: 42-47 (2013)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 東アジアに分布するスジグロベニボタル属 Pristolycus ホタルの外部形態・色彩斑紋変異と生息環境 大場信義 全国ホタル研究会誌 45: 37-41 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 名古屋大学キャンパス内で発見されたホタルミミズとそのDNAバーコード解析 大場裕一,柴田康平,吉田宏 名古屋大学博物館報告 27: 13-16 (2011)  [本文PDF]
Abstract: We found the luminous earthworm,Microscolex phosphoreus (Dugès,1837),in Nagoya University campus on Jan 2011.This is the first record of this species in Aichi Prefecture.The luminescent mucus was discharged from anus upon mechanical stimulus.The DNA ‘barcode’ sequences of a cytochrome oxidase I region were analysed and compared to those from other localities.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 遺伝子から見たゲンジボタルの生物多様性と人為的放流の問題点 草桶秀夫・木村和裕・日和佳政 全国ホタル研究会誌 44: 13-19 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] ホタルにおける NOS 遺伝子の進化および発現と発光との関連 大槻朝 東北大学大学院生命科学研究科 博士学位論文 要旨及び審査結果の要旨 (2010)  [本文PDF]
【...ホタルの発光制御にNOの働きが関与している可能性が指摘されていたが、これまでホタル科ではnos遺伝子の配列は報告されてこなかった。そこでまず、ともに夜行性で周期的な発光を利用した配偶行動を行なうゲンジボタルと-イケボタルで、 DOS遺伝子の配列決定を行ないその進化的な特徴を考察した。ゲンジボタルDOS遺伝子のエクソンは3399塩基(1133アミノ酸相当)、-イケボタルDOS遺伝子は3408塩基(1136アミノ酸相当)のORFで構成され、配列の長さに違いはあるがアミノ酸配列の相同性は約92%と高かったoまた、多重アラインメントを行なったところ、ホタルと他の昆虫種間でのnos遺伝子アミノ酸配列にも約52-74%の高い相同性があった。特に高い相同性が確認されたのは、 co factor-binding domainに相当する領域である。これらは変異が生じた場合NO生成能力が失われるまたは変化する可能性があることがわかっている。各アミノ酸サイトにおける自然選択の検出の結果、負の自然選択が配列全体に確認され、特にcofactorbinding domainに負の選択サイトが多かった。昆虫では種によってNOが関連する様々な機能があることが知られ、 DOS遺伝子のアミノ酸配列の違いが原因であることが予想されたが、この結果からはNOSの基本的な酵素機能に昆虫種間での違いはないと考えられた。一方で、 DOS遺伝子による系統樹を作成すると、各日のまとまりは一般的な分類体系と良く一致するが分岐パターンは一致しない系統関係が得られた。このような系統関係となった原因として遺伝子重複による相同遺伝子の存在が考えられた。しかし、各種で独立に複数回の重複と喪失が起こるという稀な現象を想定しなければ説明できないこと、またDOS遺伝子は昆虫各種で1遺伝子座しか報告されていないことから、その可能性は非常に低い。種間でco factor-binding domainは良く保存されていることから、他の領域がnos遺伝子による系統樹の分岐パターンに影響していると考えられ、種間でアミノ酸配列による酵素機能の違いがあるのならこの領域に原因となる変異が存在している可能性が示唆された。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 長野県辰野町における移入ゲンジボタルについて 井口豊 全国ホタル研究会誌 43: 23-26 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 遺伝子解析による移植されたゲンジボタルの移植元判別法 日和佳政・大畑優紀子・草桶秀夫・井口豊・三石 暉弥 全国ホタル研究会誌 43: 27-32 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 遺伝子から見た日本と世界のホタルの類縁関係 日和佳政・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 43: 46-50 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年]
<商業誌>
ゲンジボタルにみる遺伝的多様性・固有性と人為的撹乱の状況--ホタル移植の三原則 (発光生物の多様性と進化,適応) 鈴木浩文 海洋 (海洋出版) 号外 51 「特集 発光生物研究の展開と教育への応用」 21-30 (2009) ==> [紹介HP]
【...ゲンジボタルにみる遺伝的多様性・固有性と人為的撹乱の状況...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] ゲンジボタルの移入問題 井口豊 全国ホタル研究会誌 42: 35-38 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
[2009年] 遺伝子から見たゲンジボタルの遺伝的グループの判別 日和佳政・大畑優紀子・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 42: 52-55 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] ミトコンドリアDNAから推定されたスジグロボタルの分子系統 日和佳政,草桶秀夫 福井工業大学研究紀要 38: 245-248 (2008) ==> [本文PDF]
Abstract: In order to examine molecular phylogenetic rerationship between the Japanese firefly Pristlycus sagulatus (Coleoptera) and the Luciolinae species,partial mitochondrial 16SrRNA,ND5,COl,and C02 genes were constructed by using 18 lampyridae species.The phylogenetic tree showed five major lineages of Luciolinae,Lampyrinae,Cyphonocerus,Drilaster and Rhagophthalmus.Even though P.sagulatus had been classified as Lampyrinae,it was included in the Luciolinae clade by our molecular phylogenetic analysis based on mtDNA sequences.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] ゲンジボタルの遺伝的分化と多様性から見た移植の問題点 日和佳政・佐久間慎介・柑子木郁也・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 41: 33-38 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 泳ぐホタルの幼虫の概要 大場信義 全国ホタル研究会誌 41: 46-49 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] スジグロボタルの分子系統解析 日和佳政・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 41: 56-59 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] ミトコンドリア DNA 配列から推定した近畿地方におけるヒメボタルの遺伝的類縁関係 日和佳政,草桶秀夫 福井工業大学研究紀要 37: 251-254 (2007) ==> [本文PDF]
Abstract: In our previous study,we found that the genetic population of Luciola parvula was devided into five groups in Japanese islands except for Hokkaido island by the mitochondrial DNA sequence analyses,and they were distributed to the different areas geographically.In this study,the genetic population in Kinki district was devided into three groups,that is,two groups of an eastern area from Himeji city Hyogo and a western area from Sanda city,Hyogo in Honsyu ialand and one group of eastern Shikoku and Awaji islands.Himeji and Sanda cities showed a boundary place of two groups in Honsyu island.The genetic populations will be related to the geological structure in the formation of Japanese islands.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 人工移入によるゲンジボタルの地域個体群の遺伝的構造への影響 日和佳政・水野剛志・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 40: 25-27 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 近畿地方におけるヒメボタルの遺伝的構造 日和佳政・森映智・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 40: 40-43 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 遺伝子解析による豊田地域に生息するゲンジボタルの集団構造について 増本育子・若尾拓志・尾田敏範・北村徹・新田朗・川野敬介 全国ホタル研究会誌 39: 25-31 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 遺伝子から見た長野県内のヘイケボタル個体群の地理的分布 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 39: 43-47 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 遺伝子から見たヒメボタルの体型と地理的分布 日和佳政・森映智・馬場弘孝・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 39: 56-59 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ホタルのルシフェラーゼ遺伝子を発現させた発光植物の作出 草桶秀夫,酒井宏晃 福井工業大学研究紀要 35: 191-196 (2005) ==> [本文PDF]
要旨:Luciferase gene (Luc) was introdeced into plants by using praticle gun methods and expression of the luciferase gene in the trasgenic Tobacco cells and leaves was studied by bonitoring lumineascence agter feeding the dsubstarate,luciferin.Luminescence in the cells and leaves transformed with pBE2113-luc vector,which contains a duplicated enhancer of caulifolwer mosaic virus 35s high expression promoter,was markedly stronger than that with pBI-luc and pMLH2113-Luc.The luminescence in the ransgenic Begonia leaves transhormed with pBE2113-luc vector using gold particle of 1.0 μm in deametor was higher than that using gold particle of 0.6 μm in diametor.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] フォッサマグナ地帯における遺伝子から見たホタル個体群の地理的分布 馬場弘孝・日和佳政・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 38: 51-56 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] ミトコンドリアND5遺伝子の塩基配列から推定されたヘイケボタルの種内変異と分子系統 日和佳政,吉川貴浩,井出幸介,草桶秀夫 昆蟲 ニューシリーズ (日本昆虫学会) 7(1): 11-20 (2004-03-25) ==> [本文PDF]
摘要:ヘイケボタルのmtND5遺伝子をコードする塩基配列を用い,地域個体間の遺伝的類縁関係を調べた.その結果,83地域から得られた239個体について917bpの塩基配列を調べたところ,129のハプロタイプが検出された.次に,塩基配列に基づき分子系統樹を作成したところ,これらのハプロタイプは北海道・東北・甲信越・関東の広い東日本地域,東北地域,フォッサマグナ地帯の甲信越地域,西四国地域,東四国地域,および,北陸・近畿・中国・九州の広い西日本地域の6つの地域集団に分けられることが明らかとなった.これらの6地域の遺伝的集団のうち4つの地域集団は地理的に異なった地域に分布した.このように,日本のヘイケボタルは地域集団間で遺伝的変異をもつことが判明した.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 遺伝子から見たフォッサマグナ地帯におけるゲンジボタルおよびヘイケボタル個体群の地理的分布 馬場弘孝・日和佳政・渡邉昇・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 37: 19-22 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 遺伝子から見たホタル個体群の地理的分布と遺伝的分化 日和佳政・馬場弘孝・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 37: 23-27 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 長野県辰野町松尾峡におけるゲンジボタル移入の歴史について 井口豊 全国ホタル研究会誌 36: 13-14 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 遺伝子から見たヒメボタルの変異と分化 日和佳政・馬場弘孝・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 36: 37-41 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 北九州市で採集された奇形のゲンジボタル 山岡誠 全国ホタル研究会誌 35: 48 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] ミトコンドリアND5遺伝子の塩基配列から推定されたゲンジボタルの種内変異と分子系統 吉川貴浩,井出幸介,窪田康男,中村好宏,武部寛 昆蟲. ニューシリーズ (日本昆虫学会) 4(4): 117-127 (2001-12-25) ==> [本文PDF]
摘要:ゲンジボタルのミトコンドリアND5遺伝子をコードする塩基配列を用い,地域個体間の遺伝的類縁関係を調べた.108地域から得られた307個体について909bpの塩基配列を調べたところ,131のハプロタイプが検出された.次に,塩基配列に基づき,分子系統樹を作成したところ,これらのハプロタイプは大きく4つのグループに分けられることが明らかとなった.これらのグループのうち,グループIとIIの分布はフォッサマグナ地帯を境界として東日本地域と四国を含む西日本地域に分かれた.本州における両者の分布は,ほぼフォッサマグナを境に,発光間隔が約2秒間隔の西日本タイプと約4秒間隔の東日本タイプに分かれることと一致した.九州では,中央構造線を境に,南側のグループIIIと北側のグループIVに分かれた.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 遺伝子から見たヘイケボタルの遺伝的集団 吉川貴浩・井出幸介・窪田康男・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 34: 20-22 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
[2000年] 遺伝子から見たゲンジボタルの地理的分布 武部寛・吉川貴浩・井出幸介・窪田康男・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 33: 27-29 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] ミトコンドリアDNAからみたゲンジボタル集団の遺伝的な変異と分化 鈴木浩文・砂糖安志・大場信義 全国ホタル研究会誌 33: 30-34 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 東南アジアおよびその周辺から発見された水生ホタル 大場信義 全国ホタル研究会誌 32: 31-34 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] DNAからみた日本産ホタルの系統進化 鈴木浩文・山崎柄根・大場信義 全国ホタル研究会誌 31: 35-39 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 日本産ホタル目録 全国ホタル研究会 全国ホタル研究会誌 30: 36-37 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 中部地方のカワニナ集団における遺伝的変異性 木村正雄,酒井田誠,佐野晶子 岐阜大学農学部研究報告 61: 1-7 (1996) ==> [本文PDF]
要旨:カワニナは全国の清流に生息し,環境汚染の指標動物として,またホタルの幼虫の餌として知られている。今回はこの有益な巻貝の保護に資するために集団遺伝学的な調査を行なったのでその結果について報告する。デンプンゲル電気泳動法により,18座位により支配される12の酵素を分析した。集団内および集団間の遺伝的変異性を評価した。28集団についての多型座位の割合,平均ヘテロ接合体率および集団の近交係数の平均と標準誤差はそれぞれ0.282±0.019,0.090±0.006および0.067±0.014であった。集団間の遺伝的分化の程度を示すFST値は0.235と評価された。カワニナ集団は,隣接する集団からの遺伝子の侵入を避けながら,また近親交配を抑えるに充分な集団の大きさを保ちながら,維持されているものと推測される。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] クメジマボタルとゲンジボタルの関係 鈴木浩文・佐藤安志・後藤好正・川島逸郎・山崎柄根・大場信義 全国ホタル研究会誌 29: 10-11 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] ホタルの複眼表面の構造 鈴木浩文・稲見道治・山崎柄根・大場信義 全国ホタル研究大会 28: 34-35 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] ヘイケボタルの地理的分化 鈴木浩文・佐藤安志・大場信義 全国ホタル研究大会 27: 23-25 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 沖縄県久米島から発見された新種の水生ホタル 大場信義 全国ホタル研究大会 27: 29-30 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] オオマドボタルおよびクロマドボタル幼虫の斑紋パターン 後藤好正・大場信義 全国ホタル研究大会 27: 31-32 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] オオマドボタルとクロマドボタルの種間関係について 後藤好正・大場信義 全国ホタル研究大会 26: 21 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] ヒメボタル二型の遺伝的分化 鈴木浩文・佐藤安志・藤山静雄・大場信義 全国ホタル研究大会 24: 11-12 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] ゲンジボタル地域集団における遺伝的変異 佐藤安志・藤山静雄・鈴木浩文・大場信義 全国ホタル研究大会 24: 13-14 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 卵を外敵から保護する新種ホタル 大場信義 全国ホタル研究大会 24: 15 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] [特別講演] 私が見た世界の変わったホタル 羽根田弥太 全国ホタル研究大会 24: 18-19 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 貝類における地域集団の遺伝的分化と種分化 尾庭きよ子 東北大学大学院農学研究科 博士学位論文 要旨及び審査結果の要旨 (1990) ==> [本文PDF]
【...本研究は,日本に生息する海産および淡水産貝類の地域集団の遺伝的分化を明らかにするために,海産二枚貝のアサリ,淡水産巻貝であるカワニナを対象として,アイソザイムによる遺伝的組成を分析し,地域集団の遺伝的分化の動向を比較検討することを目的とし,さらにNeiの遺伝的距離による二枚貝,巻貝の種分化の程度を明らかにするために,アイソザイム分析をおこない,種間の遺伝的距離を求め,さらに他の研究者のデータを要約し,地域集団と種分化との関連性について比較考察することを目的とした。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [抄録] グロゥ・ウォーム(土蛍) 全国ホタル研究会 全国ホタル研究大会 21: 20 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 特集・ホタル類の分類、形態および習性 大場信義 全国ホタル研究大会 11: 18-24 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 


< 分 布 >
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他

[2014年] 大隅諸島における汽水および淡水産貝類相 片野田裕亮,中島貴幸,市川志野,冨山清升 Nature of Kagoshima (鹿児島県自然愛護協会) 40: 189-215 (2014) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...上・中流域,水路における出現種をTable 14(b)に示す.上・中流域,水路は純淡水であり,硫黄島と竹島を除く全ての調査地においてカワニナを確認し,他の様々な汽水および淡水産貝類を確認した....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 静岡大学キャンパス内の昆虫調査 I (コウチュウ目) 平井克男,竹林大介 駿河の昆虫 (静岡昆虫同好会) 242: 6648-6660 (2013) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 Lamlyridae クロマドボタル...オバボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 加東市で採集された注目すべき昆虫 徳平拓朗,高尾海星 きべりはむし (兵庫昆虫同好会) 35(2): 24-27 (2013) ==>> [本文PDF]
【...ホタル科 ゲンジボタル ( 神戸市 :D) 2exs...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 鏡川上流域における河川環境と底生生物 大西由希子,加藤元海 黒潮圏科学 (高知大学大学院総合人間自然科学研究科黒潮圏総合科学専攻) 6(2): 208−216 (2013) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...鏡川上流域にある支流5調査地点で採集された底生動物は...他には、ヘビトンボ(Protohermes grandis)、ヨコエビ(Gammarus nipponensis)、ゲンジボタル(Luciola curciata)の幼虫、ヒラタドロムシ(Psephenidae)、ヒル(Hirudinea)、ミミズ(Oligochaeta)が採集された支流もあった。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 名古屋大学東山キャンパス内に建設中のナショナルコンポジットセンター付近におけるヒメボタル幼虫の分布記録 大場裕一,大場由美子,小西哲郎 名古屋大学博物館報告 28: 85-88 (2012) ==> [本文PDF]
Abstract: The larval habitats of the terrestrial firefly,Luciola parvula Kiesenwetter,1874,were recorded at three new points in the Nagoya University Higashiyama Campus.One of these points is close to the National Composite Center now under construction.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 名古屋大学東山キャンパス内の14地点でホタルミミズを確認 大場裕一 名古屋大学博物館報告 28: 77-83 (2012) ==> [本文PDF]
Abstract: Distribution of the luminous earthworm,Microscolex phosphoreus (Dugès,1837),was recorded from 14 points in Nagoya University Higashiyama Campus on March and April,2012.DNA barcode analysis revealed that these specimens are divided into three independent haplotype groups.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 霞ヶ浦湖畔に残ったヨシ原:稲敷市浮島の甲虫類 大桃定洋,高橋敬一,西山明 茨城県自然博物館研究報告 14: 79-92 (2011) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 Lampyridae ヘイケボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 筑波山の甲虫目録 大桃定洋,久松正樹 茨城県自然博物館研究報告 14: 33-74 (2011) ==> [ target="_blank"PDF]
【...ホタル科 ...ヒメボタル...ゲンジボタル...ヘイケボタル...オバボタル...クロマドボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 2010年茨城県の昆虫類の動向 廣瀬誠 茨城県自然博物館総合調査報告書-2010年 茨城県の昆虫類およびその他の無脊椎動物の動向-,2-8 (2011) ==> [本文PDF]
【...ホタル類も課題の一つ,坂東市では,ヘイケボタルの生息地を釣り堀に整備しようとしたが,...2010年に発行された茨城県の昆虫類およびその他無脊椎動物の動向を知るのに有益な刊行物...「茨城のホタル」(吾妻正樹)...「ホタルミミズの常総市での捕獲記録」 (湯本勝洋・茅根重夫)...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 湧水と湧水起源の用水の分布と,生息している動植物及び景観的な特性や人々の生活とのつながり等の調査 百瀬剛,山本雅道,東城幸治,斎藤梨絵 「北陸地域の活性化」第16回助成対象事業 (北陸地域づくり協会) 研究成果 6 pp. (2011) ==> [本文PDF]
【...一方、近年問題となっているコモチカワツボ(外来生物)、フロリダマミズヨコエビが一部のエリアで定着・増加傾向であり、今後の継続モニタリングが必要と考えられた。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 岡山県のホタル事情 梶田博司 全国ホタル研究会誌 44: 39-41 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 神戸市北区藍那で採集された貴重な昆虫 徳平拓朗,堀内湧也,中安慎太郎 きべりはむし (兵庫昆虫同好会) 32(2): 15-17 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...ホタル科ヒメボタル(兵庫県「要注目」,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 2009年台風9号災害が昆虫の生息に及ぼした影響-兵庫県朝来市における被災1年後のゲンジボタルとツマグロキチョウ- 近藤伸一 きべりはむし (兵庫昆虫同好会) 33(1): 1-5 (2010) ==> [本文PDF]
【...の護岸,川底はコンクリートで,幅 2m,通常の水深は1cm 未満,渓床勾配がきつく,平均流速は0.75m/secと比較的早い.川底には堆積土砂がなく,植物は見られ ない.ホタルが見られるのは@付近で,この地点は川底に土砂が堆積し,植物が生育している.災害前はゲンジ ボタルが10m...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 名水を訪ねて(90) 山形県南部の名水 藪崎志穂,島野安雄 地下水学会誌 52(3): 285-303 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【... 都から東北地方へ旅をしていた小野小町が偶然発見したと伝えられている。また、伊達政宗が天正17年(1589年)に足を負傷して湯治したことでも有名である。小野川温泉は米沢の奥座敷と呼ばれており、近くには米沢市指定文化財(天然記念物)のゲンジボタルやヘイケボタルの生息地もあ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 特集「2010年度日本緑化工学会シンポジウム「みどりの社会」ことはじめ」 都市における生き物の住まう緑の保全と創出手法 小出仁志 日本緑化工学会誌36(2): 285-290 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...世田谷区は...このように,屋敷林や斜面林,草地,農地,湧水地,河川など様々なタイプの自然環境が残されていることが多様な生物の生息を可能としており,都市部では大変貴重となったゲンジボタルやヒガシカワトンボ,ホトケドジョウ,サワガニといった水辺の生物をはじめ,カブトムシ,クワガタ,タマムシなどの昆虫,キンラン,ギンラン,エビネ,カタクリなどの山野草が自生している。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 奈良県における大型陸生ミミズ相 南谷幸雄,田村芙美子,山中康彰,市川彩代子,花木佳代子,丸山健一郎,吉田宏,鳥居春己,前田喜四雄 奈良教育大学附属自然環境教育センター紀要 11: 1-7 (2010)  [本文PDF]
要旨:奈良県における大型陸生ミミズ相を明らかにするため,奈良県内全域をほぼ網羅する19地点でミミズの採集を行った.未記載種と考えられる10種を含む,フトミミズ科28種,ツリミミズ科3種,ムカシフトミミズ科1種が採集できた.このうち,ホタルミミズ Microscolexphosphoreusは近畿地方初記録,ヒナフトミミズ P.micronaria,アオキミミズ P.soulensis,タッピミミズ P.tappensis,フトスジミミズ P.vittata,バライロツリミミズ Aporrectodea roseaA.trapezoidesの6種は奈良県初記録であった.本調査の結果,奈良県内の大型陸生ミミズの既知種はフトミミズ科18種,ツリミミズ科4種,ムカシフトミミズ科1種の合計23種となった.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 霧島山高千穂峰で採集したコウチュウ類 中峯浩司 鹿児島県立博物館研究報告 28: 75-84 (2009) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 Lampyridae 72 カタモンミナミボタル ...73 オバボタル ...74 オオマドボタル ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 矢作川とその河畔林に生息する貝類 川瀬基弘 矢作川研究 (豊田市矢作川研究所) 13: 113-117 (2009) ==> [本文PDF]
【要約 略】
【...他の生物との関係では,カワニナ類は水棲ホタル,陸産貝類は陸棲ホタルのそれぞれ貴重な餌資源となっていることから,カワニナ類の個体数増減はこれらを餌とする生物の個体数にも影響すると考えられる.また,ドブガイなどのイシガイ科貝類は,タナゴ類などの魚類の産卵基質として利用され,両者の生息数の均衡を保つことが重要である....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 愛知県初記録の外来淡水巻貝コモチカワツボ 西浩孝,松岡敬二 豊橋市自然史博物館研報 19: 23-24 (2009) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...国内各地への分散方法としては,第一に養殖魚類に混入しての人為的移動が考えられる.そのほか,水草などその他 の生物が移植される際に随伴して分散したり,ゲンジボタルの増殖を目的として餌 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 島根県松江市島根町澄水川流域の甲虫 藤原淳一,林成多 ホシザキグリーン財団研究報告 11:239-248 (2008) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 Lampyridae カタモンミナミボタル Drilaster axillaris ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 日野川上流域に生息する水生甲虫類 林成多,門脇久志 ホシザキグリーン財団研究報告 11 291-302 (2008) ==> [本文PDF]
【...鳥取県南西部の日野川上流域...調査により,ガムシ科,ダルマガムシ科,ヒラ タドロムシ科,ヒメドロムシ科,ホタル科からなる5科21種が同定された...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 鳥取県大山山麓の河川に生息する水生甲虫類 U 林成多,門脇久志 ホシザキグリーン財団研究報告 11: 269-286 (2008) ==> [本文PDF]
【...調査により,ゲンゴロウ科,ツブミズムシ科,ガムシ科,ダルマガムシ科,マルハナノミ科,ヒラタドロムシ科,ドロムシ科,ヒメドロムシ科,ホタル科からなる9科42種が同定された...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 長野県フォッサ・マグナ地帯におけるホタル類分布の特異性 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 41: 50-55 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 隠岐島後におけるマルハナノミ科の記録 林成多,島田孝 ホシザキグリーン財団研究報告 10: 143-147 (2007) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 Lampyridae(2種) ゲンジボタル Luciola cruciata Motschulsky(門脇,1983)ヘイケボタル Luciola lateralis Motschulsky(門脇,1983)...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 島根県松江市澄水川の水生昆虫 林成多,中野浩史 ホシザキグリーン財団研究報告 10: 199-205 (2007) ==> [本文PDF]
【...甲虫類では,...ゲンジ ボタルは幼虫が St.1 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 横浜・篠原付近の生物相と露地栽培植物相 (1995 2006) 菅野徹 慶應義塾大学日吉紀要・自然科学 41: 67-85 (2007) ==> [本文PDF]
【SUMMARY 略】
【...しかし,リンドウ,オトギリソウ,クマガイソウ,シュンラン,ウツボダサ,キリギリス,ウマオイ,クツワムシ,ハルゼミ,ツマグロキチョウ,ジャノメチョウ,ジャコウアゲハ,アカシジミ,ウラナミアカシジミ,ヘイケボタル,ゲンジボタル,ミドリ力ミキリ,ゲンゴロウ,ガムシ,コオイムシ、タガメなどには,復活の気配は,見られない。水田や,暗渠化による小川の消滅,原っぱや雑木林の激減による地面の激減は,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 新しく確認されたヒメボタルの発生地とホタルの体型からみた分布の特異性III 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 40: 35-39 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 雲南市木次町ふるさと尺の内公園の水生昆虫類 林成多 ホシザキグリーン財団研究報告 9: 113-119 (2006) ==>> [本文PDF]
Abstract: Forty-two species of aquatic insects were recorded from seven sites in Syakunouchi Park,Un'nan City,Shimane Prefecture.A dytiscid beetle,Hydrovatus acuminatum Motschulsky assigned as a near threatened species by shimane Prefecture were found from one site.
キーワード:水生昆虫,コマルケシゲンゴロウ,島根県,ふるさと尺の内公園 【...園内には...3つの池を繋ぐ人工の小川がある.この池や小川には数種の魚類と赤川のゲンジボタル幼虫を放流 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 島根県高津川の昆虫類,2000年の調査結果 中村慎吾,松田賢 ホシザキグリーン財団研究報告 8: 99-172 (2005) ==> [本文PDF]
【...また,同じ期間の夜間にはホタル類の ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 信州大学農学部附属AFC西駒ステーション桂小場試験地周辺における昆虫相 (1) コウチュウ目(Coleoptera)・カメムシ目(Hemiptera) 中村寛志,大平仁夫,山崎隆弘,浅岡孝知 信州大学農学部AFC報告 3: 37-49 (2005) ==> [本文PDF]
【要約 略】
【...ホタル科 得られたオバボタルのみを報告するが,ゲンジボタルなどの発光する種の分布調査等課題が残されている。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] トカラ列島中之島 2003年6月の昆虫 中峯浩司 鹿児島県立博物館研究報告 24: 28-45 (2005) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 Lampyridae キイロスジボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 長野県内におけるヒメボタルの分布とその特異性U 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 38: 44-50 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 寒冷地におけるコナラ─ミズナラ群落の形成を目標とする播種工による自然回復緑化事例 古田智昭,吉田寛 日本緑化工学会誌 30(2): 377-382 (2004 Nov.) ==> [本文PDF]
【摘要 略】
【...施工地は,岩手県二戸市白鳥字折爪地内に位置する林道舘折爪線付替道路の切土法面で,法面の地質は風化粘板岩〜礫混じり土,標高は約500 mの寒冷地である。近隣には,ブナの原生林,野鳥,ヒメボタルなどの貴重な動植物に恵まれ,県立自然公園に指定されている折爪岳森林公園があり,多く の自然が残されている。施工地の気象は,年平均気温9.7℃(二戸 1979∼2000),年平均降水量 1,011.7mm(二戸 1979∼2000),温量指数78.3°C・月(二戸 1979∼2000)で,冷温帯地域に属する。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 長野県内におけるヒメボタルの分布の特異性T 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 37: 28-33 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 広島県呉市におけるゲンジボタルの調査・研究 守屋節男 全国ホタル研究会誌 37: 38-43 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 富山県で採集されたスジグロボタル 後藤好正・佐野匡 全国ホタル研究会誌 37: 44 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 白神山地・津軽十二湖湖沼郡の河川における底生動物の群集構造と食性 中田伸大,大高明史 弘前大学教育学部紀要 89: 77-95 (2003) ==> [本文PDF]
【...コウチュウ目 ヘイケボタル...
調査河川の底生動物のうち個体数で優占した種類は,落ロの池よりも上流側の河川(S1-S4)では腹足類のコモチカワツボとヨコエビ類のヤマトヨコエビだった。落ロの池よりも下流側の河川(S5-S8)ではコモチカワツボ,ヤマトヨコエビ,ウルマーシマトビケラ,コガタシマトビケラ属が優占した。一方,高い現存量をボした動物は,落ロの池よりも上流側の河川では密度と同様にコモチカワツボとヤマトヨコエビで,落ロの池流出河川(S5)と中の池流出河川(S6)ではコモチカワツボとヒゲナガカワトビケラであった。越ロの池よりも下流側の河川ではウルマーシマトビケラとコガタシマトピケラ属が密度と同様に現存量でも優占した。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 長野県内におけるヒメボタル大型タイプ・小型タイプの分布状況 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 36: 32-36 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 韓国にホタルは何種類いるか 朴海普E金鐘吉・張承鐘・沈賀植・梁元鎮 全国ホタル研究会誌 36: 42-43 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 宮城県金華山島産昆虫リスト:文献記録の整理 溝田浩二 宮城教育大学環境教育研究紀要 5: 69-78 (2002) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...ホタル科 Lampyridae 106.カタアカミナミボタル Drilaster axillaris Kiesen tter,1879...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 和歌山大学周辺の水生生物相の予備調査・観察会報告 (予報) 溝口和子,土井浩,貴志正幸榊 和歌山大学教育学部教育実践総合センター紀要 12: 151-158 (2002) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...なお表2の下に書き添えた小用水路というのは,大年川から分流して川と平行に走り,中流部で大年川に注ぐように作られたコンタリート製の用水路で,その内,土砂が少しぼかり堆積した所でのみ生物が見つかった。9月5日には,カワニナとゲンジボタルの幼虫が多数みつかった。ゲンジボタル ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 泉佐野市犬鳴山温泉における小規模旅館の経営動向 浦達雄 - 大阪明浄大学紀要 2: 9-16 (2002.03) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...6月にはゲンジボタルが飛びかうことになる。1 晩で2,000匹ほど捕獲した経験があり、旅館の敷地には、ツバキ、サクラ、カエデなどの樹木が生えており、時節の風景が展開する。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 美郷村における河川水質とホタルの生息分布について 篠村善徳 全国ホタル研究会誌 35: 4-7 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 長野県内におけるヒメボタルの発生地 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 35: 38-41 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 愛媛県面河村のホタル 後藤好正 全国ホタル研究会誌 35: 42-44 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 名水を訪ねて(43) 宮崎県小林・都城の名水 佐々木崇二 地下水学会誌 40(4): 521-537 (1998) ==> [本文PDF]
【要旨なし】>
【... しており.毎夏.数千匹の蛍が乱舞し.県内有数の蛍の生息地として知られている.昭和46年には地元有志が「出の山公園ゲンジボタル自然保護会」を結成し.本会が中心となって蛍の生育環境の保全のための活動が行われているという.3.2千 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 福岡県北九州市におけるヒメボタルの生息状況について 萱野浩良 全国ホタル研究会誌 31: 20-23 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 鹿児島県指宿市で発生したオキナワスジボタル 上野武次・大村俊朗 全国ホタル研究会誌 31: 24-26 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 東京都多摩川河川敷で記録された帰化ボタル 後藤好正・川島逸郎 全国ホタル研究会誌 31: 27-28 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 名水を訪ねて(38) 群馬県の名水 佐藤芳徳 地下水学会誌 39(3): 241-250 (1997) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【... 樹齢の高いケヤキ、カヤ、エノキ、シラカシなどの大木が茂り、ワカナシダなどの貴重な植物が自生している。また、湧水個所は池となっており、そこには貴重なセキショウ(ショウブに似たサトイモ科の常緑多年草)群落がみられ、野鳥を始め、ゲンジボタル、カワ トンボなど昆虫類の良好 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 北海道岩内地方のヘイケボタルの生息分布 表芳弘 全国ホタル研究会誌 30: 16-18 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 天然記念物指定および蛍保護条例制定地一覧 全国ホタル研究会 全国ホタル研究会誌 30: 38-40 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 三重大学平倉演習林の鞘翅目昆虫に関する生態学的研究: I.鞘翅目昆虫群集の基本的構成 島地岩根 三重大学生物資源学部演習林報告 20: 9-40 (1996) ==> [本文PDF]
【...ホタル科...ムネクリイロボタル...オバボタル...オオオバボタル...クロマドボタル...ゲンジボタル...ヒメボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 上越地区のホタルの分布について 上越市立城西中学校 全国ホタル研究大会 27: 6-8 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 静岡県内のホタル生息状況と環境問題 大竹和男 全国ホタル研究大会 26: 1-4 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 兼六園ホタル生息調査 水野正秋 全国ホタル研究大会 26: 23 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] 名水を訪ねて(18) 大分県の3名水 島野安雄,戸次文夫 地下水学会誌 34(2): 109-120_(1992) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【... 三重町の市街地からは南西に車で約20分ほど走ると白山渓谷に入るが.中津無礼地区の河岸には地元の「白山川を守る会」の立てた大きな看板がみられる(写真5).この会は今から約20年前に発足したもので.当時名物だったゲンジボタルが姿を見せなく ... 】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 香川県綾上町猿飼・伸和田付近の昆虫について 豊嶋弘 香川生物 (香川生物学会) 18: 37−49 (1991) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 ゲンジボタル かつて多数生息していた田万川本流沿いでは,ほとんど発見できなかった(図1★印)。農薬,家庭排水,相次くヾ護岸工事等による水質汚染が主因と思われる。山肌からの鯵出水が流れる小溝沿いに生息密度のやや高い所が2〜3ある。これらの個所の環境の現状ほ,ゲンジボタルの保護に重要なヒントを示していると思われるので,少し詳しく述べる。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 香川県綾上町猿飼・伸和田付近の昆虫について 豊嶋弘 香川生物(香川生物学会) 18: 37-49 (1991) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...図1.保護すべき植生の位置とカワトンボ・ホタルの生息場所....星印(1〜数匹)・A-C(やや多数):ゲンジボタル.黒四角印:ヒメボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] トカラ列島昆虫採集報告 (1987年夏期合宿) 古川陽二郎 鹿児島大学生物研究会会誌 LEBEN 20: 18-27 (1990) ==> [本文PDF]
【...ホタル科 Lampyridae キイロスジボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 高梁川における水質汚濁に関する学際的研究 (第1報) 板野道弘,加納純孝,嶋田義弘,山根薫子 中国短期大学紀要 21: 35-47 (1990) ==> [本文PDF]
【...表4-2 高梁川水生昆虫とその分布...ゲンジボタル...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 金沢市におけるホタルの生息地 酒井淳 全国ホタル研究大会 23: 2-3 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 岡崎市におけるヒメボタルの分布と発生状況 三矢和夫 全国ホタル研究大会 23: 4-5 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] ヒメボタルの二型 大場信義 全国ホタル研究大会 23: 6 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] 青森市周辺河川におけるゲンジボタルの発生状況について 蝦名憲 全国ホタル研究大会 21: 1 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 松本市女鳥羽川での1975年から1983年に亘る底生動物群築の遷移について-汚濁の状況 吉田利男 信州大学環境科学論集 8: 30-38 (1986) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...1974年には湯川合流直下の桜橋から浅間温泉の聞を河川公園にした。ヘイケボタルやカジカガエルが多数生息していたが,河床を掘りおこしたために全滅してしまった。街の中では,河川|の汚れが目立はじめ,市民による“川をきれいにする会"が作られ,川にヒゴイやキンギョが放流されはじめた。...このように12年間に女鳥羽川は河川環境の大規模な変化がみられ,ホ夕ルやカジ力ガエルは消え,さらにカワセミやバンもいなくなった。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] 千丈川におけるホタル生息状況について 井上誠 全国ホタル研究大会 17: 10-11 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] 鳥取市管内河川におけるゲンジボタルの分布 村上美佐男 全国ホタル研究大会 16: 3 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] 岡崎市内におけるヒメボタルの分布について 三矢和夫 全国ホタル研究大会 15: 2 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] 京都市周辺のゲンジボタルの分布 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 15: 4-5 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1974年] I 香川におけるホタルと最近の消長 坂口尚士 全国ホタル研究大会 7: 9-10 (1974)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 8.関市の発生状況とホタルのスライド 森 学 全国ホタル研究大会 4: 45-46 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 


< 発 光 >
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他

[2014年]
学会員外
有料
蛍の明滅における引き込み現象が与えるリラクゼーション効果の検証 吉田彩乃,櫻沢繁 情報処理学会研究報告.HCI,ヒューマンコンピュータインタラクション研究会報告 2014-HCI-158(3): 1-4 (2014) ==> [PDF]
要旨:ホタルの発光パターンには 1/f ゆらぎが含まれ,人に安らぎを与えるといわれている.また,各ホタルの明滅発光は,最初はバラバラだがやがて同時明滅発光へと変わっていく.このような引き込み現象にはリラクゼーション効果があると考えられる.そこで本研究では,ホタルのように集団で明滅するシステムを構築した.その各明滅光をフィードバック制御,または,非線形振動子の運動モデルとして一般的な van der pol 方程式で制御し,引き込み現象を再現した.そして,各制御方法におけるリラクゼーション効果を調べた.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2014年] 志賀高原・石の湯におけるゲンジボタルの発光パターン 井口豊 全国ホタル研究会誌 47: 11-12 (2014)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 長野県辰野町の在来ゲンジボタルの発光パターン 井口豊 全国ホタル研究会誌 45: 33-34 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 横浜市におけるゲンジボタルの明滅周期について〜在来個体群と移入個体群の比較〜 後藤好正 全国ホタル研究会誌 45: 35-36 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年]
学会員外
有料
東南アジアホタルの同期明滅における実験に忠実なモデル 山本佳嗣,手塚清豪,田中久陽 電子情報通信学会技術研究報告.NLP,非線形問題 109(269): 7-11 (2009) ==> [本文PDF,英文]
あらまし:最近,東南アジアにおけるホタルの集団同期明滅において完全同期と進行波パターンが共存することが報告されている.ところが,ホタルの同期明滅を説明する従来のモデルでは完全同期と進行波パターンの共存を説明することは容易ではない.本研究では,1匹のホタルに周期的な光の刺激を与えた際の引き込みに関する実験データ(F.Hansonら,Science,1971)を基に,実験データに忠実なモデルを提案する.また,系統的なシミュレーションと解析を通じて,完全同期と進行波パターンの共存が再現されることを報告する.
キーワード:同期現象,ホタル,生物振動子,進行波パターン
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 講義 発光タンパク質 近江谷克裕 ぶんせき(日本分析化学会),2008年第12号: 649-655 (2008) ==> [本文PDF]
要旨:2008年ノーベル化学賞は下村 脩先生が受賞した。受賞理由は発光クラゲから取り出したGFP(緑色蛍光タンパク質)である。光る生物からの贈り物が評価されたことであり,光る生き物たちも大いに喜んでいることであろう。本講義では,下村先生が愛し探究した光る生き物たちの発光タンパク質について,その基礎と,いかに分析の世界で役に立っているか解説する。
【...ホタルルシフェリンを基質とするルシフェラーゼを持つ甲虫はホタル科,ヒカリコメツキ科,ホタルモドキ科とイリオモテボタル科の4科より構成される。世界各 地の熱帯域から温帯域に生息,例えば,ホタル科だけに...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 中部地方におけるゲンジボタルの明滅周期について 井口豊 全国ホタル研究会誌 41: 43-45 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] ホタルの発光パターンにおける色相の 1/fn ゆらぎ現象と癒し効果 干場恵美子,稲垣照美,木村尚美,阿部宣男,宮内一美 日本機械学会論文集(C) 72(714): 109-117 (2006) ==> [本文PDF]
要旨: The fantastic light of firefly,which keeps fascinating the heart of Japanese from ancient time,and the ecosystem are taken up as one of cure fields being benefit from the nature.In this study,from a viewpoint of Kansei engineering,we focused on the hue of light emission pattern of firefly,and we examined whether it causes the human spirit any effects or not by using various statistical analysis and Kansei analysis.It was revealed that there is a high possibility that the sufficient cure effect exists in the hue of light emission pattern of firefly and the ecosystem.This research is the first basic trial turned to the creation of cure spaces for hospice and welfare facility,which utilize the firefly and the mini ecosystem artificially modeled in an enclosure.
Key Words: Hue,Luminescence,Firefly,Kansei,1/fn Fluctuating Phenomena
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 164 ホタルの集団同期発光における過渡的なウェーブ現象 鯰江一也,栗田裕,松村雄一 Dynamics & Design Conference 2006 (日本機械学会) CD−ROM論文集〔2006.8.6−9,名古屋〕 164/1-6 (2006) ==> [本文PDF]
要旨:This paper describes a transitional wave phenomenon in synchronous flashing of fireflies.We used self-excited oscillator,consists of amplification element,saturation element and phase delay element.To simulate a transitional wave phenomenon,the self-excited oscillator simulated the firefly shouldn't be late from the detection of the flashing of other self-excited oscillator.The period of self-excited oscillator in the transient state depends on strength of own flashing and changes.Strengthening strength of own flashing,perceived the flashing of other self-excited oscillators,the timing of flashing shifts and withdraws by correcting it at a constant period.This is a transitional wave phenomenon.
Key Words: Self-Excited Vibra1ion,Vibration Control,Nonlinear Vibration,Nonlinear Control,Frequency Entrainment
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] ゲンジボタルの発光周期について 翠川博之 全国ホタル研究会誌 39: 32-36 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 長野県辰野町におけるゲンジボタルの明滅周期について 井口豊 全国ホタル研究会誌 39: 37-39 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] パプア・ニューギニアのホタル Pteroptyx effulgens の光シグナルをちゃっかり利用するホタルの1種 大場信義 全国ホタル研究会誌 39: 60-63 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ゲンジボタルとヘイケボタルの種内および種間における光コミュニケーションについて 井口豊 全国ホタル研究会誌 38: 21-24 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] ヒメボタルとそっくりな光りかたをするタイワンボタル 大場信義 全国ホタル研究会誌 37: 34-37 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] ホタルの光計測 臼田昭司,深田三夫,奥田昌宏 光学 (日本光学会) 32(3): 176-180 (2003) ==> [本文PDF]
Abstract: We measured the blinking patterns and emission spectra of Genji Botaru fireflies (Luciola cruciata) using an optical power meter and a spectroradiometer. We also measured the emission spectra of combined LEDs (light emitting diodes) and compared them with the firefly spectra. Furthermore, we analyzed the frequencies of the insecfs blinking patterns. As a result, we have concluded that dominant frequencies obtained by analysis nearly conform with the fireflies, blinking intervals measured visually and that the firefly’s emission spectrum can be approximately simulated by a combination of LEDs that have different wavelengths and half-value widths. Key words: firefly, blinking patterns, emission spectra, combined light emitting diodes (LEDs), dominant frequency
【...ホタルの明滅パターンについては,数種類のホタルについて光電子増倍管により記録した明滅パターンの報告がある..また,発光スペクトルについてはラマン効果用の分光器を用いた国内外の測定例が紹介されており,スペクトルが最大をとる波長とスペクトルの波長範囲についての報告がある.さらに,ゲンジポ夕ルとヒメボタルについて,その複眼の構造と発光スペクトルの関係を調べ,発光スペクトルの570nm付近に顕著なピークをもつことが報告されている.
 筆者らは,ホタルの発光についてより詳細な情報を得る目的で,ホ夕ルの明滅パターンと発光スペクトルの光計測を行った.ここでの微弱光計測において,比較的安価に市販されている一般的な光学測定器が利用可能であることを示すことにより,その利便性にもとづいて,生物を対象とする微弱光計測の今後の発展が期待される.また,ホタルの発光スペクトルと比較するために波長別LED (light emitting diode)による発光スペクトルを測定した.ホタルの発光スペクトルに複数の顕著なピーク波形が認められたことにより,波長別のLEDを複数組み合わせることでホタルの発光スペクトルを模擬できる可能性について検証した.さらに明滅パターンの特徴を調べるために自作プログラムによる周波数解析を行った.本論文はこれらについて報告する....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] ゲンジボタルの外部形態と発光パターンの地理的変異 大場信義 全国ホタル研究会誌 35: 19-22 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 静岡県富士宮市・芝川町におけるゲンジボタル同時明滅周期の調査結果 渡辺努 全国ホタル研究会誌 35: 27-29 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 集団同期のパーコレーション効果: 東南アジアホタル Pteroptyx 属の棲み分け仮説 田中久陽,長谷川晃朗,大場信義 電子情報通信学会論文誌 J84-A No.6: 870-874 (2001) ==> [本文PDF]
あらまし:ある東南アジアのホタルの種は個体として類似しているにもかかわらず,集団として異なる明滅パターンを示すことが知られている.この異なる集団パターンの生成を説明する仮説を提案する.この仮説は,最近得られた観察データを従来の集団同期のモデルに付加した拡張モデルから導かれる.そこでは各個体の活動度が実質的な集団の密度を定め,その集団密度は同期網のパーコレーション的な構造に反映する.結果として集団の同期度は各個体の活動度に鋭敏に依存し得ることが明らかとなり,同時に同期網がどれほどスパースであっても集団同期が達成されるか説明される.
キーワード:集団同期,パーコレーション,振動子,非線形現象
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] ホタルの発光パターンにおける 1/fn ゆらぎ現象と癒し効果 稲垣照美,犬塚浩二,安久正紘,赤羽秀郎,阿部宣男 日本機械学会論文集(C編) 67(657): 365-372 (2001) ==> [本文PDF]
要旨: Luminous patterns of firefly were experimentally investigated to evaluate the healing effect by using an appropriate statistical analysis and image processing.This study is for fabricating a hospice space by which people can be healed from many kinds of stress due to various modern human activities.It is revealed from a series of measurements that a 1/f^ fluctuation mode is included in the luminous pattern of firefly and that there is a possibility that the luminescence plays a significant role in healing people.Therefore,we have always been feeling that the luminescence is so attractive from ancient times.
Key Mords: Firefly,Luminescence,Healing effect,1/fn fluctuation,Signal treatment,Image processmg
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] W308 ホタルの発光における癒し効果の感性工学的な評価について (感性の評価) 稲垣照美,松井隆文,石川秀之,安久正紘,阿部宣男 日本機械学会〔Na01-5〕福祉工学シンポジウム講演論文アブストラクト集〔2001.8.7,東京〕:324 (2001) ==> [アブストラクト PDF]
要旨: In this study,we focused on not only the light of firefly which keeps fascinating the heart of Japanese from ancient time but also the ecosystem of nature.With the aid of semantic differential analysis,the demonstrative examination was added on what kind of effect they caused the human spirit.It was possible to find that there is the high possibility that the sufficient cure effect exists in the light emission pattern of firefly and the ecosystem.This research is the basic research turned to a cure space creation for hospice and welfare facilities,which utilize the firefly and the mini ecosystem artificially modeled in an enclosure.
Key Words: Firefly,Ecosystem,Semantic differential analysis,Healing effect,Welfare utilizing
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 山梨県北部におけるゲンジボタルの発光パターンと地理的文化の過程 井口豊 全国ホタル研究会誌 34: 10-12 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] ゲンジボタルにおけるルシフェラーゼの種内変異 窪田康男・草桶秀夫 全国ホタル研究会誌 34: 13-15 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 日本と韓国のヘイケボタルの外部形態と発光パターン 大場信義・金三銀・金鐘吉 全国ホタル研究会誌 34: 16-19 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 313 蛍光パターンにおけるゆらぎ現象について 稲垣照美,石川秀之,松井隆文,安久正紘,赤羽秀郎,安部宣男 茨城講演会講演論文集(共催日本機械学会関東支部•精密工学会,協賛日本塑性加工学会,2000-9-22,日立) 89-90 (2000) ==> [本文PDF]
要旨: Luminous patterns of firefly were experimentally investigated to evaluate the healing effect by using an appropriate statistical analysis and an image processing.This study is for fabricating a hospice space by which people can be healed from many kinds of stress due to various modern human activities.It is revealed from a series of measurements that a 1/fn fluctuation mode is included in the lumminous pattern of firefly and that there is a possibility that the luminescence plays a significant role in healing people.Therefore,we have always been feeling that the luminescence is so attractive from ancient times.
Key Words: Firefly,Luminescence,Healing Effect,1/fn Fluctuation,Signal Treatment,Image Processing
REM: 稲垣照美ほか 2000 「癒し空間創造へ向けたホタルの発光現象とそのスペクトル解析」と同じ内容と思われる
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 1419 癒し空間創造へ向けたホタルの発光現象とそのスペクトル解析 稲垣照美,松井隆文,犬塚浩ニ.安久正紘,赤羽秀郎,安部宣男 日本機械学会2000年度年次大会講演論文集(II)〔2000.8.1-4,名古屋〕 263-264 (2000) ==> [本文PDF]
要旨: Luminous patterns of firefly were experimentally investigated to evaluate the healing effect by using an appropriate statistical analysis and an image processing.This study is for fabricating a hospice space by which people can be healed from many kinds of stress due to various modern human activities.It is revealed from a series of measurements that a 1/fn fluctuation mode is included in the lumminous pattern of firefly and that there is a possibility that the luminescence plays a significant role in healing people.Therefore,we have always been feeling that the luminescence is so attractive from ancient times.
Key Words: Firefly,Luminescence,Healing Effect,1/fn Fluctuation,Signal Treatment,Image Processing
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] ゲンジボタルの明滅と人工飼育の功罪 大谷雅昭 全国ホタル研究会誌 32: 4-7 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] ゲンジボタル明滅周期と気温について 笹井昭一 全国ホタル研究会誌 32: 22-25 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ホタルの同時明滅−プテロプティックス・エフルゲウスを中心として 大場信義 全国ホタル研究会誌 31: 29-30 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] 発光生物研究40年 下村脩 長薬同窓会報 (長崎大学薬学部同窓会) 35: 42-44 (1995) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...この40年間に生物発光の化学は格段の進歩を遂げた。現在構造がわかっているルシフェリンは8 種類で (ホタル,海ボタル,発光バクテリア,ミミズ,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 幼虫の発光について(その1) 浅田義邦 全国ホタル研究大会 26: 18 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] ホタル発光パターンの進化 鈴木浩文・佐藤安志・藤山静雄・大場信義 全国ホタル研究大会 25: 14-15 (1992)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 伊豆半島におけるゲンジボタルの明滅間隔について 大竹和男 全国ホタル研究大会 24: 6-7 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] ゲンジボタルの同時明滅 大場信義 全国ホタル研究大会 22: 4-5 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] 沼津におけるゲンジボタルの明滅間隔について 大竹和男 全国ホタル研究大会 22: 6-7 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] お願い 大場信義 全国ホタル研究大会 22: 20 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] 特別講演・横浜こども自然公園について−ゲンジボタルの同時明滅 大場信義 全国ホタル研究大会 18: 1 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] [特別講演] ホタルの交信システム 大場信義 全国ホタル研究大会 16: 1 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] ウミホタル生物発光の機構 ホタル生物発光との比較 後藤俊夫 臨床化学シンポジウム (日本臨床化学会) 21: 2-4 (1982) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] ヒメボタルの交信システム 大場信義 全国ホタル研究大会 15: 3 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 


< 教 育 >
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他

[2014年] 初等教育教員養成課程学生の原体験に関する調査 福井広和 就実論叢,(就実大学・就実短期大学) 43: 117-125 (2014) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...どんぐりゴマ 74 犬を飼う・触る 51 水切り 56 石(ろう石)で絵や文字を描く 54 竹とんぼ51 9 つくし採り 71 ホタルを捕る 49 海で泳ぐ 56 星を見る 54 シャボン玉 49 10 草相撲64 バッタを捕る 47 花の水やり 52 太陽を観る 52 ドングリゴマ 49 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2014年] わらべ唄「螢来い」の作詞・作曲は三上留吉か? 後藤 好正 全国ホタル研究会誌 47: 26-29 (2014)  ==> [本文PDF, 全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 市街地及び近郊地域における児童の理想とする自然環境のあり方に関する考察 椎野亜紀夫 ランドスケープ研究 (日本造園学会) 76(5): 615-620 (2013) ==> [本文PDF]
Abstract: This paper aimed at measuring children’s idealized vision of natural surroundings in their neighborhood analyzing their drawings in local area.As a result of this study,3,368 elements were extracted out from children’s drawings,and multivariate analysis revealed that children’s drawings could classify into four types,according to those elements as analysis values.Moreover,natural elements were drawn not only “Nature Oriented Type” drawings but also “Urbanization Oriented Type” drawings,even if many of latter cases were recognized as background elements in urban area.Besides,as a result of comparison among the ratio of natural elements in the investigation area using GIS,it was clarified that children tend to recognize mountain as distant landscape in urban area,and recognize river as a part of living space in urban district.
キーワード:こども,自然環境,理想,スケッチ
【...タイプU「女児−自然志向型」ではタイプTと同様に自然要素を多く取り入れたスケッチが多く見られたが、「虫の声を聞く」、「ホタルを観察する」、...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 児童養護施設で育つ社会的養護児童の子育ての社会化: 地域養護活動を事例として 井上寿美 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要 17-1: 9-15 (2013) ==> [本文PDF]
要約:本研究の目的は,児童養護施設で育つ社会的養護児童の子育てを社会化することにより,社会的養護児童にいかなる変化が生じるのか,子育ての社会化としての地域養護活動を事例として,社会的養護児童の生きられた経験の観点から明らかにすることである.地域養護活動の參与観察で収集した資料を分析した結果,地域養護活動を通して,社会的養護児童が,主たる養育者ではない他者の存在を肯定するようになったこと,また,主たる養育者ではない他者に対して関係継続を願うようになったことが明らかになった.この結果を踏まえて下記の2点を考察した.1点,このような変化の意味は,社会的養護児童が主体的行為や未来を見通す行為をおこなうようになったことである.2点,このような変化が生じた理由は,社会的養護児童が,自分の周りに信頼してもよい人がいるのだと認識できるようになったことである.
Key Words: 地域養護活動,被虐待児,存在の肯定,信頼
【...暗闇の中から「ホタル,採りに行こ」と友だちを 誘うA児の声が聞こえてきた.A児を含む子ども2人とボランティアスタッフ1人の姿が見えた...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 中学校または高等学校での津波教育・里山教育・生物実験単元教育に関する一考察 櫻庭洋,松田洋,明石和大,石井照久 秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学部門 68: 51-64 (2013) ==> [本文PDF]
Abstract: Some teaching programs in junior high school and high school were discussed.“Tsunami” subject in teaching is necessary and difficult in junior high school and high school especially after 3.11 in 2011 in Japan.We propose one of model programs of ‘‘Tsunami” subject in teaching.Also,we analyze and discuss both “Satoyama” and “Biological experiments” subjects in teaching along with official textbooks in Japan in high school biological education.
【...以下全て〈生息) ...クワガタムシ ゲンゴロウ ゲンジポタル サギ サシバ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 岐阜県内の教育機関における水生生物の放流活動の実態 古屋康則,三宅崇 岐阜大学教育学部研究報告(自然科学) 36: 25-30 (2012) ==> [本文PDF]
要約:水生生物を河川等に放流することは,遺伝的な多様性の低下や,個体の適応度を低下させ,生態系に悪影響を与えるものであると指摘されている.しかし,このような認識は一般には未だ理解されておらず,学校教育の現場でも,依然としてr教育」の一環として放流が行われている.2011年1月から12月までの1年間について,岐阜県内における児童•生徒が関わった水生生物の放流活動についての情報を新聞記事とインターネット情報から探索した.情報総数は42件得られ,放流件数は延べ44件にのぼり,このうち教育機関(保育園•幼稚園•小学校•中学校•高等学校)が直接関わったものが延べ32件あった.機関の種別にみると小学校が24件[参加人数全711(+α)人中,小学生は476(+α)人]ともっとも多く,学年別では小学校第4学年が8件と多かった.これらの児童•生徒が関わった放流活動の大半は,「総合的な学習の時間」を利用して行われていると考えられた.放流された生物の種類ごとに,放流活動が抱えている教育的矛盾点を指摘し,真の環境教育のための普及•啓発活動の必要性を訴えた.
【...放流に使われる生物としては,5種の魚類(アマゴ,アユ,ウシモツゴ,コイ,ヤマメ),ー種の両生類(カス ミサンショウウオ),2種類の昆虫類(ホタル,ヤゴ)およびー種類の巻貝類 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 都城市立丸野小学校における身近な自然を活用した環境教育実践 遠藤晃,磯部美良,大西眞由美,坂元澄次 南九州大学人間発達研究 2: 23-30 (2012) ==> [本文PDF]
要約:都城市立丸野小学校において、4年生16名の総合的な学習の時間の単元「丸野をたんけんしよう」で、身近な自然環境を活用した探求型学習の実践研究を行った。総時間は22時間であった。探求型学習では、まず丸野地区を探検して自然に触れながら、そのなかで各児童がみつけた「なぜ、どうして?」を基にして班毎にテーマを設定し、研究を進めた。テーマ設定から調査•研究、まとめ、発表までのプロセスをすべて児童主体で実践することで、他の授業も含めた学習態度や活動への意欲、生活態度にまで効果が認められた。とくに理科リテラシーに関して、夏休みの自由研究への取組に顕著な効果がみられ、いずれの研究にも動機と自分なりの考えがしっかりと表現されていた。わずか22時間の授業にもかかわらず、学力についてもクラス全体で向上が認められ、主体的な学びがその要因と考えられた。また、教員についても学習指導を通して、「子ども自身の探求力」を身に付けさせる指導の在り方など授業力向上についても効果が認められた。本研究により、身近な自然環境を活用した探求型の総合学習は自然豊かな離島や山間部の小規模校に限らず、耕作地等人為的な自然環境の中にある中規模小学校でも実施することが可能であり、大きな教育効果が期待される事が明らかになった。
キーワード:身近な自然環境教育理科リテラシー主体的学び探求型学習
【...薄谷では用水路に児童全員が手を入れて水の冷たさや流れの速さを体感し、近くで農作業をしていた地域の方から昔はホタルがいたが今は ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 地域と融合した住民参画型 「大学開放」 の実践と可能性: 地方国立大学博物館の実践例から 藤田久仁子 北海道大学大学院教育学研究院紀要 116: 129-140 (2012) ==> [本文PDF]
【要旨】岩手大学では,「大学開放」事業の一環として,「岩手大学ミュージアム」を開設し,研究・教育の成果を広く一般に公開している。また,展示解説を行う「ミュージアムボランティア」を配置している。このボランティアの養成にあたって,博物館の果たすべき役割や,展示している個々の資料に関する情報.資料的価値等について研修をおこなっている。
 実際に活動するなかでボランティアから,大学構内にある宮沢賢治や石川啄木ゆかりの建造物などをめぐる「賢治ツアー」等のイベントを企画したいという発案や,展示に関する研究内容をより詳しく学びたい,学生や留学生と交流したい,等々の提案がなされ,それらを積極的に受け入れ,「大学開放」に住民参画する形でミュージアムの運営を行うことで大学を生涯学習の場としている。
【キーワード】大学博物館大学開放生涯学習ミュージアムボランティア展示解説
【...2,ボランティア活動の発展 ボランティア活動が市民の参加で積極的に展開されるようになるにつれて,当初「ミュー ジアム本館での展示解説」であった活動内容は,次第に豊かなものになっていった。大学キャンパス内には多様な植物が生息し,ホタルやリスなどの動物も棲息していること から ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 短詩に関する教育社会学的論攷―俳句を中心に 近藤大生 大阪青山大学紀要 4: 19-30 (2012) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...気象台や測候所が今年から観測項目を減らすことが発 表された。...観測項目を減らす理由は、都市化にともない観測が困難になったということである。例えば、対象になっ たトノサマガエル(季語 春)やホタル(季語 夏)は ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 学校と地域社会をつなぐアートプロジェクトの研究 谷口文保 神戸芸術工科大学紀要「芸術工学 2011」(論文) 17 pp.(2011) ==> target="_blank"本文PDF]
要旨:本研究の目的は、学校と地域社会をつなぐアートプロジェクトの方法と仕組みを明らかにすることである。本研究では、次の5つの事例を調査した。「IZUMIWAKUプロジェクト」、「エイジアス」、「町ぢゅう美術館」、「ホタルキノコ」、「加古川市立山手中学校におけるアートプロジェクト」である。5つの事例の調査によって、3つの有効な方法が明らかになった。それは、「プロジェクトを開く」、「プロジェクトを共有する」、「プロジェクトを育む」である。学校と地域社会をつなぐアートプロジェクトの仕組みは、連携と共創と継続によって構成され、共創は、表現と交流の循環によって成立していることが分かった。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 名勝八景とホタル 後藤好正 全国ホタル研究会誌 44: 20-23 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 全国SSH等による「ゲンジボタルコンソーシアム」について 青森県立八戸北高等学校 全国ホタル研究会誌 44: 49-53 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 学校・園におけるビオトープの教育的効果 平本真季子,山本善積 研究論叢 第3部 芸術・体育・教育・心理 (山口大学教育学部) 60: 325-335 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...ビオトープに関わる子ども組織として、ビオトープ 委員会が5・6年生でつくられていた。この委員会は、池の水温を測定し、写真撮影をしてビオトープ新聞を作成し掲示するという広報活動が中心である。ビオトープ新聞は週1回の頻度で作成されていた。これ以外にも、ホタルの放流、メダカの数の測定 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 森と水の関わりをテ一マとして自然を探究する態度を育てるESDプログラムの構築 江崎友美・野村典博・川上紳一 岐阜大学教育学部研究報告(自然科学) 34: 97-103 (2010年2月) ==> [本文PDF]
要旨:本巣中学校における環境学習の取組を総合的,体系的なものにし,将来的にESDプログラムとして発展させていくことを目指して,カリキュラムの検討と授業実践を行っている.生徒は,1年間を通じて,白川郷における森林体験,席田用水の清掃活動,田植え,稲刈りなどを行っているが,これまではそれらが有機的につながっているという視点が弱かった.これらを総合化し,ESDプログラムへと改善する目的で,外部講師による講義とワークショップ,席田用水見学による森林,河川,田畑のつながりを意識する観察学習,夏休みの調べ学習を新たに導入した.外部講師とワークショップでは,「しずく君の一生」という物語の作成を通じて,森林,河川,田畑,伊勢湾を一つのシステムとしてみなし,そのなかで,地域の自然や文化の豊かさを実感するように働きかけた.この活動によって,森林や河川が自分たちの生活と結びついているという視点をもって,調べ学習や稲刈り体験などを学習する生徒が増えてきた.プログラムの評価には,年度末の発表会を踏まえて,生徒の意識や態度の変容を分析することが必要である.
【キーワード】環境学習,総合的な学習の時間,中学校,根尾川
【...ホタルの生息のために「席田用水清掃」が行われている-しかし,生徒の意識の中では個々の活動が単発に終わっており,それらをつなげて考える機会はない・周囲には根尾川,水田,柿畑などの自然環境や自然環境を生かした産業にも恵まれているので ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 生活科における食育実践〜お米だいすき〜 大家千恵子 教育実践総合センター研究紀要 (奈良教育大学教育実践総合センター) 19: 161-166 (2010) ==> [本文PDF]
要旨:筆者は、食育の題材「おこめ だいすき」を考案した。指導計画は全3時間で行った。紙芝居「おこめ だいすき」を使った授業では、全ての児童が4点の米の良さをまとめることができた。感想の中には、「これからご飯をしっかり食べてがんばりたいと思っている」という意見があり、米の良さを再認識できた児童がいた。紙芝居「おこめ だいへんしん」を使った授業では、米から作られる食べ物を料理法と一緒に学習した。児童は、米から作られる食べ物の多さに驚いていた。同時に、米を大切にすることの必要性を感じた児童もいた。調理実習「おにぎりパーティ」では、児童は自分で作ったおにぎりのおいしさに感動し、また自分で作ってみたいという気持ちを持った。事前、事後のアンケートを比較すると、明らかに米に良い印象を持つ児童が増え、米に関する知識の向上が確認できた。つまり、題材「おこめ だいすき」の教育的効果が認められた。 【場面8では、田にいるということが分かりやすいように、稲を大きく描いた。生き物を児童に見つけさせるようにし、実際の田に本当にいるのだろうかという気持ちを持てるようにした。ここで取り上げた生き物は、カマキリ、バッタ、カエル、トンボ、ホタル、アメンボ、ゲンゴロウ、ミズカマキリ、...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 「第T期総合的な学習」における学校カリキュラムの開発に関する研究―岡崎市立形埜小学校における「木の芽学習」を事例にして― 久野弘幸,鈴木善博 愛知教育大学教育実践総合センター紀要 13: 9-16 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...(ア)地域の環境素材の教材化 乙川は,形埜の学区を東西に横切って流れ,下流では矢作川と合流し,やがて三河湾に流れていく川であ る。この川には,天然記念物のネコギギをはじめとして,アユ,アマゴ,カワムツなどのたくさんの魚が泳いでいる。また,初夏にはホタルが舞い人々 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 長崎大学環境科学部における体験型フィールド教育―課外科目[地域力再生プロジェクト]の事例― 深見聡 地域環境研究:環境教育研究マネジメントセンター年報 (長崎大学環境科学部) 2: 43-48 (2010) ==> [本文PDF]
【Abstract 略】
【...「川をただ眺めているだけでは、魚とかいるのか なという感じだった。でも、仕掛けをたった 10 分くらい置くだけで、魚やカニが獲れたのでび っくりした。農薬散布の影響で昔ほど多くはい ないと聞いたけど、それでも私の予想以上の多 さだった。夏はホタルも生息してるらしいので ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 特集「環境生態再生学の可能性」 大学教育における環境生態再生学の試み 野呂恵子,倉本宣 日本緑化工学会誌 36(3): 398-401 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...2009年度黒川谷戸プロジェクトプログラム(参考) 実施月 プログラム内容 2月 雑木林の落ち葉を水田へ運ぶ,冬季鳥類調査 4月 春の植物エクスカーション,畦畔の植生調査 5月 土水路の水生生物調査 6月 田植え 7月 ホタル生息調査 7月 田の草取り,畦のバイオマス調査 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 環境教育におけるフィールドワーク (1):環境都市フライブルクにおける学外授業 尾崎司,塩瀬治,鈴木哲也 東京家政大学研究紀要 50(1): 11-17 (2010) ==> [本文PDF]
キーワード:自主性,リテラシー,環境教育,ESD,異文化理解
【...後期では生徒一人ひとりが考え,...生徒それぞれが環境に関わるテーマを決め,共通の問題意識をもった者同士でプロジェクトをつくり,最終的に緑化,飯能のゴミの行方,ホタルプロジェクト,ウッドチッププロジェクト ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] フィールドワークする留学生 -「多文化コミュニケーション」授業での試みを通して- 宮城徹 多言語多文化-実践と研究 (東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センター) 3: 4-26 (2010) ==> [本文PDF]
Abstract: How should the education for international students proceed in current Japan,where multi.lingualization and multi-culturalization are underway? The objective of this study is to stimulate this discussion by sharing my experience of teaching and developing the "multicultural communication class (MCC)" that has been offered to pre-undergraduate students on Japanese Ministry of Education,Culture,Sports,Science & Technology scholarship at Japanese Language Center for International Students,TUFS.MCC is aimed to provide a iriendly environment to enhance their cultural adaptation through in-class and field activities.The annual changes of the contents are intended as improvements to meet changes in learning environments,and to address the needs and interest of the students.
 For MCし'2009 the following three points were adopted- First,the concept of "international students" as "field workers for cross-cultural issues" was introduced.Secondly,a lecture on "the world of the hearing impaired" and lesson for blind football were implemented to highlight pre-existing sub-culture of a national culture.The third point was that clear feedbacks,such as evaluation and personal comments,were made by each student at the end of the course.
 The outcome for MCC 2009 indicated the following;(1)MCC requires constant revision to meet the changing environment,students' needs and interests.(2) "Simultaneous learning" or "co-learning" by the students and teacher had a positive correlation.Since the current environment is going through constant changes,it is more realistic to engage in co-learning,rather than a more "traditional one way teaching style." (3) Introduction of physically disabled persons' lives may be an effective way to enhance ”field-worker style observation skills",and to highlight possibilities of cultural differences,multi-lingualization and muhi-culturalization,pre-existing within our home culture.
【...今回の野川公園探索では、行き帰りの道においても様々な観察(日本家屋、交通標識、農作物や草木の様子など)をするように促した。公園内では、植物園や自然観察園の見学が中心となった。そこで日本の湿地に見られる動植物 やホタルについて ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 伝統あるホタル活動を通して 長野市立東条小学校 全国ホタル研究会誌 43: 1-6 (2010)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 大学緑地のローカル・コモンズとしての持続可能性について 鈴木晃志郎,鈴木亮 観光科学研究 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科地理環境科学専攻 観光科学専修) 2: 85-94 (2009) ==> [本文PDF]
摘要:首都大学東京の南側斜面にある松木日向緑地は、十分な維持管理が行われていないため近年ササや竹林が繁茂し、荒廃が進んでいる。この背景には、大学側が管理のための予算を継続して取ってこなかったこと、維持管理のための組織体制が学内で統一できていないことが関係している。松木日向緑地は、大学移転前までは地域の里山であり、人々の生活と密接に関わりのある入会地的性格をもった緑地であった。しかし大学側は、移転当初から地域住民の立ち入りを禁止し、圃場のみ技術職員を配置して維持管理にあたらせた。これに熱心な教職員の緑地保全活動も加わった。しかしながら、こうした大学側の対応は、地域住民の生活から松木日向緑地を遠ざける結果へと結びついた。大学側の対応は、植生の維持管理についても、業者への委託によって不定期におこなわれる下草刈りにとどまった。自発的な緑地の維持管理主体を喪失したことが、現在の状況を生み出す要因になったといえる。今後は、教職員・学生のみならず、エコロジーに対する意識の高い地域住民を取り込み、三者が一体となった組織的かつ持続可能な緑地保全の在り方を探っていく必要があろう。
【...池の会は、その最初の会合で「大学池・緑地を我らの土地として見直しどうなったらよいか語り合い出きるところからの緩い自由連合」を掲げ、参加者の見解が一致したのを踏まえて組織された経緯があった(池の会通信 1996年5月29日)。活動開始当初は活発に活動し、メミズ ムシ、ゲンジボタル(池の会通信 No.10, 1998)、ノウサギ、カルガモ、アカネズミ、タヌキ、イタチ、ハクビシン、イヌ、ノネコ(池の会通信No.9, 1998)のほか、トウキョウサンショウウウオ(池の会通信No.13, 1999)などの希少な動物種や、南大沢周辺にしか生育していない絶滅危惧種のホシザクラなどが存在していることなども指摘され、松木日向緑地が身近な都市近郊の里山として、驚くほど豊かな生物相を有していることが明らかにされた。同様に、都立大教職員の親睦を兼ね、自然観察会などの企画も随時行われていた。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] キャリア教育の視点に立った特別活動 河田悦子,水田聖一 富山国際大学紀要 国際教養学部 5: 71-78 (2009) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...本校では、全国ホタル研究大会を機に、環境教育で目指す力を、人とかかわり ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 学校における防災学習に対する中学生の意識-和歌山県広川町の生徒を対象として 城下英行,河田惠昭 自然災害科学 (日本自然災害学会) 28-1: 67-80 (2009) ==> [本文PDF]
Abstract: Disaster education is one of the most important components for building a resilient society.School disaster education especially has an effect on spreading awareness and knowledge of disasters widely.In the past decade,the world has faced many natural and human made disasters.Peoples awareness of disaster impacts is becoming one of the driving forces for disaster education.However,disaster education should not be based only on disaster impacts.This is because the earth repeats a cycle of active and inactive periods.Hence,consensus between students,teachers and parents is necessary to realize sustainable disaster education in schools regardless of the occurrence of disasters.A questionnaire survey for junior and senior high school students in Wakayama prefecture,Japan was conducted on the first and second of November,2006.The purpose of this survey was to inquire into students' attitude toward disaster learning in schools in the context of the educational curriculum.In order to keep reliability of this paper,204 answers from junior high school students in Hirogawa town were selected for this paper from all answers.The result of analysing statistical data revealed several facts.Firstly,all of students have experiences of disaster education in schools and these are thought of as useful for their future life.Secondly,more than 90 % of students learn about disasters in the integrated study time slots.Finally,through the comparison between the students who evaluate previous disaster education positively and the students who do not evaluate previous disaster education positively,the former students evaluate future disaster education in schools more positively than the latter students.Improving disaster education based on the people's attitude is one of the most important factors needed to build sustainable school disaster education in Japan.
キーワード:防災教育,防災学習,意識調査,総合的な学習の時間,和歌山県広川町
【...とりわけ モデル校においては,それぞれの中心テーマ(津 木中学校では,ホタル飼育等 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 双方向性のある地域環境学習にむけて--2008年度 沖縄大学地域研究所「ジュニア研究支援」の発表から 盛口満 地域研究(沖縄大学地域研究所) 6: 23-26 (2009) ==> [本文PDF]
要旨:2008年度に沖縄大学内で行われた、沖縄大学地域研究所「ジュニア研究支援」の発表の中から、特に久米島の「守れホタル・ジュニアーズ」の活動・発表を取り上げ、紹介する。この研究・発表の総括から、「地域」に根ざし、双方向的な関係性を持つ「研究支援」をさぐる。
キーワード:ジュニア研究支援、守れホタル・ジュニアーズ、環境教育
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 2009年度ホームカミングデイ企画「名大キャンパスの雑木林の生物多様性を観察しよう」展示記録 山本進一,伊藤義人,小西哲郎 名古屋大学博物館報告 25: 159-181 (2009) ==> [本文PDF]
Abstract: A special display titled “Biodiversity of the Woods in the Nagoya University Campus” was held as one of the programs for the Homecoming Day 2009 on 24th October.The display introduced the biodiversity of the campus with special references on the woods,insects and birds,demonstrating that the university obtains natural environments and harbors a wide diversity of organisms for the campus located in urban district.
【...ヒメボタルは各地の林などに住む陸生のホタルであり,名古屋市では名古屋城外堀,相生山緑地などに生息地がある...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] ホタルと環境についての取り組み 青森市立栄山小学校 全国ホタル研究会誌 42: 1-4 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 日本大学理工学部環境科学研究会における実践型環境教育と地域貢献について 谷合哲行,伊藤賢一,酒巻弘 工学教育(日本工学教育協会) 56-2: 49-53 (2008) ==> [本文PDF]
Abstract: In this paper,we presented a method and knowledge about a practical and project management education and local contribution obtained through the student activities of "Environmental science laboratory circle in the College of Science and technology in Nihon University" from 1991 to 2001.In this circle,four major projects were acted such as research,protection,clean up and enlightenment projects.Due to some problems from inside or outside of this circle,this circle projects have been stopped.The diffusion and popularization of the internet technology will help to resolve some of these problems.
キーワード:工学教育,学生,実践教育,プロジェクト教育,課外活動
【...八千代ホタルフォーラム..八千代市 八千代自然と環境を考える会..八千代市 環境浄化をすすめる土の会..八千代市...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 表現活動における環境芸術の教材化についての一考察:児童とアーティストが連携した「ホタルキノコアート」を事例として 橋本忠和 美術教育学:美術科教育学会誌 29: 419-432 (2008) ==> [本文PDF]
要旨:近年,環境問題解決につながる活動として注目されている環境芸術を教材とする場合,ただ作品を作ったという経験主義や,一時的に賑やかになったというイベントで終始することのない,学びとして確かな表現活動を実現する必要がある。すなわち表現活動として環境芸術を教材化する場合,何が必要なのか,どのような内容や方法が望ましいのか,また,児童にどういった力を培えるのか等について十分検討されなければならない。そこで,本研究は,児童の表現活動において環境芸術を教材として活用する場合の学びの構造やその意義及び学習効果について,授業実践「ホタルキノコアート」を通して考察する。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] オオムラサキを中心とした総合的な学習における児童の成長 新井清規,土井進 信州大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 教育実践研究 9: 61-70 (2008) ==> [本文PDF]
要旨:本校に着任してまもなく学区域内にオオムラサキの群棲地があることを知った.早速これを地域教材として開発することによって,総合的な学習の授業づくりに取り組みたいと考えた.松代町にあるオオムラサキの自然観察グループの方々の献身的な協力を得て実践を展開した.児童を引率してオオムラサキの群棲地を訪れた.自然観察グループの北村文治先生(横浜国立大学特任教授)に授業に加わって頂き,オオムラサキについて専門的なご指導を受けることができた.児童の学習の成果を学級通信として保護者に伝えた.学区域にあるオオムラサキの群棲地を地域教材として開発することによって,児童は身近な地域教材の学習に興味関心をもって熱心に取り組んだ.また学級通信で学習成果を保護者に報告することによって理解を得ることができた.総合的な学習において児童が成長していくためには,児童の実態を捉えて実践を積み上げていくことが重要である.また地域社会と連携し,地域の教育資源を授業に活用していく視点が重要である.
【...本校は,長野県長野市松代町に立地し,学校の周辺は皆神山などの山々に固まれ,自然 環境が豊かで,各学級ごとにホタルの幼虫を育ててたり,ホタルのえさとなるカワニナを学級で分担して取りに行ったり,ホタルが成虫となって飛ぶ時期に ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 地域プライドを育成する造形活動 橋本忠和 美術教育 (日本美術教育学会) 2008(No.291): 68-77 (2008) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...地域プライドを育成しながらも学びとして確かな造形活動を実現する必要がある。すなわち、造形活動が地域プライドの育成にとって本当に意義のある活動になっているかどうか十分検討されなければならない。そこで、地域プライドの育成に閨わる造形活動を行う意義及び学習効果について授業実践「ホタルキノコ•アート」を通して報告する。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 私たちの環境を見直そう 長崎市立伊良林小学校 全国ホタル研究会誌 41: 1-4 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] ゲンジボタルの観察記録から〜豆科学者のすばらしい発見(研究)とそれを裏付ける研究者の報告を検索する〜 水上哲夫 全国ホタル研究会誌 41: 39-42 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 額田地区小中学校の地域型総合学習単元の歴史と特徴に関する一考察 荻野大輔,久野弘幸 愛知教育大学教育実践総合センター紀要 10: 139-145 (2007) ==> [本文PDF]
要旨:本研究では,「内容系列表」を中心とした「額田教育」「子どもの育ち」「年間指導計画」のモデル図をもとに,生活科及び総合的な学習の時間以前から受け継がれてきている伝統的な単元に注目し,著者自身が行った実践や大雨河小学校の過去の実践や歴史をもとに,旧額田地域の8つの小学校区の単元の特徴や歴史を明らかにする。また,豊富な地域教材をもとにした生活科及び総合的な学習の時間の特色を紹介する。
Keywords: 額田教育,大雨河小学校,豊富な教育教材
【...また,それと平行し,ぎれいな夏山川にするにはということから,ホタルがたくさん ...ホタル保存会の人たちと共に,鳥川学区全体でのホタル調査を行い,数年間のデータを元に川や水路の浄化活動を行い,ゲシジボタルの観察やエサとなるカワニナの養殖活動を続けている。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 学生TAの役割の検討: 小学校「総合的な学習の時間」におけるビオトープ活動に参加して 渡邉淳,松居誠一郎 宇都宮大学教育学部教育実践総合センター紀要 30: 491-500 (2007) ==> [本文PDF]
要旨:小学校「総合的な学習の時間」においては様々な実践事例とその検討がなされているが、本研究では「総合的な学習の時間」に学生TAが授業に対しどのように関わることが望ましいか検討している。また、学生TAの役割とその効果、今後の課題について検討した。その結果、学生TAの適切な関わり方を考慮したカリキュラム開発、学生TAの児童に対する適切なアプローチの方法、TAとしての指導技術の向上を目指した検討、学生TAの責任問題の明確化、以上の四点が課題として明らかになった。
キーワード:小学校,総合的な学習の時間,学生TA(ティーチング・アシスタント),学校ビオトープ
【...総合の時間実雄に際してピオト一プ班では、学校周辺の自然策境の中で体験活動等を行い、そこに生息する生物や、生物を支える衰境条件に対する理解を深めることを目指した。また、児章が小学校近くの「ホタルの里」 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 学校緑化に対する環境教育からのアプローチ (2) 仙台市立上野山小学校の学校園づくりを事例とした生物多様性緑化マスタープランの構築 長島康雄,川下一明,平吹喜彦 宮城教育大学環境教育研究紀要 10: 73-82 (2007) ==> [本文PDF]
要旨:本稿では、筆者らが参画する機会を与えられた仙台市立上野山小学校の学校園緑化マスタープランづくりを取り上げ、環境教育の理念や手法を活かしながら学校緑化プランを構築していく際には、教育経営の視点を保ちながら、生物多様性緑化を順応的に実現していくプロセスをていねいに議論することの重要性を、実践に即して具体的に提示した。
キーワード:学校園、環境教育、教育経営、緑化マスタープラン、生物多様性緑化
【...ホタルを本来とは異なる地域から採集してきて放つ形の教育活動あるいは人工的に飼育したホタルを放す形の教育活動が行われている。ホタルを復活させるために、遺伝的な攪乱などの問題等が考慮されることなく 餌としてのカワニナが放流される ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 科学館・博物館の特色ある取組みに関する調査 清水麻記,今井寛,渡辺政隆,佐藤真輔 文部科学省 科学技術政策研究所 第2調査研究グループ 調査資料-141,118 pp.(2007) ==> [調査資料PDF]
【...生物【展示】 介。 6(越谷市児童館コ スモス) 蛍(光)×天文【プログ ラム】 「プラネタリウムとホタルの夕べ」:市のホタルの会で飼育している ホタルを星空の中で飛ばしながら、天文解説。7(京都市青少年科 学センター) 季節の行事(クリスマス)...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 鳥取ルーテル幼稚園年中児によるゲンジボタルの飼育について 松木宏 全国ホタル研究会誌 40: 4-6 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] おうちだにのホタルとわたしたち 鳥取市立久松小学校6年 全国ホタル研究会誌 40: 7-8 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 地域創生における子どもの教育について (地域研究の発表表現を中心に) 高取宏樹 地域創生論文集 (連塾・地域創生学研究所) 1: 43-45 (2006) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...リフレッシュ福谷の会 地域の活性化を目的に中年層の集まりです。主な活動は,地域のホタル保護の ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 水辺環境の保全を目的とした構内ビオトープの造成 荒瀬輝夫,大石泰治,内田泰三 信州大学農学部AFC報告 4: 65-75 (2006) ==> [本文PDF]
要約:水辺環境の創出と保全を目的として,信州大学農学部構内でのビオトープの造成を試みた。造成場所は構内農場とし,基盤工には,郷土資材として演習林内の礫とマサ土を用いた。岸だ,水際とのり面の緑化のため,周辺地域から水生植物,スゲ属植物,灌木類を導入した。動植物相の変化について,植物,水生昆虫(トンボ類)および鳥類について調査を行った。造成前は外来牧草類の疎らな草原であったが,造成1年後には,1年生〜越年生の雑草類の優占する群落となり,湿生の草本類の増加と木本類実生の新規参入も認められた。トンボ類は異なる環境に生息する10種が確認された。鳥類は19種が確認されたが,普通種が圧倒的であり,遅れて水辺,農耕地,森林に生息する鳥類がそれぞれ侵入時期をずらしながら少数確認されるようになった。動植物相と物理的環境の複雑な関係も認められたことなどを踏まえ,構内ビオトープの意義について検討した。
キーワード:ピオトープ,植生,鳥類,水生昆虫,緑化
【...ビオトープには,対象とする生物(例えばホタルなど)の有無,既存の自然環境を活かす保全型か,新たな造成による創出型かなど,その狙いも様々である。しかし,いずれの場合も重要なのは,造成地 周辺の自然環境に調和するものでなければ生態系の ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 高知県における五感を用いた環境共育の実施 山中和喜 高知工科大学 フロンティア工学コース 学士論文,23 pp.(2006) ==> [本文PDF]
要旨:次代を担う子どもたちは「今」数多くの問題が見受けられる。そこで、子どもたちが抱える現状の問題を打開する一つの方法として「環境教育」の実施が挙げられる。また、私が昨年の春に高知県の主催する植樹体験のイベントに参加した際、「五感」を通じて「生きている」実感を得た。この実感を子ども達にも感じて欲しいと思い、高知県の特色でもある「森林」環境を活用した、環境教育を企画・計画し、実施した。なお、ここで使う環境教育は「教育」ではなく、「共育」を使う。環境教育の体験活動を通じて、共に学び、共に育むことが今を生きる子ども達に大切であると考えたからである。
 実施に向け、(社)高知県森と緑の会の皆様のご協力とご支援の下、企画・計画を行った。プログラム案を考え、企画書を作成し、土佐山田町立楠目小学校と高知大学教育学部附属養護学校に参加の呼びかけを行った。障がいに関係なく、「共育」が出来ると考えたからである。また、先生方には急な依頼で大変ご迷惑をお掛けしたが、たくさんの方々にお声をかけて頂いたお陰で、たくさんの参加者が集い、実施することが出来た。
 実施後、参加者の感想から評価を行った結果、「子ども」と「大人」の感想を分けると、子どもは五感の中の一感によって自然を感じたのに対して、大人は自分と誰かを想いながら自然を感じたことが分析から伺うことが出来た。
キーワード:子ども 環境共育 五感 生きている実感
【...自然体験型自然体験活動から地域の自然を知り、地域自然を保全する活動につなげていく。(自然観察、ホタル・メダカなどの保護、里山の保全など)...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 豊田とホタルと人 下関市立西市小学校 全国ホタル研究会誌 39: 1-4 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 学校教育における水辺活動への取り組みに関する調査研究 千足耕一 国立オリンピック記念青少年総合センター研究紀要 5: 13-23 (2005) ==> [本文PDF]
要旨:水辺活動がどの程度学校教育に導入されているのかという実態及び実施にあたっての阻害要因を明らかにするために2003年9月から10月にかけ,広島県内の全小•中•高等学校(1026校)及び水辺活動施設42施設を対象に質問紙を送付し,学校から521通(回収率50.8%),施設からは15通(回収率35.7%)を回収した。
 その結果,水辺活動の実施率は小学校で49.7%,中学校で31.6%,高等学校で32.8%であり,全体では42.2%の実施率であった。学校教育において行われている水辺活動種目としては「水辺•海辺の生物観察(78件)」,「カヌー(41件)」,「カッター(39件)」が多かった。実施時間の取り扱いでは,「総合学習」における取り組みが142件(47.8% ),次いで「生活(44件,14.8%)の順に多かった。
 また,水辺活動を実施するにあたっての阻害要因では,「安全管理上の問題(75.2%)」,「時間的な問題(74.8%)」,「指導者がいない,または不足している(70.5%)」について高い回答率が示された。自由記述においては,施設や実施場所に関する問題(47件),実施時間に関する問題(29件),安全管理に関する意見(25件)の順で記述が多かった。以上から,「安全管理方策に関するマニュアル等の整備」,「水辺活動の実施場所,用具,時間の配分等を含めた実施事例の提供」,「学校教育における水辺活動の指導者育成」が求められる。
キ一ワ一ド:学校教育,水辺活動,阻害要因,調査研究
【...ウェイクボード / 水辺の植物栽培 /スクーバダイビング / ホタルの里づくり / 源流調査 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 「ホタルの里とっかわ」の環境を守ろう −地域と協力し合って推進するホタル保護活動− 額田町立鳥川小学校 全国ホタル研究会誌 38: 1-5 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] よみがえれゲンジボタル!ホタル銀河をぼく私たちの手で 西尾市立室場小学校6年1組 全国ホタル研究会誌 38: 6-10 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ゲンジボタルの飼育を通して,地域の生命と歩む 西尾市立東部中学校科学部 全国ホタル研究会誌 38: 11-14 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 学校緑化に対する環境教育からのアプローチ: 仙台市立岩切小学校における事例を通して 長島康雄,山田和徳,平吹喜彦 宮城教育大学環境教育研究紀要 7: 75-83 (2004) ==> [本文PDF]
要旨:筆者らは仙台市立岩切小学校の移転に伴う緑化計画を立案する必要性から、学校緑化の意味を環境教育の視点から検討する機会を得た。まず、学校緑化が環境教育上果たすべき役割を明らかにし、現状の問題点を指摘した。次に、仙台市の景観区分基本図から岩切小学校が置かれた自然環境に合致する郷土樹種を選抜するとともに、教職員に対するアンケートから教育内容に準拠した緑化樹種を抽出した。その上で種苗の入手可能性や予算も考慮しながら、環境教育の視点を導入した岩切小学校独自の学校緑化モデルを提示した。
キーワード:学校緑化、ビオトープ、学校教材園の一律化現象、自然景観分析、郷土種
【...という誤っ た見解を植え付けかねないのである。露崎(2004)も植物生態学の立場から、離れた地域に生育する生物を持ち込むことや、ホタルなどシンボル的な生物の保護増殖にのみ偏ったビオトープが存在することに危惧を表明し、孤立化 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 総合的な学習に関する実践上の課題 北俊夫 岐阜大学教育学部研究報告 教育実践研究 6: 1-14(2004) ==> [本文PDF]
要約:本稿は,小•中学校において現在2年目を迎えている「総合的な学習の時間」について,実施の現伏及び総合的な学習の特質を踏まえて,各学校における実践上の課題を明らかにしようとしたものである。各学校においては,総合的な学習の一層の充実に向けて,学校独自のカリキュラム(学校としての全体計画)を策定することや,評価に対する基本的な考え方と枠組みを明確にすることが必要であることを提言している。
キーワード:総合的な学習の時間,総合的な学習,年間単元構成,カリキュラム開発,全体計画,学習評価,
【...季節側合的な学習においては,地域に見られる自然事象を取り上げることが多い。例えば「地域にホタルをよびもどそう」といった活動は ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 「まちづくり」を踏まえた公立博物館の役割 金山喜昭 キャリアデザイン学部紀要 (法政大学キャリアデザイン学部): 29-58 (2004) ==> [本文PDF]
Abstract: This article clarifies the position of museums in Japanese society by tracing the history of public museums in Japan,and proposes a new course for them by introducing a nation of "community building." Many museums in Japan have existed as mementos of the authorities or sanctuaries of culture,with scant reformation since the days of the rapid economic growth in the 1960s.However,it has recently been questioned what role public museums should play in the course of the collapse of the so-called "Japanese model system." In aiming for a transition to a society of decentralized authority,it is necessary for the local autonomy to a develop independent citizenry with ability for public activities to form a basis for this.They have confused "official" and "public",and have depended heavily on the government in the form of centralization of power.It is time for local governments to develop their citizens in order to maintain the conditions of autonomy.Public museums are now required to consider community-building activities from the viewpoint of discovering and creating "the value of the region",which can pose a newly unveiled mission for them.That is,voluntary and cooperative activities of local residents using cultural resources deriving from the characteristics of each museum.There have been examples of voluntary activities by local people in association with museums,such as locals doing research activities at the Lake Biwa Museum,preparation and mantenance of historic spots such as parks with the Folk Museam of Higashimurayama and the popularizing of nursery rhymes starting from an exchibition held in the Noda City Museam.None of these are in any way operations organized by museums,but voluntary activities by local people with the motive to improve the environment of their eneryday life.These examples have been interpreted until now simply as neighbourhood activities directed by museum authorities,without any authout awareness of a community aspect.Public museums have surely given rise to voluntary activities of locals based on community,although these are diverse in scale,type,and relation with other groups or people of the community.These seem to indicate a sign of people's desire for a breakthrough from the present situation.They migth be partly motivated simply out of a desire to enjoy themselves,being satisfied with doing something worth doing,or to communicate with one another;but the difference between these activities and those of the so-called "Culture Centre"(a school offering classes for adults on a commercial basis,primarily concerning pastimes)lies in the people's ability to cooperate with one auother and carry out the projects.The role of the curator is crucial to preparing and facilitating the projects with them.They can understand matters by looking at exhibitions,but tend not to start actions simply from there.If a project succeds,it could grow into a voluntary and independent community-building activity,independent of the help of museums and curators.In short,the author considers that the new role of public museums now and in the future is to promote voluntary activities of the community under the concept of "community building."
【...博物館では,単に自然観察会だけでなく,これまで住民参加による環境調査を積極的に実施してきた。タンポポの開花,ホタルの生息調査,水利用の調査などのほかに,近年では「はしかけ制度」のように特定のテーマについ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 守ろう“中田の自然!中田のホタル!” 中田っ子ホタルプロジェクト 全国ホタル研究会誌 37: 1-3 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] ホタルの舞う学校ビオトープ造りを目指して 高岡市立中田中学校科学部 全国ホタル研究会誌 37: 4-8 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 清水川における体験学習や野外観察を取り入れた中学2年「選択理科」の実践 舩戸智,川上紳一 岐阜大学教育学部研究報告 (自然科学) 27(2): 121-129 (2003) ==> [本文PDF]
要旨:中学校「選択理科」の学習で,清水川の河川環境をテーマにした授業実践を行った.清水川は岐阜大学附属中学校のそばを流れる小河川であり,この河川に生息する淡水魚の種類から水質評価を行わせた.魚の採集には生徒一人ひとりにたもを与え,自由に採集活動を行っていったが,魚はすばしこく簡単には捕まらなかった.そこで,繰り返し討論を行って採集方法を検討し,実際に実践してうまくいくか試した.さまざまな試行錯誤のうえ,充分な魚の種類と量を確保できた.採集した魚は教室で飼育し,種類の同定と河川環境の評価を行った.魚を採集するのに苦労したことと,長期にわたって飼育したことで魚に愛着をもつようになり,これらの魚が生息していた清水川という河川環境の保全に対する意識が高まった.こうした体験学習や野外調査に充分時間をとった活動は,校内のコンピュータのサーバーに電子フォルダを設置し,生徒たちの活動記録を電子化して常時加筆,修正,更新でき,さらに仲間どうしでフアイルを共有することで,自由な時間に意見交流を行うことで可能となったものである.本授業実践では,魚の採集活動や意見交流では充分な効果があったが,小学生との交流に関しては,交流の仕方について深く討論を行ったり,繰り返し交流するなど今後の改良が必要とされる.
キーワード:「選択理科」,中学校,環境教育,河川環境,飼育,淡水魚
【...今回の活動実践の特色の一つに,生徒一人ひとりにたもを与えて,魚の採集活動を行ったことが挙げられる.従来の水生生物に基づく河川環境調査では,カワニナやホタルの幼虫,ヒルなど,採集のしやすい無脊椎動物が着目されることが多 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 平成14年度「田んぼの学校・福谷」について-1 (中間報告) 山本和史 岡山大学教育実践総合センター紀要 3: 47-56 (2003) ==> [本文PDF]
要旨:「田んぼの学校J は平成10年度の国土,文部,農水の3省庁合同で提唱された,環境教育の取組みのことである。今年度,岡山県農林水産部耕地課が事業主体となり,そのモデル推進事業を岡山市福谷小 学校で実施中。企画とその運営には福谷小町PTAとボランティア団体から実行委員を構成してあたっている。私はその常任委員を務めているが,PTAと地域各位の多大な支援のもと年間12回もの多彩な開校が企画され現在までに 9 回実施,延べ551名の参加者を得ている。それぞれの企画は子供達と実行委員の希望で立案されたが,単なるイベントではなく参加者の自主的な活動によって成り立っている。親と子,そして地域の人々が一体となって架空の学校を育て上げており,この事例は今後の学校のあり方を考える上で大変興味深くかっ有益な活動である。
キーワード:田んぼの学校,環境教育,農業教育,地域活動,ボランティア
【...1.ホタル観察会...場所:福谷小付近の支流...ホタルの種類や生態,習性について説明を受けた後,土手道を観察しながら歩いた。ゲ ンジボタルの最盛期であり,少ない笛所でも 20 匹/10m,多い箇所は 100匹以上/10mのホタルを見ることができた。...参加者はホタルの生態を学ぶと共に,この環境をふる里の誇りとして実感する ことができた。午後から参加していた学生はほとん どホタルを見た経験が無いらしく特に感動してい た。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 広瀬川流域の各種調査と環境教育教材化 伊沢紘生 宮城教育大学環境教育実践研究センター紀要 4: 65-70 (2002) ==> [本文PDF]
Abstract: The first step of environmental education is to let children learn from their own field experience or facts about nature, so that they will be able to relate any matters in the surrounding nature and local community to their own lives. Many field researches were conducted objecting Hirose-gawa, which is urban river close to a large number of children. Based on these results, it was developed teaching materials for environmental education.
キーワード:広瀬川、環境教育、フィールド調査、オープン・フィールド・ミュージアム、教材化
【...広瀬川のもつ自然環境をより深く理解する道の開けることが議論された。たとえば、動物の生息分布から見れば、地形・地質的4区分の上に、ゲンジボタル線とかヤマセミ線、ニホンザル線など(図 1)、さまざまな線が引けるわけで、それぞれの線のもつ意味と理由を問うことにつながっていく。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] さいたま市大宮地域の小学生を対象としたまちの将来像に関するアンケート調査 内藤義人,三浦昌生 日本建築学会大会学術講演梗概集 (北陸): 977-978 (2002) ==> [講演要旨PDF]
【...自然では「ゴミのリサイクルが盛んなまち:78%」が高く、「森林がたくさんあるまち:75%」、「花がたくさんあるまち:71%」と7割を超え、「ホタルがいるよう ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 県教育委員会の学校支援施策に関する考察 小杉夏子・岡敬一郎 東北大学大学院教育学研究科研究年報 50:: 47-58 (2002) ==> [本文PDF]
要旨:2002年度からの新学習指導要領施行に伴い、学校の教育活動に対する教育委貝会の支援体制づくりが重要となる。本稿では秋田県を事例として取り上げ、自主的・自律的な学校連営を推進するために秋田県教育委員会が実施している学校支援体制について検討する。秋田県教委は1999・2000年に「ふるさと子どもドリーム支援事業」「ふるさと子どもドリームアップ事栗」を行っている。各学校においては地域資源を活用した積極的な取り祖みがみられ、学校の主体性の確立を目指す先進的事例として注目される。一方、課題としては、地方教育行政における財源の確保や、各学校への予算の傾斜配分に伴って学校評価の問題が浮上してくる点が指摘できる。学校教育の活性化へ向けた支援の在り方を検討する際には、これらの課題に対して教育委員会がいかに対処していくかが問われることとなろう。
キーワード:教育委員会、学校支援、秋田県、「ふるさと子どもドリーム支援事業」、「ふるさと子どもドリームアップ事業」
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 生活科における自然体験の意義と改善の方向 塩原孝茂,土井進 信州大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 教育実践研究 3: 21-30 (2002) == [本文PDF]>
Abstract: In this thesis,we discussed the significance of nature's classroom in school education from three aspects: "the original experience (as it relates to the five senses)," "the fundamental scientific view point," and "the basis for becoming independent." We showed,based on these three aspects,that Life Environment Study should be effectively used in the early years of elementary school education.Based on the significance of nature's classroom,we suggested that one way to improve Life Environment Study is for students to observe wild birds and to care for animals that they are familiar with.At the same time,we also emphasized the importance of teacher's role in this activity.
キーワード:生活科 原体験 科学的な見方 自立への基礎 地域
【...ここに示されている動植物は,古くから人々に親しまれ,季節の移り変わりを感じる対象となっていたものである.ホタルなど都市から姿を消しつつあるものもあり,ここに示されるすべての動植物を観測することは難しくなってきているが,都市部においても,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] ホタルに関する俳句の時代変遷 遊磨正秀 全国ホタル研究会誌 35: 16-18 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 古代人とホタル 西山武 全国ホタル研究会誌 34: 1-2 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 横浜市の都市公園における昆虫類の移植の指針 後藤好正 全国ホタル研究会誌 34: 3-4 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 新聞記事にみるホタルへの関心 遊磨正秀・永江秀作 全国ホタル研究会誌 33: 14-18 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] (小専)[生活] 受講生が選んだ淡水動物飼育教材 生谷義一,奥埜良信,松澤哲郎 大阪教育大学理科教育研究年報 23: 13-19 (1999) ==> [本文PDF]
要旨:小学校低学年の教科「生活」の理科分野の教材は旧教科「理科」が実験,観察を主体とした客観的な取扱いに終始した知識教育であったのに対して,児童各人が自分自身の自主的な活動によって体験する体験教育である栽培,飼育活動に重点がおかれている点に特徴がある。従って,「生活」の指導には,受講生の過去の学習体験が実施面での指導に逆効果となる事例が散見される。この見地から,文部省の小学校「生活」指導資料第2学年の指導計画例から,水族館を作ろうに例をとって受講生の飼育教材に対する感覚を調査した結果について報告する。
【...柏原キャンパスは,アメンボ,アユ,オタマジャクシ,カエル,カニ,カメ,カモ,カモノハシ,カワウソ,カワセミ,ゲンゴロウ,コイ,ザリガニ,サンショウウオ,シジミ,シラサギ,ゾウリムシ,タガメ,タニシ,ドジョウ,ニシン,ヒドラ,ビーバー,ピラニア,フナ,フナガタケイソウ,ホタル,マス,ミジンコ,ミドリムシ,メダカ,ヤゴ,ヤドカリの33種の記載で,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 文化昆虫ホタル〜古典の中から 遊磨正秀・後藤好正 全国ホタル研究会誌 32: 10-16 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] 螢狩りの唄の地域多様性とその保全について 後藤好正 全国ホタル研究会誌 32: 17-19 (1999)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 「総合的な学習の時間」に関する基礎的研究 平田幹夫 琉球大学教育学部教育実践研究指導センター紀要 6: 97-107 (1998) ==> [本文PDF]
要約:第15期中央教育審議会第一次答申で,これからの教育は「ゆとりの中で生きる力をはぐくむことが基本である」という21世紀の教育の方向性が示された。その中で,これからの変化の激しい社会を「生きる力」を子ども一人ひとりにはぐくむために,「授業内容の厳選」と「横断的・総合的な学習の推進」を新しい教育課程の改善に求めた。これを受け教育課程審議会では「総合的な学習の時間」のねらいや学習活動等についての答申がなされ,平成14年度から小中学校において「総合的な学習の時間」が導入されることになった。そこで,本研究は「総合的な学習の時間」について多様な視点から検討した。
【...環境 岩ツバメ調べ 川を探る ホタルの飼育 田植え−稲刈り体験 大気汚染マップ 111の生き物調べゴミ問題調べ ネイチャーゲーム 石けん作り 校区クリーン作戦 森と生活の関係 数字で探る生物活動の不思議 ○○小フェスティバル まつたけ山探検 エネルギーと環境 動物と環境の関わりを調べよう ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 北九州市立ほたる小学校−小学校でのホタル育成取組みの紹介 井口洋子・緒方信一・坂田和歌子 全国ホタル研究会誌 31: 1-4 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] 三瀦郡ウィークエンド・サークル活動 「大木生物教室」の環境学習 中島重徳 全国ホタル研究会誌 31: 5-6 (1998)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 環境づくりに「地域とともに歩むクラブ活動」 北海道ハイテクノロジー専門学校ホタルの里づくりクラブ 全国ホタル研究会誌 30: 1 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 指標生物から見た大阪の陸水'95-高校生による指標生物調査 1995年の中間報告 中井一郎,坂井正子,安井博司,橘淳治,永井元一郎 大阪教育大学附属高等学校池田校舎紀要 28: 41-68 (1996-03-20) [PDFは3部構成] ==> [本文1 PDF] ==> [本文2 PDF] ==> [本文3 PDF]
【要旨なし】
【...94・95年の調査では、次の陸水生物を調査対象とした。今回調査対象とした生物は、研究会発行の「高等学校生物実習書」の河川の環境調査の項にあげた生物と一致している。@サワガニ  Aカゲロウ・カワゲラ類 Bトビケラ類 Cヘビトンボ類 Dカワニナ類 Eミズムシ Fヒル類 Gサカマキガイ Hイトミミズ類 I赤いユスリカ類 なお、前回の同様の方式による調査では、下記の生物を調査対象としている。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 学校にホタルが飛んだ〜飼育委員会の取り組み〜:「服部の自然を守る会」とともに 福山市立服部小学校飼育委員会 全国ホタル研究会誌 29: 1-2 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] ホタル銀河を夢みて 平原ゲンジボタルの里保存会・西尾市立東部中学校科学部 全国ホタル研究大会 28: 11-13 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 上越市金谷山におけるホタルについて−中学生の意識調査 上越市立城西中学校 全国ホタル研究大会 27: 3 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 理科教育にホタルをどのようにとりいれるか 本山文雄 全国ホタル研究大会 27: 10 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] ホタル復活の輪を生涯教育に 西山武 全国ホタル研究大会 27: 11-12 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 蛍を通した環境教育と自然保護:陸生ホタルとその自然環境の保全・保護 小林修 全国ホタル研究大会 27: 13-14 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 熊本におけるその自然観察教育の実践的研究 小林修 全国ホタル研究大会 26: 5 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] ホタルの学級飼育・自宅飼育をめざして 佐藤美代志 全国ホタル研究大会 26: 14-15 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] 指標生物から見た大阪の陸水-高校生による指標生物調査 1988・89の中間報告 永井元一郎,坂井正子,安井博司,小杉俊明,中井一郎 大阪教育大学附属高等学校池田校舎研究紀要 22: 45-64 (1990) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【..調査方法 A マークカードによる調査(以後A法という) 生物の授業を受講1する高校生を対象に1988年6月にはカワニナ類・ウシガエル・アメ リカザリガニの3種,1989年6月にはウシガエルとイモリの2種について調査を行った。 調査は国土地理院発行の25,000分の1の地形図を東西・南北に各々 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 青少年生物教育における学習活動 中島重徳 全国ホタル研究大会 20: 2-3 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] [研究雑感] ホタル復活の願いをこめて. 伊良林小学校ホタルの会 全国ホタル研究大会 19: 14 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] [研究雑感] 高崎六中科学部におけるホタル飼育活動とその広がり 大谷雅昭 全国ホタル研究大会 18: 18-19 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 児童・生徒における learned helplessness に関する研究 (2): learned helplessness に及ぼす personal factors について 平出彦仁 横浜国立大学教育紀要 19: 171-188 (1979 ==> [本文PDF])
SUMMARY: The present investigation attempted to test the effects of personal factors on learned helplessness (LH) in primary school children.
   At the prelearning period,they must make a simple equation of addition,using the four different numbers of one figure.Half of them (group 1) were always assigned the soluble problems and other (group 2) always the insoluble.
   Just after prelearning,each of them evaluated his own attainment of that task and then estimated the possibility of performance in subsequent task with the 5-point-rating scale.
   All of the problems in subsequent task were soluble and common for each group.Thereafter,they were divided into three subgroups based on the achievement test score in arithmetic,i.e.,high (HA),middle (MA),low (LA) achievement subgroups and also based on T-score,i.e.,high (HI),middle (MI),low (LI) intelligence subgroups.We compared with the mean numbers of problems solved in subsequent task between group 1 and group 2,among three achievement subgroups (Ha,Ma,La),and also among three intelligence subgroups (HI,MI,LI).For example,it is concluded that if group 2 is significantly fewer than group 1 in this mean numbers,children in group 2 acquire LH.
   The main results were as follows:
   (1) Children in group 2 showed LH.
   (2) The strength of LH corresponded to the level of achievement score.And the performance of HA and MA subgroups in group 2 did not impair.LH was found in children in LA subgroup.
   (3) The strength of LH did not correspond to the level of T-score.There was no difference between MI and LI subgroups in group 2 and both strikingly showed LH.On the other hand,Hi subgroup did not acquir LH.
   (4) And thus,it doesn't always follow that achievement and intelligence have the same effect on LH.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 児童・生徒における learned helplessness に関する研究 平出彦仁,山口久恵,横川久美子 横浜国立大学教育紀要 18: 142-159 (1978) ==> [本文PDF]
SUMMARY: The present investigation attempted to test the learned helplessness hypothesis in elementary and junior high school children.
   They were assigned to one of three pretreatments involving anagram problems: (a) always soluble,in which child was presented soluble problems — group I; (b) soluble and insoluole,in which child was ramdomly presented both soluble and insoluble problems at the same ratio — group II; (c) always insoluble,in which child was presented insoluble problems — group III.Furthermore,children in each group were divided into two parts under the condition that half of them were given ten anagrams (a condition) and half thirty anagrams (b condition).
   Just after pretreatment-anagram learning,each of them evaluated his own attainment on that learning and also estimated the possibility of performance in subsequent learning with the five-point-rating scale.
   Subsequent learning was consisted of thirty-two soluble anagrams and was identical for each group.
   The main results were as follows:
   (1) Group I gave marks higher rating on subsequent learning than group II.
   (2) Group III gave marks lower rating on subsequent learning than group II.
   (3) The performance of group III in subsequent anagram learning was found to be impaired following experience with insoluble problems.That is,learned helplessness was confirmed in children.
   (4) The developmental differences in learned helplessness were not clearly resulted.
   (5) There were no systematic differences between a and b conditions in subsequent learning.
   And we discussed about the learned helplessness hypothesis related to the learning set in school children.
【...児童・生徒におけるIearned helplesslleSSに関する研究 145 学習の問題として熟知価の0.00-0.90 (意味のないもの,たとえばキニチ,トふネ,ハユシなど)と4.00-4.99 (意味のあることば,たとえばオンナ,カメラ,ホタルなど) 杏,また後続学習としては上記と同じ熟知価 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 


< 保 全 活 動 >
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他

[2014年] ホタル生息環境の再生と維持管理方法の実践的検討−横須賀市長井海の手公園での事例− 大場信義 全国ホタル研究会誌 47: 1-6 (2014)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] [特集論文 環境保全活動における住民参加の可能性] 地域史から読み解く地域の環境再生: 滋賀県守山市の調査より 柏尾珠紀 滋賀大学環境総合研究センター研究年報 10(1): 13-26 (2013) ==> [本文PDF]
Abstract: A local community in a shopping arcade in Moriyama city,Shiga prefecture has been conducting various activities to preserve or improve their waterfront environment with many participants,including the old and the young in the community.The serious commitment of the people to these environmental preservation activities can be attributed to the success of reclamation of the waterfront environment in the city in which once-extinct fireflies now make their habitat.The “firefly” as a symbol of environmental reclamation in the city certainly encourages the people to take part in this sort of activity.This study investigates the role played by the local people’s memories in activities aimed at environmental reclamation based on interviews with local people conducted by the author,newsletters issued by the municipality,and analysis of a map portraying the shopping arcade in 1960.The results of this investigation demonstrate 1) that memories of fireflies formed in the early 20th century among the elderly population in the community have influenced recent activities for waterfront reclamation,2) that the desire shared by the older generation for waterfront reclamation and environmental preservation as a whole has been passed on to the younger generation through various activities in the local community,and 3) that the words “fireflies” and “limpid stream” frequently used by the leaders of these activities have become key terms used for environmental improvement in the city and have helped the people to share the same vision of the city’s environment in the future.This study suggests that it is important to conduct research on local history when investigating community development.
Keywords: restoration of the local environment,community activities,local history,firefly,waterfront reclamation
【...滋賀県守山市は、ホタル保全条例が制定され、地域ぐるみのホタル保全活動がおこなわれる等、環境再生のまちづくりで多くの注目を集めてきた。市内には環境NPOも存 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 高齢化が進む中山間地域におけるまちづくり 第2報 -「ものみりょくプロジェクト」設立のプロセスと展開- 堀川涼子,小坂田稔 美作大学・美作大学短期大学部紀要 58: 19-27 (2013) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
キーワード:中山間地域,「ものみりょくプロジェクト」,フィッシュボーン,住民活動主体
【...春:山菜採り 山菜採りをして、地元の人と 山菜天ぷらパーティーを行う 夏:ホタル鑑賞 ホタルを鑑賞して、その後 屋外で焼肉パーティーを行う ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 宮津市上宮津地区における自然災害および自然資源利用に関する住民意識 三好岩生,深町加津枝,奥敬一,中川健三 ランドスケープ研究 (日本造園学会) 76(5): 627-632 (2013) ==> [本文PDF]
Abstract: Resident consciousness of natural disasters and use of natural resources is a factor that highly impacts effectiveness in natural disaster management and planning.The present study focused on the consciousness of local residents in Kamimiyazu,Miyazu city in order to clarify the relationship between a resident’s use of natural resources in daily life and his or her consciousness of natural disasters.We carried out a questionnaire survey in 2008 and obtained answers from 333 residents (ab out 50% were female).We also conducted interviews with residents between 2008 and 2012.In Kamimiyazu,natural disasters are frequent.Flooding or debris flow have often affected residents and damaged lands.However,disaster history has not been handed down sufficiently.We analyzed the motives for disaster preparation and behavior in the event of a natural disaster in relation to a resident’s use of natural resources and his or her daily activity in nature.Some residents who use natural res ources in daily life were highly conscious of the natural envi ronment.Based on the results we concluded that a greater degree of interest in the natural environment and a higher frequency of nature-related activity can be effective in the improvement of a region’s disaster resilience.
キーワード:自然災害,自然資源,住民意識,アンケート調査
【...上宮津地区では,住民が様々な目的で山や森,川などへ出かけ,自然資源を保全しながらうまく利用してきた歴史があり,現在も 自然資源を保全しようとする活動が続いている。前述の上宮津21夢会議という団体に設置された5つの部会の中にも,杉山・大江山部会,里山・里川・ホタル部会という ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 信用金庫の経営理念と地域貢献活動 谷地宣亮 日本福祉大学経済論集 46: 65-90 (2013) ==> [本文PDF]
要旨:本稿では,東海三県(愛知,岐阜,三重)に本店を置く信用組合のディスクロージャー誌やウェブサイトの記載に基づいて,その経営理念と地域貢献活動について整理した.そして地域信用組合と愛知県内に本店を置く信用金庫との間で,経営理念と地域貢献活動について簡単に比較を行った.得られた主な結論は次のようである.ディスクロージャー誌等の記載をみる限り,地域信用組合の存在意義や地域貢献活動を信用金庫のそれらと比較を行っても,どこが同じでどこが違うのかがよくわからない.地域信用組合が,その存在意義を組合員や地域社会に対してアピールするためには,@地域信用組合の目指すものが信用金庫とどのように異なるのか,A目指すものが違うのであればそれをどのような行動で表していくのか(表わしているのか),B地域信用組合の取組みが組合員に対してどのような具体的メリットをもたらすのか(もたらしているのか),Cひいては地域信用組合の取組みが地域社会に対してどのように役立つのか(役立っているのか),などについて積極的に情報発信していかなければならない.
キ一ワード:信用組合,経営理念,地域貢献,ディスクロージャー誌
【...・「ホタルの庭」設置(いちい)...8 いちい信用金庫の「ホタルの庭」の造園・開放・鑑賞会は,「第14回信用金庫社会貢献賞」の特別賞を受賞 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 地域環境保全活動における市民による自己の成長の認識-南河内地域におけるカワバタモロコを守る取り組みを中心として- 吉村元貴,石川聡子 大阪教育大学紀要 第W部門 教育科学 62(1): 19-29 (2013) ==> [本文PDF]
要旨:本研究は地域環境保全活動を通して市民は自己の成長をどのように認識しているのかの把握を目的としておこなった。NPOの運営を担う人々を中心にヒアリング調査をおこない,ヒアリング内容をKJ法によって分類した。今回事例として取りあげた大阪府南河内地域でのカワバタモロコの保護活動では,市民が活動に参加するきっかけとして,自然が好き,環境保全の使命感を持っている,人や社会とのつながりを求めていることがわかった。そして,自身の成長の認識は上記のきっかけとの関連性がみられ,それぞれ,自然認識の視野の拡大,環境保全に関する知識や興味関心の高まり,人とのつながりに幸福感を感じていることが確認された。
キーワード:地域環境保全活動・環境学習・市民の成長・KJ法・カワバタモロコ
【...「地域環境保全活動の連携」には「一人で自然環境のことをやっても侘びしいから」「川を昔みた いにホタルやいろいろな生物がいるようにしたいけど..】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 地産地消とそれを取り巻く地域のあり方:「食」を通したひとびとのつながり 一色遥菜,石本めぐみ,大塚進乃,岡崎圭祐,坂本祥子,佐々木優大,武部圭洋,山本真帆,渡部晃子,佐藤亮子 地域創成研究年報 (愛媛大学社会連携推進機構) 8: 19-52 (2013) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...由布院温泉観光協会が企画した商品である。事業者が独自に行っている取り組みもある。由布院玉の湯では、ホタルや菜の花が見頃 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 観光デザイン考2013─ 地域と観光の関わり史から 海津ゆりえ 湘南フォーラム (文教大学湘南総合研究所) 17: 57-66 (2013) ==> [本文PDF]
【Abstract 略】
【...リ・デザインの過程で、多くの地域は外部との交流や視点を取り入れている。交流は観光に通じるが、必ずしも観光を意識化しているわけではない。わが国における「宝探し」の先進地として知られる岩手県二戸市では1992(平成4)年から市長の音頭の下に市民総出で宝探しを始め、最初の2年間で7200件の宝を拾い上げた。宝は探すだけではなく、五段階のステップで地域興しに発展させていくというのが同市の宝探しからの知見である(表2)。同市では、宝探しの成果として、特産品の五穀米やヒメボタルの生息地の天然記念物指定、九戸城の発掘、祭りの復活等を実現し、いくつかの地区では住民による受入れ団体を立ち上げ、活動を開始した。宝を用いた地域のリ・デザインにおいて、観光はその一戦略に位置付けられている。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 三島市で採集されたカワヨシノボリ Rhinogobius fl umineus (Mizuno, 1960) 北原佳郎,加藤健一,石川均,品川修二 東海自然誌 (静岡県自然史博物館ネットワーク) 6: 27-33 (2013) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...三島山田川・沢地川では...また,周辺では1991年からゲンジボタル Luciola cruciata やカワニナ Semisulcospira libertina の放流も行われていることから...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 北九州市ほたる館 10年間のあゆみ 永尾忠生 全国ホタル研究会誌 46: 1-6 (2013)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 400年余の歴史を刻む善光寺用水の改修とホタルを主体とした生き物の保全(II) 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 46: 19-25 (2013)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 人口減少・環境制約下で持続できるコミュニティ形成 倉阪秀史 公共研究,(千葉大学) 8(1): 3-31 (2012) ==> [本文PDF]
解説:2011 年12月10日に、千葉大学においてワークショップ「人口減少・環境制約下で持続できるコミュニティ形成」が開催された。本特集は、このワークショップの模様を収録したものである。
【...里山というの は、実は豊かな生態系を維持するシステムであったわけです。田畑や雑木林といった里地・里山が維持されないことによって、昔から日本文化を形づくってきた、メダカ、トンボ、ホタル、カエルといった小動物がその生息地を狭めていきます ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 大都市近郊の横浜市青葉区寺家地区におけるルーラリティの商品化 菊地俊夫 観光科学研究 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科) 5: 23-33 (2012) ==> [本文PDF]
摘要:本研究は横浜市青葉区寺家地区を事例にして、大都市近郊におけるルーラリティの商品化のシステムとその持続性を明らかにすることを目的とした。寺家地区におけるルーラリティの商品化は、農村空間の生態的基盤と経済的基盤、および社会的基盤を相互関連させながら維持することがはじまりとなった。一般的には都市近郊農村において、それぞれの基盤は都市的要素やアーバニティ(都市らしさ)の拡大にともなって脆弱となる傾向を強くしており、1つの基盤の衰退は他の基盤に影響を及ぼし、ついにはルーラリティの衰退を決定づけてしまう。寺家地区の場合、農村の生態的基盤が里山の林地や谷地田を保全することにより維持されるようになり、1つの基盤の維持・発展は他の基盤にも維持・発展する方向で影響を及ぼし、ついにはルーラリティの維持・発展にもつながっている。このようなルーラリティの維持・発展と商品化はアーバニティとの関連で推進される。そのため、寺家地区におけるルーラリティとアーバニティの共生は農村空間の商品化を支えているといえる。
【...水生植物を基盤にして水生生物も生息し、水生生物を餌とする魚類や鳥類もみられるようになった(写真5)。農村における生物多様性の機能が再生・保全され、ホタルが生息...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 400年余の歴史を刻む善光寺用水の改修とホタルを主体とした生き物の保全(1) 三石暉弥 全国ホタル研究会誌 45: 22-27 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] ホタルの舞う里 郷土「霧島」を目指して 霧島市立霧島中学校ホタル部 全国ホタル研究会誌 45: 1-4 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 駅前ホタル会の活動について 駅前ホタル会 全国ホタル研究会誌 45: 5-7 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 地域連携による「ホタルの里」作りについての活動報告 鹿屋市王子町ホタル同好会 全国ホタル研究会誌 45: 8-14 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] ホタル移植指針とホタル再生・保護運動 村上伸茲 全国ホタル研究会誌 45: 19-21 (2012)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 湖沼流域ガバナンスにおける住民参加手法:第2期琵琶湖総合保全整備計画の策定プロセスを事例として 平山奈央子,井出慎司 滋賀大学環境総合研究センター研究年報 8(1): 35-42 (2011) ==> [本文PDF]
【Abstract 略】
【...表2 クラスター分析の結果と話題名..地域環境再生...生育、ツアー、案内、ホタル、水路、竹藪 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 山形県朝日町におけるエコミュージアム活動による地域振興 田林明,横山貴史,大石貴之,栗林賢 地理空間 (地理空間学会) 4-2: 111-148 (2011) ==> [本文PDF]
要旨:現代日本の農村空間は,生産空間という性格が相対的に低下し,消費空間という性格が強くなっている。これを農村空間の商品化として捉えることができる。農村空間の商品化には,(1)既存の農産物の供給,⑵新しい農産物の売買,(3)都市住民の農村居住,⑷レクリエ一シヨンや観光,(5)景観•環境保全や社会•文化の理解による生活の質の向上,といった5つの形態があるが,この報告は第5番目の形態とみなすことができるエコミュージアム活動によって,いかに地域振興が行われているかを検討する。研究対象地域として,日本のエコミュージアム活動を主導してきた山形県朝日町をとりあげ,特に地域住民の日常的な活動に着目した。地域住民は必ずしもエコミュージアムを強く意識しているわけではないが,自らの自然環境や文化遺産などの地域資源を活用して,生活の質を高め,地域社会を維持発展させるという活動を定着させている。
キーワード:エコミュージアム,農村空間の商品化,観光,地域振興,山形県朝日町
【...3階建ての旧朝日町立西五百川小学校三中分校舎 など,地区の歴史や庶民の生活を伝える朝日町指定文化財が残っており,それぞれがサテライトに 指定されている。一方,高田地区には住民が休耕田を利用して作ったメダカを育成するための「メ ダカの高田分校」があり,初夏にはホタルやイト ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 地方行財政における地域づくり 東郷久 立命館經濟学 59(6): 163-178 (2011) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...河川の保全を越え た多様な内容を持ったまちづくりの取組でもある。源兵衛川の保全では,首都圏の市民を含めた河川の清掃から始まり,それが住民の公共下水道への接続拡大となって水質改善へと連なり,さらに河川愛護団体やホタルの生息環境整備の ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 都市公園管理における多様な主体の協働―盛岡城跡公園管理体制を事例として― 星野麗子,山本信次 岩手大学農学部演習林報告 42: 25-43 (2011) ==> [本文PDF]
要旨:地方分権が進められるなか,地方自治体と民間団体の協働により多様化した住民ニーズに対応していくことが求められている。都市公園管理においても,人々の散策や憩いの場,災害時の避難場所という施設的な機能ばかりではなく,学習,交流,文化芸術創造といった「創造的機能」も高めていくために,利用者も含めた多様な主体の協働が必要になってきている。そこで本研究では,近年,指定管理者制度を導入した,盛岡城跡公園を事例として取り上げ,同公園における行政・指定管理者・NPO・企業などの管理に関わる多様な主体を明らかにした。 さらに,公園管理体制の現状を分析し,協働による望ましいあり方を考察した。その結果,主体間の恒常的な協議の場を設置し,情報とビジョンの共有を行うなかで,本来の意味での公共空間・公共圏を作り出していくことが目指されるべきという結論に至った。
【...盛岡市赤十字奉仕団 ンター(地域斑ボランテイア) きららな街盛岡を創る会 盛岡東ロータリークラブホタルを守る市民の会 インストラクター ホ。ータークラブ :平成 20年度 ~22年度の より作成 ...り調査から伺えた。 次に,前民団体について,その活動は清揚活動からイベントの運営,ホタルの保全 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 絶滅危惧種ヤシャゲンゴロウの人工増殖について 保科英人 福井大学地域環境研究教育センター研究紀要「日本海地域の自然と環境」 18: 13-17 (2011) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...人の介入が大きくなりすぎると,各地で行われている河川の美化運動と銘打った「ゲンジボタル養殖事業」と同列になりかねないとの危惧があったからだ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] ホタル移植指針課題への取組み 村上伸茲 全国ホタル研究会誌 44: 27-32 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 瀬上沢のホタル生息調査と環境エコアップ活動II 阿部道生・伊藤眞砂繪・枝村孝夫・太田武・川田太郎・河本充雄・菊池邦俊・柴田葉子・中塚隆雄・西川文敏・錬石順三・高橋信一・長谷川利昭・原島三代子・平川公子・三上雅夫・山口良一郎・和久井征治・佐々木史江 全国ホタル研究会誌 44: 33-38 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 鏡野におけるホタルの保護活動 15年のあゆみ 藤本信男 全国ホタル研究会誌 44: 42-44 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] エコネットワーク津山 ホタル探見隊ホタル調査 神田寿則 全国ホタル研究会誌 44: 45-48 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] P1 市民 参加 による ヘイケボタル一斉調査:分布状況と市民参加型手法の検討 柿本恵里那・長谷川雅美 「2010年代のための里山シンポジウム」(大阪市自然史博物館) 講演要旨集 (2010) ==> [ポスター発表要旨PDF]
【...夜間に発光 しながら飛翔するホタルは、多くの人々に親しま れ、里山の生物の象徴的存在である。ホタルを指標 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] あかりと文化 米原市のゲンジボタル(滋賀県米原市) ホタルが輝き,人が輝く。"自然のひかり"を地域の宝として取り組むまちづくりの物語 坂口香代子 中部圏研究 (中部産業・地域活性化センター) 170: 54-69 (2010-03) ==> [本文PDF]
【...米原市のゲンジボタル(滋賀県米原市) ホタルが輝き、人が輝く。"自然のひかり"を地域の宝として取り組むまちづくりの物語. ... 】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 上下流域における生活者参加型の水辺環境マネジメント 河野真典,野原大督,堀智晴,萩原良巳,萩原清子 京都大学防災研究所年報 53(B): 803-811 (2010) ==> [本文PDF]
要旨:上下流域の水辺環境の違いを反映した水辺環境マネジメン卜のために,本研究では上下流域の地域住民の水辺環境に対する認識をもとにした水辺環境マネジメン卜のプロセスの一部分を示した。まず,調査対象流域の地域分類をふまえて選定された地域において社会調査を実施し,各地域の住民の水辺環境に対する認識を明らかにした。続いて,調査項目間の関連分析を援用して各地域の調査結果を図示し,各地域の特徴と違いを明確にした。特に,上流域における生活状況の重要性が示された。ついで,水辺環境認識の違いが地域の水辺環境評価に与える影響を明らかにするために地域環境評価関数を作成し,その結果をもとに地域ごとに代替案作成のための方針を得た。最後に,代替案作成方針を上下流関係に着目して考察し,上下流域の地域環境評価を向上させる代替案が実現可能であることを示した。
キーワード:GES環境,上下流域,生活者参加,流出解析
【...ホタル観賞楽しみ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] ITを活用したソーシャルビジネスは社会変革の起爆剤となる 小林慎和,高田広太郎,森田哲明 知的資産創造 (野村総合研究所) 2010年4月号: 20-35 (2010) ==> [本文PDF]
要約:1 社会性と事業性の両立を目指す「ソーシャルビジネス」が注目を集めている。ソーシャルビジネスを成功に導くためには、@商品・サービスを消費および購入する顧客、A商品・サービスを提供する企業、B実際の支援活動を行う団体、C支援を受ける人々──の4プレーヤーそれぞれにメリットのある仕組みづくりが重要となる。
2 投資対効果が不明確な広告から、ソーシャルビジネスへの転換を図る企業が現れつつある。ソーシャルビジネスの導入は、単なる寄付活動ではなく、企業の存亡を左右するほどのインパクトを持ちうる。IT(情報技術、情報システム)を活用することで、ソーシャルビジネスを強固なものとし、上述の4プレーヤーに対して相乗効果をもたらすことが可能となる。
3 日本はソーシャルビジネスでは未熟な市場である。企業が投資する広告・販売促進費20兆円と、個人が保有する現預金790兆円がソーシャルビジネスへと流れ込むとすれば、ソーシャルビジネスは社会変革の起爆剤となる。
4 ソーシャルビジネス事業の立ち上げと拡大に、企業は今、まさに舵を切るときである 【...水と緑の会」を設立した。なお、1989年に「新潟県ホタルの会」という組織(同社内に事務局)を結成しており、ホタルの保護指導員を増やす講習会を実施している。 ...地域の環境を守り、ホタルが舞うような酒蔵を実現すること ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 2010年度日本緑化工学会シンポジウム「みどりの社会」ことはじめ 「生きもののにぎわい」を身近に引き寄せるための市民の役割 吉武美保子 日本緑化工学会誌 36(2): 291-294 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...緑の孤島」である。そこには市内外から,多くの人がさまざまな形で利用する。山野草の盗掘,マウンテンバイク,山岳マラソンの練習,散策を楽しむだけでも,人数が多ければ踏圧によって林床が荒れて散策路は広がり,谷戸田の稲作体験は人数が多すぎてホタルが激減した例もある。 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 事業者における生物多様性マネジメント事例研究< 矢野昌彦,荻巣幸美,児玉剛則,佐野充,林良嗣 人間環境学研究 (人間環境学研究会) 8(1): 39-43 (2010) ==> [本文PDF]
【Abstract 略】
【...遺伝子的多様性 ・同じ種でも異なる遺伝子を持つことにより形や模様、生態などに多様な個性がある 例:ゲンジボタルの地域における発光周期の違い...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 米沢市三沢地区の地域づくりに関する学術調査報告書 B 主な結果の概要 金井雅之 山形大学地域教育文化学部社会調査士課程 発行,80 pp.(2009) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
ここに掲載する内容は,2008年9月に「米沢市三沢地区の地域づくりに関する学術調査速報」として公表したものの一部です. 【...景観指針は“水辺”や“共用空間”の美化が重要...小野川温泉観光協議会が平成19年3月にまとめ た「小野川温泉景観指針」のうち,「重要である」と答えた方が多かったのは「川とその両 岸,ホタル公園など「水辺」の保全 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 住民参加によるホタル再生に向けた地域環境の現状評価 佐々木晶子,小倉亜紗美,福田栄二 広島大学総合博物館研究報告 1: 71-76 (December,2009) ==> [本文PDF]
要旨:広島県東広島市寺家地区において,ホタル再生に向けた地域環境の現状把握を目的としてワークショップの開催,ホタルの分布調査,生息環境の調査を行った。ワークショップではホタル分布調査の結果に基づいて,ホタルの生息地点を示す「ホタルマップ」を作成するとともに,参加者全員で各地点の周辺環境に関するグループデイスカッションを行った。またホタルの生息地点を対象とした環境条件の調査を行った。その結果2009年に限っても13地点でホタル成虫の生息が確認され,各地点における環境条件も,他の先行研究でホタルの生息が可能と報告されている値と同程度であった。以上のことから,対象地域では住民が地域の自然環境を良い状態ではないと認識している一方で,実際には少なくともホタルが生息可能な環境が維持されていることが明らかになった。
キーワード:ゲンジボタル,ヘイケボタル,生息環境,自然再生,地域活動
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 上下流域の地域特性に基づいた水辺環境マネジメントに関する一考察 萩原良巳,萩原清子,河野真典 京都大学防災研究所年報 52(B): 885-897 (2009) ==> [本文PDF]
要旨:上下流域の水辺環境の違いを反映した水辺環境マネジメン卜のために,本研究では上下流域の地域住民の水辺環境に対する認識をもとにした水辺環境マネジメン卜のプロセスの一部分を示した。まず,調査対象流域の地域分類をふまえて選定された地域において社会調査を実施し,各地域の住民の水辺環境に対する認識を明らかにした。続いて,調査項目間の関連分析を援用して各地域の調査結果を図示し,各地域の特徴と違いを明確にした。特に,上流域における生活状況の重要性が示された。ついで,水辺環境認識の違いが地域の水辺環境評価に与える影響を明らかにするために地域環境評価関数を作成し,その結果をもとに地域ごとに代替案作成のための方針を得た。最後に,代替案作成方針を上下流関係に着目して考察し,上下流域の地域環境評価を向上させる代替案が実現可能であることを示した。
キーワード:GES環境,上下流域,数量化理論in類,コンフリクト解析
【...昆虫 上下流とも圧倒的にホタル・チョウ・トンボ・コオロギ・セミ・バッタが好きであるが,ムカデ・ヤブカ・ハエ・ハチ・ガを嫌っている.アリは上流で嫌われているが,下流では好き嫌いが割れている.また,上流ではカブトムシ・クワガタがほぼ100%好かれている. ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 地域遺産としての広村堤防の現状と地域社会の意識 片柳勉,田島遥名,古川恵,辻亜里沙,井川美奈 地球環境研究 (立正大学地球環境科学部) 11: 131-138 (2009) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...広村堤防に対する住民意識 第2表 広川町のシンボル 項 目 ...○ 祭 (津波祭) 1 ホタル 1 ササユリ 1 オモト 1 魚 1 ...アンケート調査により作成 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 公益信託みのお山麓保全ファンドにおける市民団体による山麓保全活動に関する研究 加我宏之,小嶋英里,下村泰彦,増田昇 ランドスケープ研究 (日本造園学会) 72(5): 601-604 (2009) ==> [本文PDF] ==> 同 資料
Abstract: The study clarified what kinds of activities civic groups have performed to conserve their local piedmonts,and examined the future direction for civic groups registered with the Mino public piedmont conservation fund.The results show that the main activities by registered civic groups are piedmont management in Satoyama,a natural rural wooded area,including thinning,which is the most frequent activity,followed by activities nurturing culture in Satoyama.Less frequent activities include preparation of mountain forests for management and utilization,such as setting boundaries,inter-group exchanges for piedmont conservation,and responding to unlawful dumping.Programs in which people are directly involved in piedmont conservation are dominant,therefore,promotion of information dispatches,is of importance in order to stimulate various kinds of activities and develop them into civic movements with more residents involved.
キーワード:山麓保全,市民活動,市民関与,ファンド
【...自然観察会のための自然環境調査・陸生ホタル保護の為の調査 ・ササユリ保護の為の調査 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 農村コミュニティビジネスの実態と展望 村山元展 地域政策研究,地域政策研究 (高崎経済大学地域政策学会) 12(1): 161-176 (2009) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...ふるさと部の事業は県や市からの受託事業である。このうち「子供の水辺事業」は国土交通省・ 文化庁・環境省の共管事業で、夏から秋にかけて、ホタルの学校、熊平川水遊び、「くんまであん まいか」、棚田ウォークが開催されている。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 自然再生事業とバイオマス利用事業の失敗事例の収集と要因解析 齊藤修 早稲田大学高等研究所紀要 創刊号: 43-60 (2009) ==> [本文PDF]
要旨:近年,自然再生事業やバイオマス利活用事業等の地域ベースの取組みが全国各地で展開されている。自然再生事業は,2003年に施行された自然再生推進法に基づいて実施される事業であり,バイオマス利用事業とは,未利用のバイオマス資源を有効利用する取組みのことで,2002年12月に閣議決定されたバイオマス•ニツポン総合戦略のもと全国で推進されている。これらの事業の目的は個々には異なるものの,双方とも自然と社会との調和を追求しようとするものである。双方の活動や事業は,同じ町や地域内で実施されることがあるが,時として事業間の調整や連携がないまま個別に進められている。また,地方自治体の担当者,専門家(研究者),住民らの参画のもと,その場所に適したアプローチや方法で事業が展開され,その結果うまくいっている事業もあるが,その一方で数多くの課題や失敗があるとしばしば言われる。そこで本研究では,自然再生事業及びバイオマス利用事業に関する失敗事例に関する情報を文献情報と14名の専門家•実践家に対する聞き取り調査によって収集し,「失敗から学ぶ」という視点での解析がどこまで可能かについて検討した。収集した情報を用い,自然再生事業とバイオマス利用事業に関する知識構造化システムとして「NB失敗曼荼羅」を開発した。最後に,今後他の地域で同様の失敗を回避し,事業間連携を促進するための知見として,7つの教訓を提示した。
【...@「生き物を守ろうとしてやったけど,下手に手を加えてしまい全滅してしまった。」 A「ホタル作戦でみんな育てていたけど,実は思ったほど増やせなかったので,しようがないからイベント用に他所から買ってきて,飛ばしたというところがある。」 B「モニタリングはしているが,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 7068 環境まちづくりパートナーシップ協定と住民参加による「新しい公共」の創出:埼玉県東松山市ホタルの里整備事業における事例研究 山田岳之 学術講演梗概集.F-1,都市計画,建築経済・住宅問題 2009,177-180 (2009) ==>[本文PDF]
まとめ:東松山市で行われているホタルの里整備事業は、整備対象地域の選定から整備後の活用に至るまで住民参加で行い、コミュニティのあり方や住民の環境・自然景観への意識にも影響をあたえた点に特徴がある。この背景には「つながりの再生」をうたった「環境まちづくり宣言」があり、宣言を実行していくためのパートナー協定の存在がある。また事業を通して、地元自治会、ホタルの里づくり協力隊が力量を向上させて新たな取り組みをはじめたこと、整備後の維持管理・活用も地域で行い、伝統文化の継承や平和教育につながっていることにも注目される。 一方で「新しい公共」を継続・発展させていくためには、一般市民の参加を促しエンパワ一メントする施策や行政組織のあり方も課題となっている。
キーワード:パートナーシップ、住民参加、新しい公共(コモンズ)、協定、ステークホルダ一、コミュニティ
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 第2回伊豆市観光ヒアリング調査報告: 宿泊施設 石橋太郎,狩野美知子,野方宏,大脇史恵 静岡大学経済研究 14(1): 61-75 (2009) ==> [本文PDF]
【要旨なし】 【 ...数はそれほど多くはなく,売上比でいえば %程度とのことだった.稼働率は全体で55%程度,土日は100%である.トップシーズンはホタル祭りのある 月,次いで 月と11月が続く.客層につ ...また,旅館組合は自然保護活動の一環としてホタルの幼虫を育て,万匹を放流している.その ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 縄文の光を永遠に 細越ホタルの里の会 全国ホタル研究会誌 42: 5-8 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 青森県内の保護活動について 青森県ホタルの会 全国ホタル研究会誌 42: 9-15 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 久米島にホタルを呼びもどすためのホタレンジャー調査活動 守れホタル・ジュニアーズ 全国ホタル研究会誌 42: 16-24 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 新横浜公園におけるヘイケボタルの里作りと里親制度の実践 宮本永浩・阿部竜一・石川匠・清水富二男・丸茂高・佐々木史江 全国ホタル研究会誌 42: 25-29 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 横須賀市長井海の手公園ソレイユの丘 ホタルの水辺整備の経過 大場信義 全国ホタル研究会誌 42: 30-34 (2009)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 生物多様性ちば県戦略 千葉県,175pp.(2008) ==> [報告書本文PDF]
【...どーんと花火が打ちあがり ホーとフクロウが鳴いてそして小さなトトロの声 小川の水音に合わせてホタルも光ながら踊る みんな一緒に踊る ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 保護すべき地域個体群の特定と保護優先順位付け 夏原由博,村上真樹,青木大輔,中山祐一郎 ランドスケープ研究 (日本造園学会誌) 71(5): 565-568 (2008) ==> [本文PDF]
【Abstract 略】
【...遺伝的多様性の例として,遺伝子の多様性は,同じゲンジボタルでも中部山岳地帯の西側と東側では発光の周期が違うことが例示されている。...例えば,ゲンジボタルは東と西で同じ生態的地位を占めているが,相互に移動させることは,配偶行動に影響を及ぼすことが予想されることから避けなければならない。...mtDNAによる保護単位の識別には,...ゲンジボタルの発光周期の地理的変異が200-450万年前に生じた系統分岐にもとづくという推定などの例がある。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 「田園自然再生活動コンクール」応募票にみる農村地域における自然再生活動の俯瞰的現状 高塚敏,進士五十八 ランドスケープ研究(オンライン論文集)(日本造園学会) 1: 34-39 (2008) ==> [本文PDF]
Abstract: Nature restoration activities are important as environmental and agricultural countermeasures in rural regions.In order to gain an overview of how development of agricultural communities is carried through the collaboration of farmers,local residents,NPO's,and other organizations in an environmentally friendly manner,analysis was carried out of the applications to participate in 207 activities comprising the “Nature Restoration Activities in Rural Areas Contest” hosted by,among others,The Ministry of Agriculture,Forestry,and Fisheries.Results showed that the scope of the activities has broadened rapidly since 1995,generally as a result of burgeoning concern over decline in numbers of wildlife species and deterioration of agricultural land and copses.Also revealed was that the activities now span a diverse range,centered on nature regeneration,and including environmental improvements to the habitat of organisms in irrigation channels and other locations,and environmental education about rice fields and ponds.It was clear from this study that activities including the development of branded agricultural produce and the maintenance and improvement of facilities for contact with nature were being undertaken for the purposes of improving the local economy and society.
キーワード:コンクール,自然再生,農村地域,市民活動,地域活性化
【...特定の生物に着目した生物救出作戦・保護増殖放流などの保護育成に取り組む活も30%以上にのほる。保護育成の対象となっている種,分類群は多岐に渡り,国・都道府県によるレッドリストに掲載さている種が多くを占めるが,特に,ホタル類を対象としてい ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 高齢者による環境活動の展開と課題-岩手県内老人クラブ活動の事例分析から 熊谷智義 岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要 17: 171-191 (2008) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...「ホタル舞う,花と緑のまちづくり」(北九州市戸畑区・鞘ケ谷ホタル会)や「河川沿いに咲くコスモス」(群馬県高崎市長寿会・大類地区連合会)などの実践例がみられる。 さらに ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 温泉地における共有資源としての湯管理システムの研究 金承珠,藤井敏信 東洋大学大学院紀要 44: 17-30 (2008) ==> [本文PDF]
Abstract: In Japan hot springs are abundant and are used well in resort areas.The tendency seems to become more popular with changes of life-styles of Japanese.However amount of hot spring in each resort area has a limit according to number of hotels because it has to be used every day as blood in human body.In the paper,management of hot spring as a common resource is discussed on the case study in Onogawa Hot Spring,Yoneazawa City as well as a basic date of hot spring in Yamagata Prefecture.Chapters of the paper are,1)purposes of the study,2) methods of the study,3) definition of common resource,4)the right and management of hot spring,5)intensive management of hot spring,6) management of hot springs in Yamagata Prefecture.and Onogawa Hot Spring,7)conclusion and reference.In conclusion,firstly,to cope with an increase of tourists,management of hot spring has changed to be more intensive and sustainable as a common resource.Secondly the management needs equity to use hot spring for each hotel and aims to keeps on environmental capacity as resort area.
【...近年は温泉組合を中心にした地域活性化活動が一定の成果を上げており、「湯あみ情報」計画効果もあいまって、首都圏の若いカップル、家族連れも目立つ。又、環境省の「ふるさといきものの里」に指定され、ホタルの里としても有名である。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 歴史的利水施設に対する地域住民の潜在意識を掘り起こすインタビュー手法 後藤眞宏,筒井義冨,浪平篤,常住直人,島武男 農村工学研究所技報 (農研機構) 207: 149-159 (2008) ==> [本文PDF]
結言:住民意識の顕在化の方法として,コミュニケーションの方法として注目されているコーチングやNLPの活用を試みた。この結果,以下のようなことが明らかになった。・・・
【...『三方コンクリートにしたら,魚がいなくなった。井戸の水が出なくなった。自然の物が土地改良でなくなると寂しい物がある。ホタルもいなくなった』...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] ブランド・ アイデンティティによる地域ブランドの競争力-山形県高島町の事例 佐々木純一郎 地域ブランド研究 (地域ブランド研究会事務局) 4: 97-122 (2008) ==> [本文PDF]
要旨:一般に、ブランドによる競争力と、地域ブランドによる競争力とは、異なる定義が必要である。通常、ある地域の魅力と、その地域の個別産品の間には、相乗効果がある。だが筆者は地域自体のブランド・アイデンティティこそ、地域における個別ブランド(特産品、観光地そして暮らしのブランド)を品質保証する、強力な役割を担うものと考えている。山形県高畠町の事例は次のように示唆する。つまり「地域自体のブランド化」が「地域の個別産品のブランド化」を保証するのである。それゆえ地理的・歴史的条件だけでは不十分である。地域づくりの努力が最重要である。地域づくりの努力が地域自体のブランド・アイデンティティを「約束」 (品質保証)する。これが地域ブランドの競争力を支えている。優れた顧客は、努力を積み重ねる地域に敬意を払うに違いない。地域ブランドの競争力とは、地域同士が相互に尊重し合うことを意味している。
【...住民参加の事例として特筆できるのは、二井宿の旧街道を歩く『古道ハイク』という高尚なものがある。かつて伊達政宗やその正室愛姫、そして吉田松陰が歩いた古道であり、彼らの気持ちをイメージして古道ハイクを発案した。 10年程前にすべて地域の人だけで考えたのである。当初、観光を意識したのではなかったが、近年国土交通省からの支援を受けるほどになり、関東や東北各地から集客している。二井宿は、ゲンジボタル、ヘイケボタルそしてヒメボタルが生息する豊かな自然に恵まれている。かくして、ふるきをたずねるだけでなく、自然と人とのふれあいが加わって、相乗効果をあげている。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 環境問題への地域からの取り組みの促進に向けて -日韓両国を比較しながら- 梅澤直樹 滋賀大学環境総合研究センター研究年報 5(1): 71-89 (2008) ==> [本文PDF]
【Abstract 略】
【...日本の方が相対的に進んでいると目される草の根での環境市民運動の事例として、滋賀県守山市で活動しているNPO法人「びわこ豊穣の郷」を取り上げ、その努力・工夫や抱えている課題について考察してみよう。...全国的に高い評価を受けて活躍している環境市民運動組織であるというばかりでなく、「お上」的風土が大なり小なりなお残存する日本社会で市民運動組織を生成・発展させるうえで地方自治体はいかなる役割を果たしうるかという点で興味深い経験を有している。さらに、地域に環境市民運動を浸透させてゆくうえでひとつの大きな課題となってくる、町内会のような伝統的地域住民組織との関わり方という点でもユニークな活動を展開している注目すべき環境市民運動組織である。
 びわこ豊穣の郷は、まず NGO「豊穣の郷赤野井湾流域協議会」として1996年9月に設立され、その後2004年にNPO法人「びわこ豊穣の郷」に転換した(以下、いずれも「豊穣の郷」と略記)。NGO としての発足当初からの目標である「ゲンジボタルが乱舞する故郷の再現」及び「琵琶湖とシジミに親しむ湖辺の再現」を目指して、現在では次のように活発な諸活動を展開している。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 鹿尾川河川改修におけるホタルの生態環境保全の取り組み〜河川管理者・自治体・地元住民の協働〜 兵働馨 全国ホタル研究会誌 41: 5-13 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] グラバー園のビオトープ水路 小川保徳 全国ホタル研究会誌 41: 14-17 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 瀬上沢のホタル生息調査と環境エコアップ活動 伊藤眞砂絵・枝村孝夫・河本充雄・菊池邦俊・増田隆司・錬石順三・高橋信一・川田太郎・佐々木史江 全国ホタル研究会誌 41: 18-23 (2008)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 谷戸・谷津の保全と体験学習 角田巖,綾牧子 生活科学研究(文教大学生活科学研究所) 29: 71-81 (2007) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【 ...多様な自然体験活動が可能である。かわさき自然調査団では植物班、シダ植物班、地学班、野鳥班、昆虫班、クモ班、キノコ班、水田ビオトープ班を 作り活発な活動を行っている。ビオトープ班では田圃再生活動で成果を挙げている。この谷戸には「生田緑地ホタルの里」があり ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 環境市民運動の発展を求めて(下)―「アクアフレンズ」に即して― 梅沢直樹 彦根論叢 (滋賀大学経済経営研究所) 369 23-45 (2007.Nov.) ==> [本文PDF]
【...その結果,アドバイザーに任命された市民の主体性が活かされる余地があった。たとえば,同制度発足の翌年,郡川ホタルサミットへの協力を求められたさい,市からの要請はホタルをデザインした食品を調理して欲しいということであった。だが ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 宮崎県江田川におけるミズキンバイ保全の住民活動 大澤啓志,勝野武彦 日本緑化工学会誌 33(2): 383-386 (2007) ==> [本文PDF]
摘要:宮崎県の小河川における絶滅危惧植物ミズキンバイの保全活動を事例に,住民活動の継続・抑制要因について考察した。当地では,地域自治会を母体として環境保全・地域づくり活動とすることで,河川・水辺空間整備や活動継続が図られていた。2005年にミズキンバイ保全に特化した河川内の除草作業を実施し,ミズキンバイ生育範囲の拡大が確認された。しかし,その結果,翌年の管理作業は精神的苦痛を伴う形に変化し,意欲低下も生じていることが指摘された。 【まず取り組んだことは(1994年〜),山崎地区の自治会への説明と理解を求めることで,この時点でシンボル生物として水辺の生き物を活用した。池や小川を復元することでホタル,トンボ,メダカ,フナや水辺の植物が生息・生育する地域づくりを提案し,地元住民自らが埋没していた源流部のため池や小川の造成を行った。同時に,九州内のホタル保全先進活動地への研修旅行を組み,地区内の数戸の地元農家がゲンンジボタル(Luciola cruciataMotschulsky)の養殖を始めた。これら住民主導で行われた「ホタルの里づくり」等の環境整備活動が,宮崎市,宮崎県ほかで紹介されるようになり,1997年には活動母体としての「山崎エコアップ会」が立ち上がった。... 】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 交通まちづくりなくして中心市街地活性化なし 森栗茂一 都市住宅学 第58号 資料04,5 pp.(2007) ==> [本文DOC]
【...山口市は山口県の県都であるとともに、中世、強大な守護大名大内氏により「西の京」として繁栄し、幕末以後、新政府の政治中枢と関わり近代史に大きな位置を占めた。大内以来の生活文化と誇りが暮らしに息づき、一の坂川周辺都市景観形成地区の景観文化を守ってきた。また、大殿ホタルを守る ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 鳥取市歴史博物館のホタル展 仮谷直樹 全国ホタル研究会誌 40: 9-13 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] ホタルの移植と生息地管理手法〜米沢市小野川の事例 蔦幹夫 全国ホタル研究会誌 40: 19-21 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 相互行為論からみた都市農山漁村交流における地域住民の生活意識 矢部謙太郎,佐久間康富 早稲田大学教育学部学術研究-地理学・歴史学・社会科学編- 55: 15-28 (2006) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...かやぶきの里の周辺は自然(B)に恵まれている。かやぶき(B)の窓を開けると故郷の絵(B)が出てくる。春はプナ林 の芽吹き,夏はホタル飛び交う田んぼ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 棚田(景観)の保護 吉川日出男 札幌学院法学 22: 207-231 (2006) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...同調査は農業の多面的機能の具体的内容として12項目を挙げている。その中で最も多いのは、自然環境の保全(水鳥やホタル、トンボ、 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] ホタルの町のホタルの博物館 川野敬介 全国ホタル研究会誌 39: 5-8 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 山口市「一の坂川」のゲンジボタルの復元 児玉行 全国ホタル研究会誌 39: 9-12 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2006年] 守山ほたるパーク・アンド・ライド事業 −市民の力が守山を変えた− 中島耕 全国ホタル研究会誌 39: 19-24 (2006)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 住民意識からみた市街地の水辺整備のあり方に関する研究 今野智介 東京大学農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻 学位申請論文,67pp.(2005) ==> [本文PDF]
要旨:市街地における水辺は、独特の潤いある景観を持つことや水辺の動植物とのふれあいに場となることなどから、住民にとって貴重なアメニティ資源となり得る。しかし河川は市街化とともに減少あるいは環境の悪化が進み、大規模な水辺のない地域にとって大切な都市公園などに整備された水辺も、その存在は限られている。今日では、人々が利用することのできる水辺環境はきわめて乏しい状況にあると考えられる。(中略) 市街地の河川や都市公園における水辺整備においてこのような環境を創出することにより、住民の水辺のアメニティ機能に対する要求に応えやすくなり、水辺に対する充足度を改善することが可能になるものと考察された。
【...このような動植物の存在する水辺は、市街地住民 とそれらのふれあいの場として大きな役割を果たす。たとえば、カエル、ホタル、トンボ、あるいはシラサギといった生物は、...水域に生息するホタルが第二次世界大戦以前まで見られたことや、...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 碧南市油ヶ淵でのヘイケボタルの取り組みについて フッチーほたる会 全国ホタル研究会誌 38: 15-18 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 米沢ホタル愛護会の水保全活動 蔦幹夫 全国ホタル研究会誌 38: 19-20 (2005)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 堺市民の木「ヤナギ」と堺の自然環境 石原道博 上方文化研究センター研究年報 (大阪女子大学上方文化研究センター) 5: 108-112 (2004) ==> [本文PDF]
【...南部丘陵は堺市の南部、美木多、別所、泉田中、鉢ヶ峯、畑、逆瀬川の各地区の丘陵の総称で、...市内で唯一、里山的環境が維持されている場所であり、都市周辺では貴重な動植物が今でも見られます。樹木はコナラやアカマツなどの雑木林が中心ですが、貴重なシリブカガシの群生地もあります。林床には里山を代表するシヨウジヨウバカマやスミレなどの植物も見られます。ため池や小川にはクロメダカやカワセミ、ゲンジボタルやカスミサンシヨウウ才など最近ではすっかり少なくなってしまった貴重な動物種も見られます。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] ふるさとの再生を目指して―広瀬川の環境 NPO に集まる人々― 石川真紀子 東北人類学論壇 (東北大学大学院文学研究科 文化人類学研究室) 3: 60-71 (2004) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...ホタル事業 この事業では、会員自宅での飼育、観察小屋での観察会、ビオトープづくり、学校・他団体でのホタルをテーマにした講演といった様々な活動が行われている。中でも最も重要なのはホタルの飼育であり、これは主に各会員の自宅で行われる。「広瀬川の清流を守る会」で飼育するゲンジホタルとヘイケホタルの場合、前年のホタルが生んだ卵から孵った幼虫は、大きな水槽に入れエサとなるカワニナ・タニシなどの貝類を与えて飼育する。エサは一週間に2個くらい貝をつぶしてやるそうだが、ホタルが住まなくなった土地にはこれらの貝類も生息せず、遠方までとりに行かねばならない。ある会員は、「ホタルのことは広めたいけど、人の分までエサをとってきたりして世話することは難しい」と語る。こうして飼育されたホタルは、...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 日本一のホタルの里づくりを目ざして よこはまホタル村 全国ホタル研究会誌 37: 9-12 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] ホタル放流アセスメントへ向けて 遊磨正秀・後藤好正 全国ホタル研究会誌 37: 17-18 (2004)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 環境パートナーシップによる琵琶湖の流域管理に関する研究 山本佳世子 都市計画報告 (日本都市計画学会) 2: 87-90 (2003) ==> [本文PDF]
Abstract: Lake Biwa is the largest Lake in Japan and presently supplies some 14 million people in Keihanshin metropolitan area with drinking water,making it the single mo st important source of water in Japan.In order to prevent the water pollution and the advance of eutrophication of Lake Biwa,so ap promotion movement had been promoted from the second half of the 1960s in the Lake Biwa region.Furthermore,many citizens and residents organizations aiming at environmental conservation have been established by present.In the Lake Biwa Comprehensive Conservation Plan (LBCCP,Mother Lake 21 Plan,2000- ),the environmental conservation at the river-basin level is promoted.Therefore,this study aims at viewing typical examples of partnership activities for environmental conservation at the rive r-basin level,after surveying about the present condition of the activities for environmental conservation in the Lake Biwa region.
Keywords: 流域管理,環境パートナーシップ,マザーレイク 21 計画,琵琶湖
【...調査改善部会では,河川水質調査,水生生物調査,ホタル生息状況調査,赤野井湾探検会,視察研修,生活排水対策,河川水量確保対策,水辺環境改善対策,水質浄化対策,モデル河川づくりなどを行い,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 「里地・田んぼではじめる自然回復〜取り組みを進めるためのヒント〜」 農林水産省農村振興局・環境省自然環境局,農林水産省ホームページ,全59頁 (2003年3月) ==> [PDF 1,878KB]
平成14年度に環境基本計画推進調査費を活用して、農村地域での身近な自然の創出・保全活動の推進手法の検討を行い、その成果をまとめました。
【U.水田などの里地里山における生物多様性の保全...全国的に、ホタルやメダカを対象とした事例が数多くみられます。こうした中には、ホタルやメダカの飼育増殖と放流によって一時的にその種が「見られる」ようにしているところもあるようです。他地域から持ち込んだ 個体の 放流 は遺伝的多様性を失わせる結果...
 X.対策手法推進上の課題...休耕田でのため池ビオトープづくりや水路でのビオトープの創出といった取り組みなどで、いかに水を引くか、また水を絶やさず溜めておくかという水の確保の問題に悩まされている事例が多くみられます。水確保・管理の問題は、休耕田におけるホタルやメダカの...
 Y.対策手法を推進するために...農村地域に生息する生き物の保全活動等を展開しています。 裸足で遊ぶ子供たち(水の駅童子さらさら川にて) 地域住民で構成された「水辺の会」、明治用水を 利用してホタルを育て ...】 【V.取組事例の類型化と概要 個体数,蓮田,稲田(乾田 T.はじめに ...耕作していた40aの水田を10 年契約で借りるという形態をとっています。実際の管理については、市の呼びかけにより集まった約20名と地元住民20名の計約40名から成るNPO「里山ビオトープ二俣瀬をつくる会」が、定期 的に行っています。この他、「ホタルの里 ...
 W.事例紹介田尻町には,旧迫川,萱刈川,小山田,地区です T.はじめに ...が始まりました。活動目的 内容 トンボ公園作りとその管理 寄居の自然保護のシンボルとして・草刈り、池掘り、雑木の剪定、水路の整備、木道の補修、生物調査など里山に学び、楽しむためのイベント開催 一般市民に自然を知ってもらうきっかけとして・ホタルや夜の ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 市民調査という可能性: 調査の主体と方法を組み直す 宮内泰介 社会学評論 (日本社会学会) 53(4): 566-578 (2003) ==> [本文PDF]
要旨:調査やフィールドワークについての中心的な議論の一つは,“調査する側−される側の問題”であろう.この問題は,単に倫理の問題ではなく,方法論,認識論の問題にまで広がる. この問題をどう考えればよいか. 本稿では,フィールドワークがそもそも多義的であることに基盤に,その多義性から,社会的に意味のある実践を引き出す方法として,市民による調査,を考える.市民による調査は,そうした方法論上の要請からだけでなく,むしろ,市民活動などの実践からも必要とされている. 市民調査は,職業的研究者による研究の簡易版ではなく,独自の特徴と意義をもったものである. 職業的研究者の調査研究が,厳密な方法論の上に立って行われ,学会やディシプリンへの貢献を目指すのに対し,市民による調査は,さまざまな手法を,市民の視線で組み直すことによって,具体的な問題発見と解決,そして,より広い実践的な説得力,を目指す. 本稿では,そうした市民調査の特徴と課題について論じるとともに,市民調査を社会的な力とするためのしくみについても考える.
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 「浦添城址をホタルの里に」の活動に参加して 山城裕哉・比嘉丈志・新垣仁那・谷川哲朗 全国ホタル研究会誌 36: 4-6 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] 三浦半島における東京湾ベルト地帯の鉄道沿線で広がる「ホタルの里」づくり 大場信義 全国ホタル研究会誌 36: 10-12 (2003)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 美郷ほたる館を核とした活動 竹前晴夫 全国ホタル研究会誌 35: 1-3 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 屶打谷(新潟県三島郡越路町)における地域と行政によるホタル保護のための環境調査 新潟県ホタルの会・ますがたホタルの会・新潟県長岡土木事務所 全国ホタル研究会誌 35: 8-11 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] ホタルダスの新しい展開“ホタル寺子屋” 荒井紀子・水と文化研究会 全国ホタル研究会誌 35: 12-15 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 「シンポジウム・ホタルの地域固有性と移動」によせて 大内紘三 全国ホタル研究会誌 35: 45-47 (2002)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] 都市近郊における耕作放棄地の発生防止と活用に関する研究 九鬼康彰 京都大学農学研究科 学位申請論文 160 pp.(2001) ==> [本文PDF]
【要旨 長文につき略】
【...都市公園内にある 農業用ため池の奥に位置する未整備の谷地田で,約10年前から通作の不便,減反を理由に 耕作放棄されていたが,周辺では市の環境課の調査でモリアオガエルやホタルの生息が確認されてい た...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2001年] ホタルの保護・復元における移植の三原則 鈴木浩文 全国ホタル研究会誌 34: 5-9 (2001)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 岡山市福谷地区における環境活動と住民意識について 山本和史 環境制御 (岡山大学環境管理センター) 22: 32-38 (2000) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...いたカワニナが極端に減少した。連動してホタルについても昨年の詳細な調査結果がないためこれも印象だが発生数は少なくなった ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 守山ボタルの復活に向けて 中島耕 全国ホタル研究会誌 33: 5-11 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 鴨と螢の里グループの活動について 口分田政博 全国ホタル研究会誌 33: 12-13 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] 「ホタルダス」(滋賀県)の10年調査から見えたもの 小坂育子 全国ホタル研究会誌 33: 19-20 (2000)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1999年] CVM による中山間地域農業・農村の公益的機能評価 吉田謙太郎 農業総合研究(農林水産政策研究所) 53(1): 45-87 (1999) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...評価対象とする財は,全国の中山間地域における農業 ・農村のもつ公益的機能である。評価の対象となる公益的機能は,以下の5種類の機能である。 3.生物 ・生態系保全 :水鳥やホタル,トンボ,小魚等の身近な生物のすむ環境を守る働き。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ドイツにおける農村集落計画と生態系の保全創造 中尾理恵子,武内和彦 環境情報科学学術研究論文集 (環境情報科学センター) 12: 83-88 (1998) ==> [本文PDF]
要旨:ドイツの農村整備においては、多機能空間としての整備が進むなかで生態系の保全•創造がとくに重要な位置を占めてきた。その背景には、農地、集落、生態系にかかわる計画制度の密接な連携と、農業生産の抑制に伴って農村整備の主目的が環境保全へと移行したことがあげられる。農村での生態系の保全•創造は、ピオトープとその結合システムの確保を通じて行われることが多い。ある農村では、ピオトープ結合図を農村集落計画の基礎に置き、集落内部での生態系の保全•創造を図っている。そこでは緑地整備計画が大きな役割を果たしていた。日本の農村整備においても生態系の保全•創造は大きな課題であるが、明確な計画方法論がないことが問題である。
キーワード:農村整備,農村環境,生態系,ピオト一プ,ドイツ
【..日本では、近年、ビオトープづくりが各地で行われる ようになった。武内・墳墓(1993)は、日本の農村でのビオトープづくりがホタルなどの特定生物を対象としたものが多いことを批判し ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] ホタルの里づくりにみる住民参加型農村整備と水環境保全 中村好男 農業土木学会誌 66(4): 399-404 (1998) ==> [本文PDF]
まとめ:開成町では年間を通して農業用水の通水があるために,潤いのある農村環境を醸し出している。開成町は平坦な地形にあり,しかも混住化の進んだところでありながら,貴重なゲンジボ夕ルの発生地となっている。そこで,ホ夕ルの生息環境にとって良好な水環境にあるかどうかを23力所の代表的水路で水質調査を行った。その結果,生息環境の指標の一つとなっている生物学的水質階級(BOD)でみると良好な環境にあることがわかった。
 しかし,近年の町内での圃場整備の進展に伴ってホタルの生息環境が改変され,発生数も減少傾向にある。そこで,地域住民によるホタルの里づくり研究会が発足され,ホタルに優しい水路護岸工法の提案がなされ,行政側でもホタル水路を取入れた圃場整備事業を行うことになった。
 開成町でのホタルの里づくりにみる農村整備は町の活性化にも役立ち,毎年あじさい祭りにあわせて他市町村から多くのホタル鑑賞者が’訪れている。ホタルの生息環境を保護することは,水環境の保全に直結するところから,今後とも地域住民と行政ならびに農業用水管理者を含めての新たな農村整備事業への取組みが期待される。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1998年] EECプロジェクト研究:「金華山でのSNC構想の推進」 目的と活動報告 伊沢紘生 宮城教育大学環境教育紀要 1: 57-62 (1998) ==> [本文PDF]
キーワード:金華山、SNC構想、環境教育、自然観察会、フレンドシップ事業
【...長期にわたる研究を継続してきた。最近では東京大学総合研究博物館のグループが昆虫の、宮城教育大学EECのグループがホタルの...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 北限のよこはまゲンジボタルの保護活動について よこはまホタル村 全国ホタル研究会誌 30: 3-6 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1997年] 山東町蛍保護条例の制定について 口分田政博 全国ホタル研究会誌 30: 7-8 (1997)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 長崎市中島川のビオトープづくり支援のための住民意識調査 後藤恵之輔,阿部圭悟,中原英幸 長崎大学工学部研究報告 26(46): 91-96 (1996) ==> [本文PDF]
Abstract: The Nakashima River is located in the central part of the Nagasaki City.Many tourists visit the masonry arch bridges in this river.But there are many problems in this river such as a scanty nature.We consider developing biotope (restoration and creation of nature environments) in this river.So we made inquiries of inhabitant consciousness for creation of biotope in this river by questionnaires.As a result we grasped the present shapes and problems.
【...前項で述べたように,川づくりには住民の理解ど協力が必要である.このためにも,ビオトープ,近自然型河川エ法といった概念を一般市民に理解してもらうように働きかける必要があるど考えられる...中島川におけるホタルの里づくり...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 福山でのホタル飼育のあゆみ 福山ホタル研究会 全国ホタル研究会誌 29: 3 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1996年] 三原市沼田西町惣定地区におけるホタル保護活動について 惣定中住みよいまちづくりの会 全国ホタル研究会誌 29: 4-7 (1996)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] 21年間続けた名古屋城外堀のヒメボタルの研究と保護活動 大場信義・竹内重信 全国ホタル研究大会 28: 21-23 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] 紙芝居を使ったインタープリテーション 横浜ほたるの会 全国ホタル研究大会 28: 27-28 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] 守山市におけるホタルの盛衰 遊磨正秀・守山ほたる研究会 全国ホタル研究大会 28: 29-31 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] 指定地の現状に就いて 浅田義邦 全国ホタル研究大会 28: 32 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] 新潟県におけるホタルの里づくり 永島和人 全国ホタル研究大会 27: 2 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 南西諸島のホタルとその保護 大場信義 全国ホタル研究大会 26: 6-8 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] ホタルに助けられた村おこし 大平展子 全国ホタル研究大会 26: 9-10 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1993年] 地域総参加で始まった「花とホタルの里づくり」 志村肇・塚田冷子・渡辺豊博・小原隆俊・加藤安延 全国ホタル研究大会 26: 11-13 (1993)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] ホタルの里づくり10年の歩み 傳寛 全国ホタル研究大会 25: 1-3 (1992)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] ホタルの里を21世紀に遺そう 山岡誠 全国ホタル研究大会 24: 1 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 馬堀自然教育園ホタル生息実験水路−人工的再生から半自然水路へ 水系環境を考える会 全国ホタル研究大会 24: 2-3 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1991年] 1990年滋賀県の「ホタルダス調査」より 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 24: 8 (1991)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1990年] [シンポジウム] 「ふるさといきものの里」におけるホタルの保護・増殖活動−特に10代の協力について− 全国ホタル研究会 全国ホタル研究大会 23: 19-20 (1990)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] 熊本県におけるホタル保護活動 緒方隆雄 全国ホタル研究大会 22: 1 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム 全国ホタル研究会 全国ホタル研究大会 21: 10 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 紋別ホタルの会 山田勝 全国ホタル研究大会 21: 11 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 上士別をきずこう会ホタル部会 鈴木隆夫 全国ホタル研究大会 21: 12 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 玉川ホタルの会 中村文規 全国ホタル研究大会 21: 13 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 米沢ホタル愛護会 関谷寛隆 全国ホタル研究大会 21: 14 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 沼津源氏蛍保護研究会 大竹和男 全国ホタル研究大会 21: 15 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 熊本県ホタルを育てる会 小林修 全国ホタル研究大会 21: 16 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 伊良林小学校ホタルの会 冨工妙子 全国ホタル研究大会 21: 17 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 岡崎ゲンジボタル河合保存会 古田忠久 全国ホタル研究大会 21: 18 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] [ホタルの保護・増殖活動としての会の運営についてのシンポジウム] 守山ほたる研究会 武林薫 全国ホタル研究大会 21: 19 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1988年] 横須賀市自然博物館附属馬堀自然教育園でのゲンジボタル・ヘイケボタルの自然発生の実験経過 羽根田弥太・大場信義 全国ホタル研究大会 21: 2-3 (1988)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 三滝村におけるホタル復活 川本春雄 全国ホタル研究大会 20: 1 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 横須賀市野比のゲンジボタル生息地の現状と保全について 大場信義 全国ホタル研究大会 20: 5-7 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 紋別市におけるゲンジボタル発生の経緯 山田勝 全国ホタル研究大会 20: 12 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] [創立20周年記念特集] 保護啓蒙・増殖活動 村上美佐男 全国ホタル研究大会 20: 18-37 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] [創立20周年記念特集] 資料 公害問題100年史より 村上美佐男 全国ホタル研究大会 20: 37-42 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 大阪に住む人々の自然とのふれあい体験の変化 佐藤治雄,岡本麻理子 造園雑誌 (昭和61年度日本造園学会研究発表論文集(4)) 49(5): 233-238 (1986) ==> [本文PDF]
摘要:人々の自然とのふれあい体験の時代変化、成長にともなう変化を立体的に見るため、若〜高令の約2000人に対しトンボとりなど31の遊び・行為に判するかかわり程度を成長時間軸にそって記入を求め,有効回答1073を得た。0〜10才におけるホタル狩りなど8項目へのかかわりは調査時年令40オ台を最大として若令層で急減し、とくにイタドリ、クギさしを知らぬ割合が若令層で高く、環境変化の影響が強く反映されていると椎測された。
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 福岡県におけるホタル保護活動−室見川を中心に 中島重徳 全国ホタル研究大会 19: 2-3 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] 小熊野川南丘地区のホタル里づくり運動の展開 上野博郷 全国ホタル研究大会 19: 4-5 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1986年] [研究雑感] 広瀬川自然博物館のホタル増殖試験池について 浅田義邦 全国ホタル研究大会 19: 15 (1986)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] 都市自然の中のホタル保護 丸茂高 全国ホタル研究大会 18: 2-3 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] 市民によるホタルの飛び交う公園づくり まいおか水と緑の会 全国ホタル研究大会 18: 4-5 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] [研究雑感] 箱根、早川、須雲川における,その後の生息状況について 及川一 全国ホタル研究大会 18: 20-21 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1985年] [研究雑感] 「広瀬川自然博物館」にホタル飛ぶ日を!! 浅田義邦 全国ホタル研究大会 18: 22-23 (1985)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] 山東町における螢保護活動 堀江茂雄 全国ホタル研究大会 17: 4 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] ホタルのよみがえるまちづくり 岩井寿夫 全国ホタル研究大会 17: 5 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] ゲンジ螢を21世紀へ−愛護センター設立の歩み 平居正城 全国ホタル研究大会 17: 6-7 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] [研究雑感] 50年前の天野川の蛍 川瀬清司 全国ホタル研究大会 17: 19 (1984)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] 東村山市のホタルの里づくりとその保護活動 近藤邦雄 全国ホタル研究大会 16: 2 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1983年] ホタルの保護活動への道 全国ホタル研究会事務局 全国ホタル研究大会 16: 12-13 (1983)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] 岡崎におけるゲンジボタルの保護活動 川澄一夫 全国ホタル研究大会 15: 1 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] 岡崎におけるゲンジボタルの人工飼育と保護活動について 岡崎市立河合中学校 全国ホタル研究大会 15: 23-26 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 阿蘇町のホタルの復活 竹崎深江 全国ホタル研究大会 14: 1 (1981)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] 箱根湯本地区の河川におけるホタルとその保護活動 及川一・吉本清美 全国ホタル研究大会 13: 1 (1980)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 長柄川と湖南地区におけるホタル保護活動 岡松孝 全国ホタル研究大会 12: 1 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 湘南地区におけるホタル養殖施設 梅沢貢 全国ホタル研究大会 12: 2-3 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 谿樗(おおちだに)公園におけるホタル幼虫放流7年 村上美佐男 全国ホタル研究大会 12: 4-5 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 宮城県下におけるゲンジボタルの保護増殖の広がり (II) 浅田義邦 全国ホタル研究大会 12: 14 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] ”ホタルの里”づくり記録 及川一 全国ホタル研究大会 12: 16-17 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1979年] 阿蘇町ホタルの会の結成とその活動 竹崎深江 全国ホタル研究大会 12: 17-18 (1979)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 網木川周辺におけるゲンジボタルとその保護活動 数間正夫・関谷寛隆 全国ホタル研究大会 11: 1 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 宮城県下におけるゲンジボタルの保護増殖の広まり 浅田義邦 全国ホタル研究大会 11: 4-5 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] ホタルの保護と地域活動 古田忠久 全国ホタル研究大会 11: 6-7 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 横須賀市博物館付属馬堀自然教育園の流水路におけるホタルの飼育と環境整備 羽根田弥太・大場信義 全国ホタル研究大会 11: 14-15 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] 山城町赤谷のホタル 浦軍治 全国ホタル研究大会 10: 1 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] 天然記念物指定地復元10ケ年の歩みとその他について 浅田義邦 全国ホタル研究大会 9: 7 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] 茂原市におけるホタル保護施設計画について 三枝幹男 全国ホタル研究大会 9: 8 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] 源氏螢天然記念物指定地の調査報告岡忠夫 全国ホタル研究大会 9: 9 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1976年] ほたるの保護活動・研究動向 村上美佐男 全国ホタル研究大会 9: 10-17 (1976)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 大垣のほたる保護運動 山田勝己 全国ホタル研究大会 8: 2 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] 天野川ゲンジボタルの今昔と将来計画について 平居正城 全国ホタル研究大会 8: 5 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [体験発表(保護啓蒙活動の部)] 2 健康都市と自然保護 蔭山 力 全国ホタル研究大会 4: 13 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [体験発表(保護啓蒙活動の部)] 4 岡崎ゲンジボタルの保護活動及び人工養殖について 鈴木重雄・古田忠久 全国ホタル研究大会 4: 15 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] [第3回大会発表要旨] 2.豊田町のホタルと資料館 松田義則 全国ホタル研究大会 4: 33 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 


< 効 用,その他 >
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他

[2014年] テキスト解析手法を用いた河川文化概念の構造化 川島隆徳,高田知紀,桑子敏雄,村井源,徃住彰文 情報知識学会誌 24(1): 3-18 (2014) ==> [本文PDF]
要旨:本研究では,テキストを計算機で計量するテキスト解析の手法を用い,複雑で曖昧な河川文化という概念を,講演集「河川文化」からグループ化された名詞という形で抽出・構造化することを試みた. 結果,河川文化には地球環境などのグローバルな観点と生活や教育などのローカルな観点の2極が存在し,その間をつなぐように河川工学など,河川そのものに関する概念が存在しているということが示唆された.また,構造化された概念を利用することで,講演の内容を検索できることを示した.これは,現場で問題解決を行う研究者にとって,類似の事例を参考するための簡易な方法となり,抽出した概念を実践で活用する一つの方法となる.
キーワード:河川文化,テキスト解析,川づくり
【...11 1154 6 景観 風景,景観,景色 14 1038 12 哺乳類・鳥類 鳥,コウノトリ,カラス 6 1012 10 物質・資源 コンクリート,資源,鉄 12 914 17 爬虫類・両生類・虫 ホタル,トンボ,オオサンショウウオ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2013年] 生態・社会複合文化系の再構築に関する研究 岡村幸二,木村達司,稲葉修一,飯田哲徳,高橋孝,中村良夫 国土文化研究所年次報告 (建設技術研究所) 11: 43-52 (2013) ==> [本文PDF]
要旨:本研究は,都市化の進展とともに我々の生活から自然がより遠い存在となってきていることを踏まえ,「自然(生態系)」と「コミュニティ(社会)」の垣根を取り払って,複合文化系の再構築を図るための方策を提案するものである.その中で都市のあるべき姿(生態•社会複合文化系と仮称)の概念を明らかにし,今後のまちづくりのなかで生態•社会複合文化系の再構築をすすめていくための課題を整理する.かつて日本の都市は毛細血管のような細い遣り水に貫かれた山水の場であったが,都市化の進展とともに失われていった.日本ではこれまで伝統的に“風土”と呼ばれているもの,すなわち「自然(生態系)」と「コミュニティ(社会)」の垣根を取り払った生態•社会複合文化系の概念化を試みた.また、生態•社会複合文化系の再構築に向けた提案を行った.
Key words: soao-ecologicaL cultural complex,labynnthian stream network,eco-symootism,Machimwa,field,body
【...日本では都市に住む人々が自然を感じる方法として,「水の流れの音を聞く」「ホタルを観賞 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] モラエスが見た蛍 佐藤征弥,境泉洋,宮崎義 徳島大学地域科学研究 2: 55-60 (2012) ==> [本文PDF]
Abstract: A Portuguese writer,Wenceslau de Moraes (1854-1929),who lived in Tokushima 1913-1929,wrote the essay “Sera O-Yone...Sera Ko-Haru?..." in June,1918.In this essay there is a scene in which Moraes heard some children singing an old song of firefly-catching popular among people here in Tokushima in those days.He heard and wrote down the word “tane-mushi" in the song,and he seemed to have thought this word meant a firefly.However,it must have been his misunderstanding of “ta-no-mushi" which is found in an old children's song handed down in Tokushima district.The word “ta-no-mushi" means an insect of a rice field,indicating a kind of firefly,Luciola lateralis.In the essay,Moraes wrote that just after hearing the children's song,he saw a firefly in front of his house that was located near Mt.Bizan,and the firefly helped him find the keyhole to open the door of his house by its illumination.
 Today four species of firefly are found to live in Mt.Bizan: Luciola cruciata,L.lateralis,Lucidina biplagiata and Pyrocoelia disciollis.According to the interviews with some of the elder people in this area,and taking into consideration of the habits of the four firefly species,L.cruciata seems to be the most probable species which Moraes saw in the essay.
Key words: firefly,Mt.Bizan,old children's song,ta-no-mushi,“Sera O-Yone...Sera Ko-Haru?...",Wenceslau de Moraes
【...野からの帰りで、次のような俗謡を声を合わせて歌っている少年たちもいる。 ホタル コ タネムシコイ! アンドノ ナカカラ カクレテ コイ!・・・・ ...螢こい、田の虫こい ほつちの水は、苦いぞこつちの水は、甘いぞ 甘い水をのみにこい ..この歌では「ホタル コ」ではなく「蛍こい」 ...とすればモ ラエスが蛍を見たというのは本当である可能性が高い。果たしてそれはゲンジボタルだったのだろうか。 子供達が歌う蛍は田の虫、すなわちヘイケボタルであるが、モラエスが見たのがヘイケボタルであるとは言えない。前述のように眉山にはゲンジボタル、ヘイケボタル、オバボタル ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2012年] 生態・文化複合系の再構築に関する研究 岡村幸二,木村達司,稲葉修一,藤原正明,高橋孝 国土文化研究所年次報告 (建設技術研究所) 10: 81-91 (2012) ==> [本文PDF]
要旨:本研究は、都市化の進展とともに我々の生活の中から自然がより遠い存在となってきていることを踏まえ、「自然(生態系)」と「コミュニティ(社会)」の垣根を取り払って、生態•文化複合系の再構築を図るための方策を提案するものである。その中で都市のあるべき姿(生態•文化複合系と仮称)の概念を明らかにし、今後のまちづくりのなかで具体化するための方法論(仕組み並びに技術)を提示することを目的とする。特に都市の水辺•水網に焦点をあて、各地の実例からまちづくりの中で自然が都市の文化に取り込まれてきた背景についての分析を行い、行政内の垣根や官民の垣根を越えた、生態•文化複合系再構築の方法論を提案する。
Key Words: ecosystem,culture,waterfront,water network,half-Drivate and nalj- public
【...金山水路網は、100 年かけて景観まちづくりを進めている金山住宅で知られる。融雪溝としても使われる水路は市民の手で管理されている。...山形五堰では400年の歴史をもち、昭和初期までの生業、生活のための水路から、再開発と一体の石積み水路やバイカモやホタルなど...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 生物多様性と文化複合系の再構築に関する研究 岡村幸二,木村達司,和田彰,稲葉修一,藤原正明,高橋孝 国土文化研究所年次報告 (建設技術研究所) 9: 79-88 (2011) ==> [本文PDF]
要旨:本研究は、「山水都市」と呼ばれる日本の伝統的な都市構造に見られるように、生物多様性と文化多様性がバランス良く融合した都市のあるべき姿(これを生態•文化複合系と仮称)の概念を明らかにし、今後のまちづくりのなかで具体化するための方法論(仕組み並びに技術)を提示することを目的とする。特に都市の水辺•水網に焦点をあて、各地の実態からまちづくりの中で自然が都市の文化に取り込まれてきた背景についての分析を行い、行政の垣根や官民の垣根を越えた、生態•文化複合系再構築の新たな方向性を提案した。
キーワード:生態系、生物多様性、水辺、水網、半公半私、まちニワ
【...水辺環境には多くの絶滅危惧種が存在する。民謡や唱歌に歌われてきたドジョウ、ホタル、メダカなどが絶滅の危機に瀕しているのである ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 国語資料としての『都花月名所』 -江戸時代後期における漢字表記と振り仮名- 郡千寿子 弘前大学教育学部紀要 106: 1-7 (2011) ==> [本文PDF]
要旨:弘前市立図書館に所蔵されている、寛政五年(1793)刊の『都花月名所』の資料性について検証したものである。京都府立総合資料館にも同様の文献が所蔵されているが、従来、地誌資料として扱われて地理学的分野での研究対象とされてきた。本稿では、それぞれの文献を比較検討した結果、京都府立総合資料館所蔵本が不完全本であること、弘前市立図書館所蔵本が刊行時の様相をとどめた善本資料であることを明らかにした。その上で、国語資料としての『都花月名所』の可能性を探るために漢字表記に付された振り仮名に注目し、四つ仮名や連声、カ行合拗音といった言語事象について考察検討し報告した。
【...七十三丁左 鶉 ウツラ七十五丁左 水 ミツトリ 鳥 七十六丁右 鹿 シカ 七十七丁左 蛍 ホタル 七十九丁右 虫 ムシ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] 『枕草子』の温泉の謎,『ななくりの湯』を訪ねて 安達清治 大阪観光大学紀要 10(開学10周年記念号): 179-184 (2010) ==> [本文PDF]
【...清少納言は『枕草子』で四季それぞれの季節がすばらしいとしている。...夏の季節 「夏は夜が素敵。月のころはすばらしい。」 「ホタルが飛び交っているのもすばらしい。」 秋の季節 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2011年] マレーシアで開催された国際ホタルシンポジウムの概要 大場信義 全国ホタル研究会誌 44: 24-26 (2011)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 個人の持つ原風景の形成プロセスと環境教育活動が及ぼす影響 上塘禎,井倉洋二 鹿児島大学農学部演習林研究報告 37: 21-28 (2010) ==> [本文PDF]
要旨:鹿児島大学高隈演習林では1999年より森林環境教育活動 を実施している。環境教育では,環境問題に対して主体的 に判断し,行動できるようになることが最終目標とされて いるが,個人によって環境価値観が異なるため,教育効果 には個人差が生じる。そこで本研究では,環境価値観の形 成要因として「原風景」に着目し,大学生等89人を対象に 原風景画の作成と聞き取り調査を行い,個人の持つ原風景 の形成プロセスとその影響を調べた。調査結果から,環境 に配慮した行動に結びつく環境価値観を形成する原風景を明らかにし,そのような原風景の形成に寄与するための環境教育プログラムのあり方を検討した。得られた成果は以下の通りである。(1)生まれ育った自然が「豊か」な人ほど日常空間(遊び場,通学路,自宅周辺など)を原風景とした人が多かった。(2)原風景には主に小学校時代と大学時代の2つの形成時期がみられた。(3)小学校時代は日常空間が,大学時代は非日常空間(旅行先など)が原風景となりやすいことがわかった。(4)57%の人が人格形成や進路などに原風景が影響していた。
キーワード:原風景,環境価値観,環境教育
【...近くの川では中学生になるまで毎年のように家族とホタルを見に行っていたという。しかし中学生のころに台風の被害があったため川の工事が行われ,それが直接的な原因かはわからないがホタルの数が激減し,慣れ親しんだ自分の好きな風景が変貌してしまったことが印象に残る理由だと語った...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 昆虫リテラシー向上のための基礎資料―展覧会「神戸元町・夏の昆虫館」における展示標本への人気投票から見た,男女別,年齢層別の昆虫の好み― 八木剛 きべりはむし (兵庫昆虫同好会) 32(2): 26-37(2010) ==> [本文PDF]
要旨:2009年8月に神戸市中央区で開催された昆虫展覧会「神戸元町•夏の昆虫館」における「兵庫の昆虫べスト10 !」のコーナ一で,264種271点の昆虫標本を体色に分けて展示し,これらを選択肢とした人気投票を行った.このうち124種に対して279人から831票の投票があり,分類群ごとに見ると,女性は年齢を問わずチョウを好み,男性はとくに低年齢児童においてカブトムシ,クワガタムシ,セミを好んでいた.年齢の上昇とともに好まれる昆虫は変化し,かつ多様化していたが,大人の男女では好みの傾向が似通っていた.男女とも低年齢層ほど大型の昆虫を好んでいたが,各年齢層を通して,女性は寒色系,男性は黒色,暖色系の昆虫を好んでいた.色分け展示と人気投票によって,一般にはなじみのない種を含む多様な昆虫に目を向けてもらうことができた.
【...あらかじめ登録されたモニターに対して実施したアンケート調査では,好きな昆虫としてホタルが ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 場所名詞の題目化 堀川智也 大阪大学世界言語研究センター論集.3: 191-206 (2010) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...に意味がずれこんでいくからである。この違いは次の例の比較をすればよくわかる。 (39)土手付近は,無数のホタルが飛んでいる。(40)土手付近は,一匹のホタルが飛んでいる。動作主が数えらないくらい多数になると一つ一つの動作の個別性が捨象され ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2010年] 自動詞文と他動詞文の同義表現についての日中対照研究 許永新 東京大学言語学論集 (東京大学大学院人文社会系研究科・文学部言語学研究室) 30: 255-277 (2010.9.30) ==> [本文PDF]
要旨:本稿では,コーパスの実例を挙げながら日本語と中国語における自励詞文と他動詞文の同義表現を分析する。これらの構文の勘作主は受影勘作主と特徴づけることができ,そして,非意図的人間と自然の力という二つの場合に分けられることを示す。さらに,これらの非典型的動作主は,[-Volition],[土Action], [+Affected]という共通する意味特徴を持っていることを明らかにする。
【...(11) 夏の夜の楽しみの一つホタル狩りのシーズン。身近なところで見られたホタルが姿を消したのはいつごろだったのであろう。(中略)環境の悪化で,一時各地でホタルの姿が消えたが,最近は保護活動のおかげで徐々に復活しつつある。(毎日2001/07/15)
 (11)の「姿を消す」と「姿が消える」という表現はそれぞれ言い換え可能であり,意味的にもほとんど変わらない。ただし,言い換える場合は,格を交替させる必要がある。具体的には,「ホタルが姿を消した」を「ホタルの姿が消えた」に,「ホタルの姿が消えた」を「ホタルが姿を消した」に,それぞれ言い換える必要がある。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2009年] 形式名詞「mono」與「koto」 ―以包含「mono」「koto」的述語句為中心― 范佩佩 中国・國立政治大學 日本語文學系 學位論文,101 pp.(2009) ==> [本文(日本語)PDF]
【要旨 略】
【...(9') 麦の収穫期には、夕方からホタルが乱舞し、追いかけた。一方、「-ルコトガアッタ」と「-タコトガアル」で表される経験は、.....】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年]
(内容未確認)
『源氏物語』の動物の一考察 村松正明 日本文化学報 (韓国日本文化学会) 39: (2008) ==> [要旨PDF]
要旨:『源氏物語』には四つの卷名に動物が用いられており、本文には樣樣な動物が登場する。これら動物は、植物と同じく、場面の情趣を釀し出す重要な要素となっており、作中人物たちの心情にも影響を與えつつ、彼らの心情を象徵的に表している。本稿では、動物が登場する場面の中でも、特に、人が動物へ、或いは動物が人へと變貌したように讀みとれる場面として、若紫卷の紫の君と雀、若菜上卷の女三の宮と唐猫について、それに夕顔卷の夕顔と狐、手習卷の浮舟と狐についても考察した。若紫卷では、紫の君と雀が同化したかのように描かれており、しかも雀を、紫の君が變貌したものとして見ると、紫の君が置かれている現況や、後の紫の君が二條院に迎えられる事件などを比喩的に暗示していると讀める。また若菜上卷では、唐猫が物語を展開させる契機となっているばかりではなく、女三の宮と唐猫が同化したかのごとく描かれており、しかも唐猫を、女三の宮が變貌したものとして見ると、先の六條院を謠さぶった女三の宮の降嫁事件や、柏木との密通事件など、後に起こる事件をも暗示していると讀める。夕顔卷では、あたかもお互いが狐に成ったかのように、光源氏も夕顔も相手を化かしつつ逢Pを續け、光源氏は夕顔の死を、狐の仕業ではないかと疑う。また手習卷では、僧都一行は、初めは浮舟を狐の變化ではないかと疑うが、それが人間であると分かるや、狐がだまして連れてきたのだと思う。物語作者は、何れの場面においても、狐が出現しそうな妖しい雰圍氣作りを入念に行なっている。
【...『源氏物語』には「空蝉」や「胡蝶」のように、巻名として動物が用いられており、本文には、 馬 猫 狐 鹿などの獣類や、鴬 雁 時鳥 雀などの鳥類、それに蛍 蝶 蜩 鈴虫などの ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 雑木林の思想と文化 角田巖 生活科学研究 (文教大学生活科学研究所) 30: 147-154 (2008) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...都の西多摩郡五日市(現あきるの市)においても、横入沢地区のJR東海による市街化計画が起こされた。この地区は谷戸地形が残る雑木林で、ホタルや都 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2008年] 生活者の印象による水辺GES環境評価 萩原良巳,萩原清子,松島フィオナ,柴田翔,河野真典,松島敏和 京都大学防災研究所年報 51(B): 675-694 (2008) ==> [本文PDF]
要旨:本研究は生活者によるメタ•アクタレベルの参加を把握し水辺環境評価システムを構築することを目的としている。生活者の印象がひとつの総合的環境評価指標となりうることに着目し,印象による水辺環境評価システムを提案する。その有用性を実証するため,まず季節と場所を考慮し,水辺の時空間の個性と多様性を表現し,印象がどのようなGES環境項目によって構成されているかを明らかにする。次に,エコ環境項目のうち特にツバメと水鳥に着目して,それらの印象に対する影響度合いを明らかにする。最後に,上下流地域の比較考察を行い,印象構成項目とGES環境項目の関連から各地域の特性を明らかにし,それぞれの水辺像を明らかにする。
キ一ワ一ド:印象,水辺環境評価システム,GES環境,クラメールの関連係数,因子分析
【...さらに,隣接する河川敷の人工水路のみそそぎ 川では梅雨時にホタル観賞ができるという ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 代表表記による自然言語リソースの整備 岡部浩司 東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士論文,36 pp. (2007) ==> [本文PDF]
概要:日本語には送り仮名の違いや漢字表記とかな表記の違いなど,様々な表記揺れが存在する.計算機がこれらの表記揺れを同じ語だと理解するために,形態素解析器JUMANでは代表表記によって表記揺れをまとめている.しかし,構文解析で用いるシソーラスや格フレームといった自然言語リソースには表記揺れが混在して記載されており,そのまま用いて解析を行うと表記揺れによって適切なマッチングが行えず,正しい解析を行えないという問題があった.本研究では,それらの自然言語リソースを代表表記を用いて整備し,リソース中の表記揺れの解消を行った.
【...代表表記とは,各語に対して与えられたIDであり,同一の語の表記揺れには同一の代表表記が与えられているため,互いに表記揺れであることが分かる.代表表記は,代表的な表記とその読みのペアで表される.例えば「蛍」,「ほたる」,「ホタル」の代表表記は全て同一であり,「蛍/ほたる」のように表現する....
 また,「蛍」と「ホタル」は同一のものを指す表記バリエーションであり,同じ代表表記「蛍/ほたる」を与えられるが,「円陣」と「エンジン」は異なるものを指す語のため,それぞれ「円陣/えんじん」と「エンジン/えんじん」という異なる代表表記が与えられるよう考慮されている...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] 文献からみた“村上美佐男のホタルを通しての自然観” 村上伸茲 全国ホタル研究会誌 40: 1-3 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2007年] デジタル時代のホタル撮影 村上光正・江藤正義・山口茂六・木下一成 全国ホタル研究会誌 40: 14-18 (2007)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] ホタルの光と人の感性について--生物情報に基づいた光音相互変換システムの開発と福祉応用 稲垣照美,安達政伸,阿部宣男 感性工学研究論文集 (日本感性工学会) 6(1): 61-71 (2005) ==> [本文PDF]
Abstract: The fantastic light of firefly,which keeps fascinating the heart of Japanese from ancient time,and the ecosystem are taken up as one of cure fields being benefit from the nature.In this study,from the viewpoints of semantic differentials and engineering,we focused on the light of firefly,and we examined whether it causes the human spirit any effects or not.We further developed the light and sound mutual conversion system based on biological information for welfare utilizations.It was possible to find for welfare utilizations that there is the high possibility that a sufficient cure effect exists in the light a nd the sound mutually converted by the developed system.This research is the first basic trial turned to the creation of cure space for h ospices and welfare facilities.
Keywords: Firefly,Kansei,Welfare utilization,Bell-ring cricket,Luminescence,Sound
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2005年] 動詞「信じる」とその周辺 高橋圭介 言葉と文化 (名古屋大学大学院 国際言語文化研究科) 6: 141-157 (2005) ==> [本文PDF]
キーワード:「信じる」、思考動詞、類義語、多義語、比喩
【..ここ では、引用節を 伴う例を観察することにより、「信じる」の基本的な意味を引き出したい。以下に例を挙げる(尚、実例中の下線は引用者によるものである)。4 街中のとても小さな川ですが、一日も早くきれいな川にもどってほしいです。いつか、ホタルが飛ぶ ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] SD 法を用いた河川のイメージ分析 坪井直央,吉越昭久 立命館地理学 (立命館地理学会) 16: 143-152 (2004) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...人工的でない、素朴、山の風景との調和、親しみ、趣、静か、空気、魚、人が少ない、緑、ホタルなど 嫌いな点(高野川) 河川敷が狭い...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2004年] 格助詞「へ」に見る近未来都市 杉村泰 言語文化研究叢書 (名古屋大学大学院・国際言語文化研究科) 3: 49-64 (2004) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...その動きの向かう〈方向〉を表している。例えば、(18a)を見ると飛 んでいくホタルの姿が想像されるのに対し、(18b)を見るとホタルが同じ位置 で飛び回っている姿が想像される。同様に(19)(20)でも、「へ」を使うと「北」、 ...(18) a.ホタルが向こうへちらほら。b.ホタルが向こうにちらほら。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] ホタルの光と人の感性について--発光現象のゆらぎ特性 阿部宣男,稲垣照美,石川秀之,松井隆文,安久正紘 感性工学研究論文集 (日本感性工学会) 3(1): 35-44 (2003) ==> [本文PDF]
Abstract: Luminous patterns of firefly were experimentally investigated to evaluate the healing effect by using an appropriate statistical analysis and image processing.This study is for fabricating a hospice space by which people can be healed from many kinds of stress due to various modern human activities.It is revealed from a series of measurements that a1/fnfluctuation mode is included in the luminous pattern of firefly and that there is a possibility that the luminescence plays a significant role in healing people.Therefore,we have always been feeling that the luminescence is so attractive from ancient times.
Keywords: Firefly,1/fn fluctuation,Light emisshon pattern
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2003年] ホタルの光と人の感性について--感性情報計測と福祉応用 阿部宣男,稲垣照美,木村尚美,松井隆文 感性工学研究論文集 (日本感性工学会) 3(2): 41-50 (2003) ==> [本文PDF]
Abstract: The fantastic light of firefly,which keeps fascinating the heart of Japanese from ancient time,and the ecosystem,are taken up as one of cure fields being benefit from the nature.In this study,from the viewpoints of semantic differentials and engineering,we focused on the light of firefly,and we examined whether they cause the human spirit any effects or not.It was possible to find for welfare utilizations that there is the high possibility that a sufficient cure effect exists in the light emission pattern of firefly and the ecosystem.This research is the first basic trial turned to the creation of cure space for hospices and welfare facilities,which utilize the firefly and the mini ecosystem artificially modeled in an enclosure.
Keywords: Firefly,Kansei,Welfare utilization
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 沖縄島南部域を中心とした動植物方言調査項目について 当山昌直 史料編集室紀要 (沖縄県教育委員会) 27: 141-186 (2002-03-26) ==> [本文PDF]
【...760 ほたる (蛍) ジーナ- ジンジン チ-ンチ- テントクー ヒ-チャーヤー...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] イメージで教える日本語の格助詞 杉村泰 言語文化研究叢書 (名古屋大学大学院・国際言語文化研究科) 1: 39-55 (2002) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...また、次の表現を比較すると、「へ」の場合はホタルが向こうへ飛んでいく様子がイメージされるのに対し、「に」の場合はそうした経路や方向性は感じられず、ホタルはすでに向こうにいるイメージとなる。 (18) a.ホタルが向こうへちらほら。 ...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2002年] 瀬戸歳時記による陶磁器デザイン 矢野強,長谷川恵子,生浦京子 愛知県産業技術研究所研究報告,2002年,4 pp.(2002) ==> [本文PDF]
要旨:2005年に開催される国際博覧会に向けて、瀬戸産地の陶磁器のイメージ向上と新製品開発を目的にデザインを行った。日常生活用品があふれると言われる中で、特徴のある製品が求められている。今回は、食器の中に四季折々の歳時記を取込み、祭事などの特別な日を楽しむ食器として、弁当箱をテーマに取り上げた。形状は楕円形、亀甲形、まゆ形、扇形の弁当箱を基本に箸置と茶器を組み合わせセットにした。表面模様とノベルティ感覚の箸置により、歳時記の雰囲気を作り出した。また、製造技術面からは、白磁素地を使用して瀬戸地域の得意とする圧力鋳込成形と排泥鋳込成形を用いて産地特性を生かした商品開発を行った。
【...実生活から感じがたいが、里山に囲まれた本地域ではそれらが実感できる環境が残っている。周りの野山には、シデコブシ、ハルリンドウ、山桜、タンポポ、スミレが咲き、沢ガニやハッチョウトンボ、ホタル等を身近に見ることができる。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] ニホンコウノトリの保護と観光の可能性 周達生 大阪明浄大学紀要開学記念特別号,41-55 (2000) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...マレー語のホタルは,「api−api」でもよいが,スランゴールのは「kelip−kelip」のほうで呼んでいる。どちらも総称にしかすぎないが,そこで見ることのできるホタルは,学名をPteroptyx malaccaeという種で,翅鞘は赤茶色のものである。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[2000年] ホタルのデザイン調査: 発光の表現に注目して 梶田博司 デザイン学研究 研究発表大会概要集 (日本デザイン学会) 47: 48-49 (2000) ==> [本文PDF]
Abstract: Animals are often drawn for expression of seasonal feeling and a firefly is the lpresentative one in early summerin Japan.The most characteristic of this insect the glow.It is easy to enjoy the show of glow,but difficult to express it realistically.So I gathered up articles concemed with firefly and examined how to represent I will report item by item; historical materials food stuff,tableware,living goods,ornaments and the rest.
Key Word: Design,Firefly,Glow
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] [羽根田弥太元会長を追悼して] 羽根田弥太元会長の足跡 全国ホタル研究会事務局 全国ホタル研究大会 28: 1-2 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] [羽根田弥太元会長を追悼して] 羽根田弥太先生を偲んで 大場信義 全国ホタル研究大会 28: 2-3 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] [羽根田弥太元会長を追悼して] 追悼の言葉 浅田義邦 全国ホタル研究大会 28: 3-4 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] [羽根田弥太元会長を追悼して] 羽根田先生を偲んで 後藤好正 全国ホタル研究大会 28: 4-5 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] [羽根田弥太元会長を追悼して] 羽根田先生の思い出 勝野重美 全国ホタル研究大会 28: 5 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] [羽根田弥太元会長を追悼して] 思い出をご霊前に捧ぐ 竹内重信 全国ホタル研究大会 28: 5-7 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] [羽根田弥太元会長を追悼して] 発光生物の話 羽根田弥太 全国ホタル研究大会 28: 8-10 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1995年] ホタルと自然保護 宮下衛 全国ホタル研究大会 28: 39-43 (1995)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1994年] ホタルが生息する意味について 宮下衛 全国ホタル研究大会 27: 33 (1994)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] 季節感「夏」について -季節の移り変わりを何から感じとるか 佐藤勝洋 岩手大学教育学部附属教育実践研究指導センター研究紀要 2: 157−173 (1992) ==> [本文PDF]
要旨:中学校理科の「天気の変化」という単元では,気象現象や季節の変化を扱う。単元に入る前に生徒たちに,気象現象について関心を向けさせることを目的として「天気日記」なるものをつけさせた。冬休みの2週間,その日その日の天気や気象に関したことをさがして,10行程度で記録する。天気や気象に関係していることならどんなことでもよい,という条件にした。 「天気日記」で取り上げられていた対象は様々で,広範にわたっていた。このことに着目して,生徒(人々)は「季節の変わり目をどんなことから感じとるのか?」ということを調べた。今回はその中から,「夏」の季節感について述べてみたい。
キーワード:季節の変化,季節感,自然現象,人為的現象
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1992年] ホタルから自然保護へ 宮下衛 全国ホタル研究大会 25: 16-17 (1992)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1989年] [シンポジウム] これからの研究とその進めかたについて 全国ホタル研究会 全国ホタル研究大会 22: 18-19 (1989)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] 高野辰之の童謡論 宇津恭子 清泉女学院短期大学研究紀要 5: 37-46 (1987) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...次に童謡論をみる。まず,童謡が「児童の共鳴謝謡によって成立」 している事実を,全国各地に流布した蛍の うたを例にあげて説明している。...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1987年] [創立20周年記念特集] 研究大会20年の歩み 全国ホタル研究会 全国ホタル研究大会 20: 16-17 (1987)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1984年] 英国における絵本の歴史 (2) 高橋裕子 東京家政大学研究紀要 24(1): 81-89 (1984) ==> [本文PDF]
【まとめ 略】
【...アリ,ブヨ,トソボ,ガ,スズメバチ,ジガバチ,ヤマネ,モグラ,でんでん虫,ミツバチ,カタツムリ,ツチボタル,が順々に集まって,樫の木の下の草むらで,キ ノコのテーブルにすいばの葉っぱのテーブルクロスをかけて,夕食会とダンスの会を開き,夕方になってまた帰 って行くという,...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] ホタルの夜間撮影について 萩原弘 全国ホタル研究大会 15: 10 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] 最近5か年の研究動向:研究発表から 遊磨正秀 全国ホタル研究大会 15: 14-16 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] 研究大会15年のあゆみ 全国ホタル研究会事務局 全国ホタル研究大会 15: 17 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] 蛍の集い15年を迎えて 岡忠夫 全国ホタル研究大会 15: 18 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] 設立当時を想う 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 15: 19 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] 事務局この8年 村上美佐男 全国ホタル研究大会 15: 20 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] 研究あれこれ 大場信義 全国ホタル研究大会 15: 21 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1982年] [創立15周年記念特集] この15年研究あれこれ 浅田義邦 全国ホタル研究大会 15: 22 (1982)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1981年] 仮名文字の読字学習における単語内の文字の位置効果 今井靖親 奈良教育大学教育研究所紀要 17: 101-106 (1981) ==> [本文PDF]
【要旨 略】
【...清音で2音節からなる4個の単語(「クマ」、「タコ」、「イス」、「ハナ」)を用い、最終の読みテストにおいては、上記の単語を構成している8個の 文字を用いた。また、3文字の単語を読む群、すなわち3LW群と3W群では、学習とテストの 際には、清音で3音節からなる4個の単語(「ホタル」、「トケイ」、「ヒヨコ」、「サクラ」)を用い...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1980年] 「エンディミオン」における映像のあり方 永井豊実 城西人文研究 (城西大学経済学会) 7: 133-154 (1980.1) ==> [本文PDF]
【要旨なし】
【...タべの別れの赤らみが次第に薄くなってゆぎ,昇るタ星(ずつ)波ぅち放つ おぼろな空に白銀を,その時星々 飛び立った,銀河をさして真直ぐに。かわいいイメージとしては,ホタルの飛び交う光がす一と走っていくのが日に And,while beneath the evening's sleepy,frown Glow-worms...】
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1978年] 研究討議の中から 村上美佐男 全国ホタル研究大会 11: 25-26 (1978)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:10年の歩み] ホタルの集い10年を顧みて 岡忠夫 全国ホタル研究大会 10: 8 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:10年の歩み] 研究大会10年の歩み 全国ほたる研究会 全国ホタル研究大会 10: 9 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1977年] [創立10周年記念特集:10年の歩み] 研究発表から 村上美佐男 全国ホタル研究大会 10: 10-12 (1977)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1975年] ホタルの写真撮影 藤井勝利 全国ホタル研究大会 8: 15 (1975)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1974年] 経過報告 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 7: 3-7 (1974)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] 経過報告 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 6: 3-5 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] 特別講演「ホタルと共に四十年」 原 志免太郎 全国ホタル研究大会 6: 6 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1973年] 講演「ホタルと私」 宮崎康平 全国ホタル研究大会 6: 7 (1973)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1972年] 経過報告 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 5: 3-5 (1972)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1972年] [体験発表(保護啓蒙活動の部)] 3.切手図案としてホタルの採用を申請したい 松田義則 全国ホタル研究大会 5: 9-11 (1972)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] 経過報告 西尾秋雄 全国ホタル研究大会 4: 3-4 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
[1971年] 特別講演 矢島 稔 全国ホタル研究大会 4: 6-9 (1971)  ==> [全国ホタル研究会HP]
   ==> このカテゴリのトップへ
 
   ==> 頁トップ   生態  遺伝  分布  発光  教育  保全活動  効用,その他